糖尿病内科
患者さまの血糖状況や生活スタイルに応じた治療をご提案いたします
糖尿病は、国民病とも言われ、生活習慣病を代表する病気の一つです。初期症状がほとんどなく、放置してしまうと神経・目・腎臓などにさまざまな合併症を引き起こす可能性があるため、しっかりと治療をして血糖コントロールを図ることが大切です。
1型糖尿病と2型糖尿病に大きく分類され、日本人のほとんどは体質や生活習慣の乱れが主な原因となる2型糖尿病と言われています。当院では、「日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医」が、お一人おひとりの血糖状況や生活スタイルに応じた治療を提供しております。
診療では、まずは血液検査により血糖値とHbA1c(過去1~2カ月前の血糖値の平均)を確認し、診断します。必要に応じて、ジュースを飲んで血糖値の変化を確認する「75gブドウ糖負荷試験」などの検査を行い、より詳しく血糖状況を調べます。治療については、食事療法と運動療法を基本とし、食事療法では、管理栄養士による栄養指導も行っています。それだけでは血糖コントロールが難しい場合は、薬物療法をご提案しています。
のどのかわき、体重の減少、倦怠感、尿の回数や量が多い、足がつる・しびれる、目がかすむ、傷が治りにくいといった症状がある場合は、糖尿病の可能性があります。こうした症状のほか、健診で高血糖や糖尿病の兆候を指摘された方、妊娠糖尿病を指摘された方などは、お早めにご相談ください。
内科

生活習慣病と甲状腺疾患の診療に注力。内科疾患全般に対応いたします
内科では、発熱、頭痛、咳、腹痛、下痢、便秘、食欲不振、倦怠感、鼻水、くしゃみ、喘息、花粉症、鼻炎、睡眠中のいびきなど、日常生活でよく見られる疾患・症状を診療しています。当院には「日本内分泌学会認定 内分泌代謝科専門医」が在籍しておりますので、糖尿病・脂質異常症・高血圧症・高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病や甲状腺疾患に対し、専門的な診療が可能です。
誠実な診療と患者さまに納得していただける医療の提供を目指しています。症状に応じて必要な検査を行い、内服薬などについても丁寧にご説明するよう努めています。お悩みの症状がありましたら、どうぞご相談ください。
生活習慣病
健診で数値の異常を指摘されました。受診したほうがいいですか?
はい。生活習慣病は放置すると心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクを高めます。早めに受診しましょう。
当院では、糖尿病、肥満症、脂質異常症、高血圧症、高尿酸血症(痛風など)をはじめとする生活習慣病の診断・治療を行っています。生活習慣病は、放置してしまうと動脈硬化を進行させ、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの重篤な疾患を引き起こす可能性があるため、早めに対策を講ずることが重要です。
疾患に応じて、お身体の状態を詳しく調べるための各種検査をご提案いたします。当院では、頸動脈超音波検査にも対応し、動脈硬化の進行状況を見ながら治療を進めることが可能です。生活習慣病の治療法は、食事療法・運動療法・薬物療法があります。患者さまの病状や生活スタイルに合わせ、無理なく継続していただける治療の提供を心がけています。
甲状腺
首のあたりが腫れているのですが、何かの病気でしょうか?
