整形外科

ブロック療法と理学療法を用いて、痛みの軽減を目指します
整形外科では、肩こりをはじめ腰痛、手足のしびれなど、脊椎に起因する症状をはじめ、股関節や膝関節などの関節の痛み、骨折や脱臼、捻挫などの外傷を取り扱っています。「日本整形外科学会認定 整形外科専門医」の資格を持つ院長のもと、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきついきょうさくしょう)、首の脊髄症など、神経疾患の痛みを抱える患者さまにも対応しています。
当院では、骨密度測定装置を備えており、骨粗しょう症の検査を行っております。受診当日に検査結果をお伝えすることが可能で、検査の結果によって、治療が必要と診断された場合には、薬物治療を行います。
関節リウマチは、手や足など全身の関節に、左右対称の腫れや痛みが生じるほか、手足のこわばり、全身のだるさ、発熱、しびれといった症状が現れる疾患です。当院では、抗リウマチ薬や生物学的製剤による治療を提供しています。
また、当院では交通事故治療にも力を入れています。エックス線撮影装置、超音波画像診断装置、MRIなどの検査機器を備え、さまざまな画像検査を行うことが可能です。「日本整形外科学会認定 整形外科専門医」である院長が診断を行い、理学療法士や柔道整復師によるリハビリテーションを提供しています。
特にご高齢の方の場合、痛みで安静にしているうちに、体力が落ちてしまうケースもあります。そこで当院では、ブロック療法や理学療法を用いて、早期に痛みを軽減し、なるべく早い段階で患者さまが運動療法に取り組めるよう注力しています。
整形外科に関するQ&A
ブロック療法
ブロック療法について、治療の頻度も含めて教えてください。

痛みが伝わる神経経路をブロックする治療方法です。痛みに応じて週に1~2回ほど治療します。
ブロック療法とは、神経痛、関節痛などの痛みを起こす神経や関節とその周辺に、局所麻酔薬および炎症を抑えるステロイド剤を注射して痛みを軽減する治療方法です。薬剤が神経に作用し、痛みの伝達経路を文字通りブロックすることによって血流がよくなり、筋肉の緊張を抑えて痛みを軽減させることが目的です。
治療の頻度は、患者さまの痛みに応じて週に1回か2回ほどです。予約なしでも受け付けておりますので、痛みにお悩みの方は気軽にご相談ください。
ブロック療法はどんな症状に対応していますか?
腰椎・頸椎椎間板ヘルニアや頭痛、足のつりなどさまざまな症状に対応しています。
当院では、さまざまな症状に合わせてブロック療法を行っています。腰椎椎間板ヘルニアなどの腰や下肢の痛みには、脊椎の外側にある硬膜外腔(こうまくがいくう)に薬液を注射する「硬膜外ブロック」や「神経根ブロック」を用います。また、頸椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんヘルニア)や頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)による頭痛・しびれなどには、喉仏の左右脇にある交感神経の集まりに注射する「星状神経節ブロック」を用います。
そのほか、足の痛みや血行障害、ふくらはぎなどの足のつりに対して用いる「浅腓骨神経ブロック(せんひこつしんけいブロック)」や、「椎間関節ブロック」「肩甲上神経ブロック」なども提供しています。
理学療法
理学療法ではどのような治療を行うのでしょうか?

複数の理学療法士が電気刺激や温熱などの機器を使用する物理療法によって痛みを緩和します。
当院には複数の理学療法士が在籍しており、患者さまとマンツーマンで理学療法を行っています。主な目的は、寝たきりにつながるケースもある廃用症候群を避けることです。具体的には、電気刺激や温熱、光線などの機器を使用する物理療法によって痛みを緩和していきます。
さらに、柔道整復師による柔整マッサージなど、患者さまの痛みやしびれを和らげ、血流を改善することに取り組み、日々の生活を過ごしやすくなるようサポートします。
骨粗しょう症
骨粗しょう症の検査や治療はできますか?

