診療案内｜野中内科クリニック

胃内視鏡検査

胃内視鏡検査で工夫していることはありますか？

「経鼻内視鏡」を使った苦痛が少ない胃内視鏡検査を心がけています。


当クリニックの胃内視鏡検査では、「経鼻内視鏡（鼻から挿入するカメラ）」を使用しています。経鼻内視鏡は喉の奥にカメラが当たらないため、検査中に苦しさや嘔吐感を覚えにくいという特徴があります。また、麻酔を使わずに済むため、患者さまは胃の中の様子をモニターで確認しつつ、説明を受けることもできます。検査中に気になることがありましたら、その都度ご質問ください。

ピロリ菌

ピロリ菌に感染すると、どのような症状が現れるのでしょうか？

ピロリ菌に感染しているだけだと自覚症状はほとんど見られません。


ピロリ菌とは胃の粘膜に棲みつく細菌のことで、多くの場合は子どもの頃に感染しています。ピロリ菌に感染しているだけだと、ほとんどの場合、自覚症状は現れません。しかし、そのままの状態が続くと、慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因になってしまいます。そのため、検査によって「ピロリ菌の感染」の確認ができた場合は、除菌治療を受けた方がいいでしょう。

ピロリ菌の除菌治療までの流れを教えていただけますか？

まずは胃内視鏡検査を受けていただき、その後、必要があれば除菌治療を受けていただきます。


ピロリ菌の除菌治療の大まかな流れは、まずは胃内視鏡検査を受けていただき、慢性胃炎や十二指腸潰瘍などの有無を確認します。そして、異常が見つかった場合は「尿素呼気試験」を実施して、ピロリ菌感染の有無を調べます。検査の結果、ピロリ菌に感染していることが確認できたら、飲み薬による除菌治療を始めます。ただし、ピロリ菌に感染していても、当クリニックから無理に治療をすすめることはありません。患者さまのご要望をできる限り尊重させていただきますので、何でもご相談ください。

逆流性食道炎

どのような症状があれば逆流性食道炎が疑われますか？

胸やけ、胸痛、呑酸（どんさん）などの症状がある場合は、逆流性食道炎が疑われます。


逆流性食道炎の主な症状には、胸やけ、胸の痛み、呑酸（酸っぱい液体が口の中まで上がってくる症状）、咳、喉の違和感、声がれなどがあります。もしこれらの症状に心当たりがありましたら一度、ご来院いただければと思います。当クリニックでは基本的に問診で診断を付けますが、必要に応じて、胃内視鏡検査なども実施します。そして、逆流性食道炎と診断が付いた場合は、基本的に内服薬を使って治療をおこないます。

生活習慣病

生活習慣病の診察で、何か心がけていることはありますか？

患者さま一人ひとりに合わせた治療やアドバイスをおこなうようにしています。


生活習慣病は初期段階だとほとんど自覚症状が現れないため、患者さま自身の「治療に対する意識」がとても大切になります。そこで、当クリニックでは検査結果などを使いつつ、「治療による改善状況」や「将来的なリスク」などについても十分に説明させていただきます。また、治療では患者さまに合わせて、内服薬を処方したり、生活習慣の指導をしたりしています。健診などで異常を指摘された方は、お早めにご来院いただければと思います。