甲状腺ホルモンに異常をきたしている可能性があります。まずは診察と検査を受けましょう。
のどぼとけの下には、甲状腺という小さな臓器があります。甲状腺は、身体の代謝に関わる甲状腺ホルモンを作り、甲状腺ホルモンの分泌が過剰もしくは不足することにより、首の腫れ、動悸(どうき)、多汗、手のふるえ、息切れ、体重減少、倦怠感、むくみ、便秘といった多岐にわたる症状が現れます。甲状腺の病気は、20代から40代の若い女性に多く見られ、甲状腺機能の異常は不妊症の原因にもなるため、特に女性は注意が必要です。
甲状腺ホルモンが過剰になると、バセドウ病、亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎などを発症する恐れがあります。甲状腺ホルモンが低下する病気としては、橋本病(慢性甲状腺炎)や甲状腺腫瘍があります。甲状腺の病気が疑われる症状がある場合は、超音波検査により原因をお調べし、検査結果は当日にご説明いたします。
睡眠時無呼吸症候群
家族から眠っている時に呼吸が止まっていると指摘されました。
睡眠時無呼吸症候群が疑われます。心筋梗塞や脳卒中の原因ともなるため、早めにご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群は、就寝中に呼吸が止まってしまう病気であり、放置してしまうと心筋梗塞や脳卒中を発症するリスクを高めます。当院では、検査機器をお貸しし、ご自宅で行っていただける簡易検査に対応しています。簡易検査は、就寝時に手の指や鼻の下にセンサーをつけていただき、寝ている間のいびきや呼吸の状態を調べる検査となります。入院検査でより詳しい診断が必要と判断した場合は、連携している医療機関にご紹介いたします。
治療が必要な場合は、CPAP療法(持続的気道陽圧療法)を行います。就寝時にマスクを装着していただき、気道に空気を送ることで気道を広げる治療法です。大学病院や総合病院などですでにCPAP療法を行っており、重症でない方には当院での継続治療が可能です。
「いびきをかく」「寝ている間に呼吸が止まる」「夜中に何度も目が覚める」「朝起きた時に頭痛がする」「すっきり起きられない」「日中に強い眠気やだるさがある」「疲れが取れない」といった症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますので、放置せずに一度検査を受けましょう。
小児科
お子さまによく見られる症状の診療から子育ての相談まで幅広く対応
小児科では、「日本小児科学会認定 小児科専門医」が、お子さまの急な発熱やかぜなどの感染症、アレルギー性疾患、皮膚の症状(かゆみや乾燥症、乳児湿疹、あせも、水いぼなど)、夜尿症(おねしょ)といった小児科全般の診療を行っています。また、授乳や育児、お子さまの発達に関するご相談も承っております。
診察の結果や治療方針については、お子さまにも親御さまにもわかりやすくご説明するよう努めています。必要に応じて、基幹病院などの連携している医療機関へのご紹介も可能です。
感染症
子どもが熱を出し、感染症が心配です。診てもらえますか?
はい。感染症の検査に対応しており、検査結果は当日にお伝えすることが可能です。
お子さまのかぜ、胃腸炎、とびひ、軽い中耳炎などの感染症の診断・治療に対応しています。当院では、インフルエンザ、溶連菌、RSウイルス、アデノウイルス、ヒトメタニューモウイルスなどの検査も可能です。検査結果は当日にお伝えすることができます。お子さまに感染症が疑われる症状がありましたら、お早めにご相談ください。
アレルギー疾患
アレルギーに関わる病気の診療内容について教えてください。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の治療に対応しているほか、舌下免疫療法のご提案も可能です。
小児科では、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、喘息、花粉症などのアレルギー疾患を診療しています。5歳以上のお子さまを対象に、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法も行っています。舌下免疫療法とは、アレルゲン(アレルギーの原因物質)を徐々に身体に慣れさせ、根本的な体質を変えることで症状の緩和が期待できる治療法です。
スギ花粉またはダニのアレルゲンを含む治療薬を1日1回、長期間継続して服用していただきます。服用方法としては、舌の下に免疫治療薬を置き、2分後に飲みこみます。副作用が出る場合もありますので、初回は経過を見るために院内で服用していただき、服用後30分は待合室でお待ちいただきます。2日目以降は、ご自宅で服用していただけます。アレルギーによるくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみでお悩みの場合は一度ご相談ください。
夜尿症・小児便秘
子どものおねしょや便秘についても相談できますか?