はい。骨密度を受診当日に検査し、必要な場合は原因に応じた薬物治療を行います。
骨粗しょう症とは、骨組織の強度の低下により、骨がもろくなる疾患です。特に閉経後の女性に多く、下肢のつけ根や手首、背骨などに骨折が起こるリスクが高くなります。当院は、受診当日に結果がわかる骨密度測定装置を備えており、検査の結果、治療が必要な場合、原因に応じた薬物治療を行います。
また、骨折されている方には、骨の形成を促進するPTH(副甲状腺ホルモン)製剤の注射を用いる場合もあります。加えて超音波検査(エコー検査)やMRI検査によって、骨折している部位や靭帯(じんたい)などの損傷についてもしっかり調べます。
リハビリテーション科

理学療法士・柔道整復師がリハビリテーションを提供します
リハビリテーションとは、加齢をはじめ疾病、事故、外傷などで失われた身体および精神の機能を取り戻すための訓練やケアです。当院には複数の理学療法士のほか、柔道整復師が常勤しています。まず医師が診察を行い、物理療法、理学療法、柔整マッサージ、訪問リハビリテーションなどさまざまなバリエーションの中から、患者さまお一人おひとりの症状やニーズに合ったリハビリテーションをご提案してまいります。
疼痛の緩和、創傷の治療のサポートなどを目的に、簡便にリハビリテーションを行いたいという方には、物理療法をおすすめしています。病気や怪我により低下した運動機能を、治療体操をはじめとする機能訓練によって改善を目指していくのが、理学療法です。理学療法士がマンツーマンでサポートしながら、関節の可動域の拡大、基本動作の改善などを目指します。
慢性的なこりや痛みの症状がある方に対しては、筋リラクゼーションを主とした柔整マッサージによるアプローチを提案しています。柔整マッサージは、順番制です。
また、通院が困難な方のためには、理学療法士がご自宅まで訪問し、身体機能の維持や日常生活の自立を目指したリハビリテーションのサポートを行う、訪問リハビリテーションを行っています。訪問リハビリテーションは、介護保険が適用となります。
幅広いニーズにお応えできるよう、さまざまなリハビリテーションのバリエーションをご用意しておりますのでまずはお気軽にご相談ください。
リウマチ科

早期発見・早期治療を重視。生物学的製剤などを用いて治療します
リウマチ(関節リウマチ)は関節内に慢性の炎症を生じる疾患であり、進行すると関節が破壊され、機能障害を引き起こします。そのため当院では、血液検査・MRI検査を用いてリウマチの早期発見に努め、同時に、抗リウマチ薬や生物学的製剤などによる早期治療に取り組んでいます。また、関節機能を維持するために理学療法も一緒に行います。
リウマチの発症例は幅広い年代に見られますが、特に30~40代の女性に多いとされています。起床時の身体のこわばりや、1カ月以上続く関節の痛みや腫れなど、自覚症状がある場合は、ぜひお早めにご相談ください。手術が必要な場合は、連携する医療機関へ紹介します。
笠井整形外科の基本情報
診療科目 | 整形外科 リハビリテーション科 リウマチ科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
神奈川県横浜市都筑区荏田南3-37-15 横浜青葉クリニックセンター1F地図
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アクセス |
東急バス 泉天ヶ谷公園入口停留所 下車徒歩約1分 駐車場あり(10台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 水曜・日曜・祝日 土曜診療
1 現金のみのお支払いとなります |
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電話番号 |
045-943-6555 |
特徴・設備
待合室 |
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待ち時間対策 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場あり(10台) |
専門医 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
院長は日本整形外科学会認定 整形外科専門医
ブロック療法、生物学的製剤についても研鑽を積み、「日本整形外科学会認定 整形外科専門医」の資格を有する院長が診断を行っています。
ポイント2
理学療法士、柔道整復師などが常勤
理学療法士、柔道整復師など専門分野を持つスタッフが常勤、痛みの改善をサポート。専門スタッフのバリエーションに富んだリハビリテーションが受けられます。
ポイント3
さまざまな感染予防対策が行われています
非接触体温計による検温が行われています。呼び出しシステムにより院外で待つことが可能です。施術ごとに器具やベッドが消毒され、空気清浄機も備えられています。