医師・スタッフの専門性
スタッフ全員が一丸となって患者さまをサポートいたします
当クリニックには、正看護師と管理栄養士の資格を持つスタッフが複数勤務しています。サービスの向上のため、できるだけ院内でも研修を行うようにしており、スタッフも自分の知識を深めたいと日々意欲的に勉強に励んでいます。何よりも患者さまをお助けしたいという気持ちが強く、医師だけでなく、事務スタッフ含めて一人ひとりが心を込めて対応させていただいております。
十分な説明
病気の説明だけでなく、治療のメリット・デメリットまでしっかりと説明します
診断に至った経緯や、診断された病気がどのようなものであるかという説明はしっかりと行っております。「インフォームド・コンセント」と呼ばれる、提供する治療に関して方法や作用、副作用を含めた危険性、その後の治療にかかる費用などを医師がきちんと説明した上で患者さまの同意を得るという考え方があります。当クリニックでは、そういった概念にものっとった治療を進めさせていただいております。
内視鏡検査の場合も基本的には同じです。内視鏡検査の意義や手順、感染症予防の対策、メリット・デメリットなど全てを医師やスタッフが前もって説明し、ご納得いただいてから検査をしております。例えば、ピロリ菌検査・治療の場合では、なぜ胃にピロリ菌がいるのがいけないのか、除菌をしても必ずしも治療が成功するわけではないことなど、具体的かつ詳細に良い面・悪い面をお伝えします。
また、診断の際は、検査の画像やデータを使いながら説明し、できるだけ理解いただきやすいよう努めております。
院内設備
患者さまのニーズに応えた院内設備で、病気の早期発見・早期治療につなげます
院内では患者さまのことを考えての設備が多くあります。
院内では消化器を中心にできるだけ患者さまのニーズに応えられるようにしております。そのため、患者さまのことを優先に考えた運営方針・院内設備を心がけております。当クリニックはエレベーターもございますので、足の不自由な方やご年配の方はお気軽にご利用ください。
また、検査で使用する機器は院長が自分の目で見て、実際に使用した上で納得したものを導入しております。設置している主な検査機器としては、超音波検査、一般撮影X線装置、心電図、小さい24時間心電図などがありますが、特に内視鏡に力を入れております。
当院で使用している内視鏡の特長は、拡大観察や特殊な光の波長などを使っていることです。小さい腫瘍を見つけやすく、より初期段階のがんを発見することができるため、早めの治療が可能になりました。このように、患者さまに医療を届けるため、病気の早期発見・早期治療を第一に、年代の進歩に合わせた機器を取りそろえております。
衛生管理
「標準予防策」に基づき、徹底した衛生管理を心がけております
待合室には空気洗浄機があります。
衛生管理は、重要な感染予防対策とされている「標準予防策(スタンダード・プリコーション)」にのっとって行っております。これは、感染症の有無にかかわらず、全ての人は感染性がある病原体を持っているという前提に立った上で予防策を講じることです。
病原体は手指を介する伝播(でんぱ)が重要とされているため、当クリニックで行っているのが一患者さまごとの手洗いです。また、血液や粘膜、体液などに触れる可能性がある場合は手袋・マスク・ゴーグル、必要に応じて個人防護具の着用も義務付けております。針やメスなど鋭利な機材を扱う際にも、負傷による感染予防につながります。また、注射器から一度外したふたを、使用した針先に戻すリキャップも禁止です。
使用済みリネンや器具の廃棄処分に消毒・滅菌を行っております。院内衛生面においても、部屋全体を清潔に保つ努力はもちろんですが、床やドアノブなども汚染環境と捉え、清潔なものは床の近くには置かない、ドアノブや床に触れた手で処置を行わないよう気を付けています。
そして、感染の疑いがある患者さまは、二次感染を防ぐために適宜隔離処置を取らせていただき、徹底した衛生管理を心がけております。