小児科
アレルギー治療や予防接種もできる小児科の「何でも屋」を目指します
当クリニックは、「子供にまつわることは何でも診療する」という意味を込めて、「小児科」と標榜しておりますが、その中には、よい意味での「何でも屋」でありたいという心がけも含めています。
その名に恥じぬよう、当クリニックでは、中耳炎のチェックや軽いけがの診察はもちろん、ぜんそくやアトピー性皮膚炎といったアレルギーの治療、水ぼうそうやはしかなどの定期接種(※1)、おたふくかぜやインフルエンザなどの任意接種(※2)、乳幼児健診(※1)など、小児科にかかわるさまざまな診療を行っています。視力スクリーニング検査も行っていますので、ご希望があればお知らせください。
当クリニックは、お子さまの定期接種に力を入れております。定期接種では定められた期間内にたくさんのワクチンを接種する必要があるため、スケジュール管理が難しいと感じる親御さまもいらっしゃることと思います。当クリニックでは、親御さまに代わって、定期接種のスケジューリングもいたします。万が一、接種時期がずれてしまっても、期間内にすべての接種が終えられるように、スケジュールを組むお手伝いをいたしますので、定期接種のスケジュール管理にお困りの際は遠慮なくご相談ください。また、不安なく予防接種を受けていただけるように、親御さまへのご説明もしっかりと行っています。
また、当クリニックでは、小児科に関する診察および検査には、ほぼ対応しております。学校の健診で気になることがあった場合、当クリニックに来ていただければ、その日の内に検査をしてできるだけ早く結果をお伝えできるように備えています。
お子さまの体調に関してご不安がある時や、一日でも早く検査結果を知りたいという方はどうぞご相談ください。
(※1)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
(※2)は自由診療です。料金表をご確認ください。
予防接種
子供に基礎疾患があるのですが、予防接種は受けられますか?
基礎疾患があるお子さまこそ、接種を受ける必要があると考えています。まずはご相談ください。
予防接種は、感染の防止のほかに感染時の軽症化、そして他者への感染を防ぐという目的があります。当クリニックでは、すべてのお子さまが接種することになる定期予防接種(※1)はもちろん、任意の予防接種(※2)も提供できるようにしております。
先天性心疾患やアレルギーなどの基本疾患があるために予防接種を受けさせないという親御さまは、多々見受けられます。しかし、基礎疾患があるお子さまは、感染のリスクが高くなるため、当クリニックでは基礎疾患のあるお子さまこそ、予防接種が大切になると考えております。
たとえ親御さまがご希望されても、基礎疾患があるお子さまへの予防接種はできないと断られた方も、当クリニックでは、対応可能な場合もございますので、遠慮なくお尋ねください。
(※1)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
(※2)は自由診療です。 料金表をご確認ください。
乳児後期健診
乳児後期健診はいつ受けるのがいいのでしょうか?
満10カ月をめどに健診を受けるようにご案内しています。
生後9カ月から1歳未満の乳児が受診する乳児後期健診(※)ですが、当クリニックでは、満10カ月での健診をご提案しております。
なぜ生後10カ月の段階での健診をすすめるのかというと、この時期が特にお子さまの成長度合いにばらつきがあるためです。
親御さまにとって、わが子の成長はうれしいものですが、成長の度合いを他のお子さまと比べて、遅れが見受けられると落ち込まれることも珍しくありません。しかし、実際にはそのほとんどは取り越し苦労なのです。健診を通じて、「この時期のお子さまは、成長にばらつきがあって当然」というご理解をしていただけると思います。
基本的に乳児後期健診は、「立って歩く」準備ができているかどうかを見極めるために行っています。身体の成長が、立って歩けるようにすすんでいるかどうかが重要であるからです。近年では、ハイハイをせず、いきなり立ち上がるお子さまも増えています。ハイハイ自体は、特に必要なものではないため、気にする必要はありません。
乳児後期健診を受診していただくことで、親御さまの「うちの子は成長が遅いかも?」という不安が軽減され、その後のお子さまの成長を落ち着いてじっくりと見守っていけるようになると考えています。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。
視力スクリーニング
動画を見ることが多いので、子供の目の健康状態に不安があります。