はい。生活指導やお薬による治療を行っていますので、どうぞご相談ください。
5歳を過ぎても、週に2〜3回のおねしょが3カ月以上続く場合は、夜尿症と診断されます。夜尿症には、就寝中にトイレに行くよう無理に起こさない、夕方以降の水分の摂取量を制限する、膀胱に尿をためる排尿抑制訓練などの生活指導を行います。それでも良い経過が得られない場合は、薬物療法などをご提案いたします。
お子さまの便秘は、結腸が長い、腸の動きが悪い、腸が多くの水分を吸収してしまうなどのさまざまな原因が考えられます。治療は、かん腸や便を軟らかくする薬、腸の調子を整える薬を処方し、排便の習慣ができるまで様子を見ていきます。お子さまの排便が2~3日以上ない場合は、一度診察を受けましょう。
アレルギー科

アレルギーが疑われる症状がありましたらご相談ください
アレルギー科では、アレルギー性鼻炎(花粉症)を中心としたアレルギー疾患の治療を行っています。アレルギー疾患は、アレルギーの原因となる物質をしっかりと特定し、原因に添った治療を行うことが大切です。アレルギーの症状でお困りの場合はご相談ください。
アレルギー性鼻炎
花粉の時期ではないのに鼻水や鼻づまりでつらいです。
季節性アレルギー性鼻炎以外にも、ハウスダストなどによる通年性アレルギー性鼻炎があります。
アレルギー性鼻炎は、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが、体内の免疫システムを刺激し、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が起こります。アレルギー性鼻炎には、花粉が原因で起こる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」と、ハウスダスト(ダニ)やカビ、ペットの毛などが原因となり、季節に関係なく起こる「通年性アレルギー性鼻炎」があります。スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎の方には、根本的な体質を変えることを目指した舌下免疫療法のご提案が可能です。
脳神経内科

「日本神経学会認定 神経内科専門医」が頭痛や物忘れのご相談に対応
脳神経内科は、脳、脊髄、神経、筋肉に関わる病気を扱う診療科です。脳神経疾患の主な症状としては、頭痛、しびれ、めまい、ふらつく、しゃべりにくい、物が二重に見える、物忘れなどがあります。当院では、「日本神経学会認定 神経内科専門医」による診療を行っています。心配な症状がありましたら、まずはご相談いただけたらと思います。
頭痛
頻繁に起こる頭痛にはどのような原因が考えられますか?
明らかな脳病変がない機能性頭痛疾患のほか、くも膜下出血や脳腫瘍などの重篤な病気も考えらます。
頭痛の主な原因は、脳に明らかな病変がないものの慢性的に頭痛発作が起きる機能性頭痛(一次性頭痛)、くも膜下出血や脳腫瘍などが原因で起こる器質性頭痛疾患(二次性頭痛)の二つに分けられます。機能性頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛、群発性頭痛などがあります。
当院では、片頭痛を予防する注射薬などもご用意しています。頭痛は、くも膜下出血などの後遺症をもたらす病気が隠れていることも考えられるため、医師の診察を受けて原因を特定し、原因に応じた治療を受けましょう。
しびれ・けいれん
しびれやけいれんについて、考えられる原因を教えてください。
脳や脊椎・脊髄、末梢神経の障害など、さまざまな原因が考えられます。まずはご相談ください。
しびれがある場合は、感覚受容器から末梢神経(まっしょうしんけい)、脊髄、大脳へとつながっている感覚の伝導路のどこかに障害が起こっている可能性があります。具体的には、主に脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、脊椎症・脊椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)などの首(頸椎)や腰 (腰椎)の神経が圧迫される疾患、手足の末梢神経の障害などがあり、多岐にわたる疾患が考えられます。
けいれんは、脳、脊髄、末梢神経、筋肉などに生じるさまざま病気で起こる可能性があります。診察では、患者さまのお話をじっくりと伺い、まずは薬物中毒や心臓・脳の病気などの可能性がないかを判断した上、さらに症状の原因を探っていきます。
認知症
父の物忘れが多くなり、認知症でないか心配です。相談できますか?
はい。「日本神経学会認定 神経内科専門医」が物忘れのご相談に応じます。
認知症は、脳の病気・障害などが原因となって脳の認知機能に障害が起こり、日常生活に支障をきたす状態です。主な認知症の種類としては、脳神経の変性により脳の一部が萎縮することで発症するアルツハイマー型認知症、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によって起こる血管性認知症、手足のふるえや歩幅が小刻みになり転びやすくなるパーキンソン症状、幻視などの症状が現れるレビー小体型認知症があります。
当院では、「日本神経学会認定 神経内科専門医」による物忘れ・認知症の診療を行っています。認知症は、早期発見し、原因や種類に応じた治療を行うことで、進行を遅らせることが期待できます。ご自身、またはご家族などの周囲の方に認知症が疑われる症状がありましたら、お早めにご相談ください。
医療法人社団 恒和会 仲村医院の基本情報
診療科目 | 糖尿病内科 内科 小児科 アレルギー科 脳神経内科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
東京都目黒区五本木一丁目8番9号地図
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アクセス |
東急東横線 祐天寺駅下車 徒歩3分 駐車場有り(1台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 火曜・日曜・祝日 土曜診療
受付 8:45~11:45/14:15~17:45 |
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電話番号 |
03-3712-7776 |
特徴・設備
待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(1台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
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治療 |
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