泌尿器科

悩みを抱え込まず、まずはご相談ください。
泌尿器科では、主に尿路および生殖器(男性)を主に扱う診療を行います。泌尿器のトラブルは、膀胱炎や尿漏れなどの悩みや性感染症のトラブル、前立腺癌や前立腺炎など、軽度のものから重症化するものまで様々です。一般的に恥ずかしいというイメージがある症状で来院される患者さまも多く、不快感を抱えたまま毎日を過ごす方もいらっしゃいます。患者さまには当院を通じ「早く受診すればよかった」「治療してスッキリした」と感じていただけることを目指し、お一人お一人の状態をしっかりヒアリングした上で、不快な症状の改善に向けて、患者様に寄り添いながらわかりやすい説明と診療を心掛けております。メリット・デメリットを含めて、患者さまのご要望に合わせた治療計画をご提案いたします。
前立腺癌
「早期発見。定期的な検診が必要です」
前立腺癌は高齢の男性を中心に当院でも増えてきておりますが、前立腺癌は他の癌と異なり、採血だけで早期発見と根治が可能です。また前立腺癌には、様々な治療方針がございますので充分理解して治療にあたる必要がございます。原因としては、脂質の摂取など、食生活等が影響する場合や、家族性に遺伝を介して発生すること言われております。
早期のものに対しては、放射線療法や手術療法が有用と考えており、条件を満たした場合は、経過観察を行うという選択肢がある場合がございます。
中には「健康診断などの尿検査で異常が分かり、泌尿器科で調べてみると癌だった」といったケースもございます。癌を発症していても、早期であれば自覚症状がない場合もあるので、定期的に健康診断を受けることが重要です。
尿失禁や尿漏れ
「QOLの向上を目指します」
尿失禁は、患者さまの意志に関係なくに尿をしたくない時や場所で漏れたり、尿が出てしまうことを言います。尿失禁は年齢が原因ではありません。綿密に原因を探り、対応する必要がございます。そして、患者さまのQOL(quality of life:生活の質)の向上を目指します。
実際には大きく4つに分けて考えることが出来ます。
尿失禁や尿もれは、人に相談しづらいために一人で悩みを抱えやすい傾向があります。 進行すると陰部に違和感が出たり、膣の出口に丸いもの(膀胱脱)が出てきたりしますので、早めに診断を受けましょう。
(腹圧性尿失禁)
女性特有の尿失禁でもある腹圧性尿失禁は、くしゃみをした時や笑った時、重い荷物を持ち上げるなど、お腹に力を入れた時に尿がもれる場合がございます。これは骨盤の底で内臓を支えている筋肉の力が低下したことで起こるため、骨盤底筋の筋力アップ(骨盤底筋体操)や薬物療法で治療を行います。また、手術療法にも対応しております。
(切迫性尿失禁)
“トイレに行きたい”と思った時にはもう間に合わないのが「切迫性尿失禁」です。膀胱の蓄尿機能(我慢する力)が低下して、尿意があったときに我慢できず失禁が出たり、知らないうちに失禁があったりする状態になります。多くの場合、膀胱の機能異常が原因と言われており、膀胱機能異常の場合は薬物療法が基本となります。薬物投与で副作用がでて問題になるときは、当院の場合、干渉低周波装置を行う場合もございます。
(溢流性尿失禁)
患者さまご自身で尿を出したいのに出ず、尿が少しずつ漏れ出てしまうのが溢流性(いつりゅうせい)尿失禁です。溢流性尿失禁は、膀胱の排尿障害が原因で、尿が膀胱にいっぱいになった状態からあふれ出ているもので、大変危険です。原因を取り除いても症状が続く場合も多く、そのような場合、間欠自己導尿で対応が必要となります。
(機能性尿失禁)
機能性尿失禁は、排尿機能は正常にもかかわらず、身体運動機能の低下や痴呆症状が原因で、トイレの場所や尿を出してよい場所かどうかの判断ができずに尿が出てしまう尿失禁です。薬物療法もある程度作用しますが、介護の力によって対応するのが本質的な改善策であると考えられます。
前立腺肥大症
「患者さまに合った治療を進めていきます」
50歳を過ぎた頃から増え始めるのが、前立腺肥大症という病気です。 残尿感や頻尿、尿の出にくさ、急な尿意などの症状があり、膀胱の下にある前立腺がどんどん大きくなって膀胱が圧迫されるせいで、排尿障害が起こります。排尿症状は、閉塞症状(尿が出にくい)と刺激症状(頻尿)があります。放っておくと肥大は徐々に進行して行きますが、早めに診療を受けることで悪化を止められます。実際の臨床現場では、症状の有無に加えて本人がどれくらい困っているかを考え合わせて治療法が選択されます。症状の程度によっては経過観察で無治療でも充分ですが、慢性的な閉塞状態が膀胱機能に影響を与える可能性もありますので充分注意を払う必要があります。治療法には、薬物療法、手術療法、その他の方法(温熱療法、ステント留置)があります。お薬もいろいろな種類がございますので、年齢、合併症有無、症状の強さなどお一人お一人の状態に適した使い分けをして治療をしていきます。
性器の悩み/ED(勃起障害)
性器の悩みは、お一人お一人それぞれに異なります。程度の差によって自己判断がしづらい場合がございます。包茎かもしれないと感じたら、一人で悩まずは受診することをおすすめします。包茎には、「仮性包茎」「真性包茎」「嵌頓(カントン)包茎」の3種類があり、状態に合わせた治療法(※)があります。
手術は真性包茎、包皮輪狭窄が強い仮性包茎、嵌頓包茎を起こした時および、包皮炎を繰り返す場合に行います。この状態のうち、嵌頓包茎や包皮輪狭窄を伴う真性包茎の場合で合併症があったりすると保険手術の適応となりますが、詳細な状態の把握はやはり診察してみないとわかりません。いつも包皮がかぶっていたり、先端の皮が陰茎を締め付けているような感覚があれば、早めの受診をお願いします。小児の包茎に関しましても、軟膏による保存的療法などがございます。お子さまの包茎が気になる場合などは、一度ご相談ください。
(※)は自由診療です。診療案内ページの料金表をご確認ください。
ED(勃起障害)
「最近、勃起しづらくなった」「硬さがなくなった」などの自覚がございましたら、ED(勃起障害・勃起不全)の疑いがございます。主に性交時に納得のいく勃起が得られないことが特徴で、勃起してもしばらくすると萎えてしまい、期待した硬さにならないような場合もEDです。EDは原因に適した治療(※)を行うことが大切なので、当院ではまず丁寧に問診を行います。”勃起のことが気になった段階”でご相談ください。ED治療は、現在内服薬が中心となりますが、場合によってはカウンセリングが重要な場合もございますし、外科処置が有効な場合もございます。当院にも毎日多くの方がお薬を取りに来られていますので、まずはお気軽にご相談ください。
(※)は自由診療です。診療案内ページの料金表をご確認ください。
松木泌尿器科医院の基本情報
診療科目 | 泌尿器科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
香川県高松市前田西町1080-7
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アクセス |
駐車場は当院敷地内と、道を挟んだ東側にもありますので、ご利用ください。 |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
休診日:木曜日(午後)・土曜日(午後)日曜日・祝祭日 |
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電話番号 |
087-847-1121 |
特徴・設備
設備 |
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駐車場 |
駐車場は当院敷地内と、道を挟んだ東側にもありますので、ご利用ください。 |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
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