クリニック内で視力スクリーニング検査ができます。受診の際にご相談ください。
幼稚園や小学校などで行われる視力検査は、アルファベットのCを片目ずつ見て行う「ランドルト環」というものが一般です。しかし、この検査方法は小さなお子さまには不向きなのです。お子さまの中には、ボード上の記号を覚えてゲーム的に答えていることがあり、正しい結果が得られないことがあるからです。
そのため、当クリニックでは、専用機器を使用した視力スクリーニング検査を行っております。検査にかかる時間はほんの数秒で、しかもお子さまへの負担もありません。この検査により、近視や乱視といった視力障害のほか、斜視などのチェックも一通り行えます。3歳児健診までに受診していただくことで、早期治療につながります。
また、当クリニックでは、幼稚園や保育所の入園前健診(※)の中でも、ほとんどの場合視力スクリーニング検査を行っております。他のクリニックで健診を受けられた場合、視力に問題がありそうなお子さまは、眼鏡の必要性も含めて、あらためて眼科を受診するようにすすめられますが、小児科に加えて眼科にも行くとなると、時間がないという親御さまもいらっしゃいます。当クリニックならば、受診されたついでに視力検査を受けていただくことも可能です。
(※)は自由診療です。料金表をご確認ください。
慢性鼻炎
鼻がつまっていることが多いのですが鼻炎でしょうか?
慢性鼻炎の可能性があります。放置すると腹痛を起こす場合もあるので早めに受診ください。
小学生のお子さまなどが、腹痛を訴えて来院されることがあります。その腹痛の原因のひとつが「慢性鼻炎」です。これはお子さまだけでなく大人でもよく起きる症状です。
その腹痛は、急に痛み出したり、いつも痛かったりするわけではなく、思い出したようにたまに痛くなる程度の慢性的な腹痛のような症状です。
慢性鼻炎になると、鼻づまりで、鼻呼吸ではなく口呼吸になってしまいます。そのため、余計な空気を口から吸入してしまい、おなかにガスとしてたまってしまいます。これが原因となって腹痛につながるのです。
このような場合は、鼻炎の治療を行うことで症状が改善します。もちろん、腹痛を緩和するための胃腸薬なども処方しますが、基本的に原因となっている鼻炎を治療することですれば腹痛の症状も軽減することができます。
お子さまが寝ている時にいびきをかいているような場合、鼻炎を患っていることがあります。そのままにしておくと、腹痛につながることがあると鼻炎と腹痛の関係性をお伝えすると、驚かれる親御さまも多くいらっしゃいます。
小児ぜんそく
ぜんそくなので、走り回って遊んだりしない方がいいのでしょうか?
いいえ、症状は薬でコントロールしつつ、できるだけいつもの日常生活を送るようにしましょう。
現在は、「ぜんそく治療は生活の制限が出ないようにする」というのが標準的な指針となっています。正しいタイミングで治療することは、ガイドラインにも定められています。
咳(せき)が出るからといって、すべてがアレルギー性のぜんそくであるとは限りません。ぜんそくであるかどうかは、反復して症状が出るのか、呼吸障害はあるのかなど、あらゆる面から総合的に判断しています。当クリニックでは、初診でぜんそくという診断は下さず、最低でも1カ月以上は、患者さまの様子を見て判断しています。
治療薬は、飲み薬や吸入などを症状に応じて組み合わせながら提供しています。ただし、患者さまのご判断で薬を中断するということは、避けていただくようお願いしております。これまでも、「薬はなるべく使わないほうがいい」という患者さまのご家族の判断で、服薬を中止した結果、症状が悪化したケースもございます。
また、お子さまのぜんそくの発作を恐れるあまりに体育の授業を見学させる、日頃の運動も制限しているというご家庭もございます。しかし、これは間違った判断です。
当クリニックでは、「ぜんそくの症状は薬でコントロールし、可能な限りいつもの生活を送っていただくようにする」と考えております。症状に合わせて服薬を続けていただくことで、運動や日常生活の制限などをせず、お子さまが元気に遊んで毎日を過ごすことにつながります。治療薬の使用にご理解、ご了承をしていただきたいと思います。
アトピー性皮膚炎
ステロイドを使うことに抵抗があります。
ステロイドの使い方や副作用についてきちんと説明いたします。まずは肌の状態を整えていきましょう。
当クリニックは、アトピー性皮膚炎に対して「一度、症状を快方させ、健康な肌状態をそのまま保つ」を基本的な治療方針としています。
アトピー性皮膚炎に限らず、皮膚疾患は基本的に早期治療を行うことが重要です。患者さまの肌状態によって異なりますが、強めの薬を使用し、健康な肌状態に戻すことを目指します。その後、健康な肌状態を保つようにスキンケアを行うほうが、労力も少なく、症状のコントロールにつながります。
