受診者一人ひとりへのフォローを重視する明石市の日本人間ドック学会機能評価認定施設
特定医療法人誠仁会「大久保病院健康管理センター」は、兵庫県明石市にある健診施設です。内科・外科などを診療科として備える総合病院・大久保病院の健診施設として2009年に開設された健康管理センターで人間ドックを提供し、地域の健康サポートを目標に掲げています。また当院は、日本人間ドック学会の「機能評価認定施設」です。それは、人間ドックに関する第三者評価の基準を満たしていることを意味します。
当院の人間ドックは、受診後の追跡調査をはじめとして、受診者一人ひとりに合わせたフォローに力を入れています。また、受診当日に結果が判明する項目に関しては、受診当日に結果を説明しています。働き盛りの世代をはじめ、なかなか人間ドックを受診する機会がない人や時間がない人への配慮です。年に1度は人間ドックを受診し、糖尿病や高血圧などの生活習慣病やがんリスクの早期発見に役立ててほしいと当院は考えています。
当院の人間ドックは、受診後の追跡調査をはじめとして、受診者一人ひとりに合わせたフォローに力を入れています。また、受診当日に結果が判明する項目に関しては、受診当日に結果を説明しています。働き盛りの世代をはじめ、なかなか人間ドックを受診する機会がない人や時間がない人への配慮です。年に1度は人間ドックを受診し、糖尿病や高血圧などの生活習慣病やがんリスクの早期発見に役立ててほしいと当院は考えています。
こだわり
日本人間ドック学会の推奨項目にもとづく2種の「1日人間ドック」
多忙な人や初めて受診する人に推奨される検査コース
大久保病院健康管理センターは、人間ドックのスタンダードな検査コースとして「1日人間ドック(胃透視)」 「1日人間ドック(胃カメラ)」を設定しています。日本人間ドック学会が推奨する日帰り人間ドックの検査項目に準拠した内容で、健康状態を総合的にチェックするコースです。検査時間は約2~3時間であり、けっして長くはないと当院は考えています。そのため、普段は忙しい人や初めて人間ドックを受診する人にもおすすめしたい検査コースです。
胃透視・胃カメラそれぞれの特徴/経口・経鼻の選択制
当院では、胃・食道・十二指腸(上部消化管)をチェックする検査項目(「胃透視」または「胃カメラ」)によって、1日人間ドックを2つの検査コースに分けています。胃透視(上部消化管X線検査)は、胃や食道の動きや形状を把握することに有用といわれています。いっぽう、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、臓器内部を直接撮影し、必要に応じてその場で組織を採取し検査することができます。また当院では胃カメラに関して、内視鏡を「(口から通す)経口方式」または「(鼻から通す)経鼻」のどちらにも、受診者の希望にもとづいて対応しています。
増加傾向の大腸がんリスクをCT検査で調べる「大腸がん検診」
体外から大腸内部の様子の3次元画像を得る検査
大久保病院健康管理センターは、人間ドックの検査コースとして「大腸がん検診」を提供しています。検査項目は、大腸3D-CT検査(CTC、CTコノグラフィ―、仮想大腸内視鏡検査などとも呼ばれます)です。空気より体内への吸収が早い炭酸ガスを肛門から注入して大腸を拡張させたうえで体外から大腸内部の様子をCT撮影し、3次元画像を得る検査です。その目的は、大腸がんをはじめ、大腸ポリープなどのリスクを見つけることにあります。
女性のがんの部位別死亡数で「大腸がん」は1位
日本における死因1位はがんであり、大腸がんによる死亡数は近年増加傾向にあります。厚生労働省の『人口動態統計(2017)』によると、がんの部位別死亡数は、肺がん、大腸がん、胃がんの順です(男性では、肺がん、胃がん、大腸がんの順、女性では、大腸がん、肺がん、すい臓がんの順)、男女ともに死亡数上位を占め、とくに女性の死亡数で1位のがんは大腸がんです。しかし、早期発見・早期治療により治癒の可能性も高いとされています。
受診時の配慮とともに受診後の追跡調査も含む人間ドックの意義
ワンフロアでほとんどの検査を提供し移動量低減に配慮
大久保病院健康管理センターは、人間ドックのほとんどの検査は、ワンフロアで提供しています。これは、受診者の移動量の低減への配慮です。また、人間ドックの受診者には、病院外来と別棟の健診センターで受診いただいています。これは、院内感染の可能性を低減することに有用であり、受診者の健康の維持・管理という人間ドック本来の目的に合致すると、当院では考えています。
「受診して終わり」とは考えず受診後フォローを重視
当院は、総合病院である大久保病院と連携しています。人間ドック受診の結果、要精密検査・要経過観察あるいは診療が必要となった場合はスムーズな移行に努めています。また、他医療機関への紹介にも対応しています。さらに当院は、要精密検査や要経過観察となった受診者への追跡調査を行い、受診後のフォローも続けています。結果によっては独自のコースを設定し、フォローアップを対象とした検査もすすめています。当院は人間ドックについて、「受診して終わり」とは考えません。受診後フォローやその後の定期受診、万が一の場合の診療移行も含めて、人間ドックと考えています。
判明する検査結果については受診当日に説明し、後日の質問にも対応
画像検査の読影は医師2名によるダブルチェック
大久保病院健康管理センターは、画像検査に関して医師2名が読影にあたる体制です。また、受診当日に判明する結果については当日に説明を行います。そして、受診者一人ひとりに合わせて結果を説明することを通じて、受診者が納得できるよう努めています。大腸3D-CT検査を含む総合的な検査結果は後日郵送になりますが、結果に関する質問についてはいつでも対応するように努めています。
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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8:45~11:45 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 休 | 休 |
16:45~18:45 | ● | ● | ● | ● | ● | 休 | 休 |
医師・スタッフ
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センター長:山本 勇造 先生センター長の山本です。
末永く健やかな生活を送るためにも、ぜひ当院の人間ドックをお役立てください。【略歴】1964年 神戸大学医学部 卒業
1965年 神戸大学医学部 入局
1972年 国立篠山病院 勤務
1976年 大久保病院 院長就任
2009年 大久保病院健康管理センター センター長就任
2012年 大久保病院 名誉院長就任
写真
特徴・設備
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駐車場 |
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支払い方法 |
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