処方する塗り薬に関しても、ステロイドを使いたくないという親御さまがいらっしゃいますが、ステロイドの副作用についてご説明をして、ご納得していただくようにしています。ステロイドを避けて皮膚の悪い状態が長く続くほうが、身体的、精神的にも問題だと考えています。
肌が健康な状態に戻れば、あとは毎日のスキンケアです。季節によって塗り薬や塗り方などが変わりますので、定期的に通院して肌を診察します。
また、お渡しする薬、スキンケアは、親御さまが使いやすいかという点に対しても、当クリニックは考慮いたします。お子さまへの薬の塗布、スキンケアは親御さまが行うことが多いので、「親御さまが使いづらいものは長続きしない」という考えからです。
お出掛けの際や、お子さまを保育所や幼稚園に預けるという場合は、小さいチューブ型のもの、家で塗るのなら大きなボトルのもの、というように目的と状況に合わせて、容器の形状から使いやすさを考慮して処方します。
お子さまが一人で薬を塗布や管理をすることは難しいことです。お子さまの薬の使用や管理は、親御さまにお願いしています。親御さまに薬の必要性をご理解、ご納得していただくことで、毎日、薬を使用していただけると考え、当クリニックでは、治療内容、薬の用法のご説明に時間をかけております。ご質問、不明点があればお声がけください。
発熱診療
発熱があった際も、診療していただけますか?
はい。専用の診療時間を設けています。電話での予約が必要ですので、あらかじめご連絡ください。
当クリニックでは発熱症状のある患者さまのため、専用の診療時間を設けています。電話予約制となっているため、お手数ですがあらかじめご連絡ください。診療は特別な隔離室、または駐車場に停めたお車の中で行います。このように発熱以外の患者さまとは院内への動線や診療場所をしっかりと分けているため、感染症が不安な方も、気兼ねなくご来院いただけるかと思います。
発熱症状は新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザを始めとするほかの感染症状にも見られますので、診断結果に応じてお薬の処方など、症状に応じた治療を行ってまいります。
キッズクリニックやまもとの基本情報
診療科目 | 小児科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 おたふくかぜ予防接種 水痘・帯状疱疹予防接種 B型肝炎予防接種 乳幼児健診 |
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住所 |
大阪府豊中市新千里北町2-33-1
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アクセス |
※(1)阪急バス 北町2丁目停留所 下車徒歩約2分 駐車場有り(4台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
14:00~16:00は予防接種と乳幼児健診 |
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電話番号 |
06-6872-9595 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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待ち時間対策 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(4台) |
対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
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おすすめポイント
ポイント1
明るく広々としたキッズスペースがある小児科
お子さまがストレスを感じることなく院内で過ごせるような明るく広々としたキッズスペースが用意されています。歩けるようになる前のお子さまにも配慮された院内です。
ポイント2
隔離室での診察が可能。空気清浄システムも導入
空気清浄システムを導入し、こまめに換気しています。発熱しているお子さまは隔離室で診察していますので、感染症が気になる親御さまも気兼ねなく受診できます。
ポイント3
「北町2丁目停留所」徒歩約2分。駐車場4台
阪急バス「北町2丁目停留所」徒歩約2分、阪急バス「青山台2丁目停留所」徒歩約3分。駐車場4台分。駐輪場もあります。公共交通機関のほか車でも通院が可能です。