整形外科
病歴など背景もしっかり問診し、患者さまに合った治療をおこないます
整形外科では、骨・関節・筋肉・神経など運動器の疾患を中心に診療しています。具体的には、骨折・打撲・捻挫などの外傷や、変形性の変化を伴う加齢性疾患、骨粗鬆症や関節リウマチ、痛風、さらに運動器の先天的な異常なども、新生児からご高齢の患者さままで幅広く対応しております。
診察では、ご記入いただいた問診票は、患者さまの重要な症状の訴えと捉えて、非常に重視しています。特に患者さまの職業・家族構成・ご家族の病歴・ご本人の治療歴・服薬歴などもしっかりとお聞きします。総合的に患者さまの背景を伺うことで、患者さまに合った治療方法をご提案できると考えているからです。
レントゲンとエコーで検査しますが、レントゲン検査では骨を中心に、エコー検査では骨以外の筋肉・神経組織のほか、関節リウマチであれば判断で必要となる滑膜(かつまく)まで映して診断していきます。
腰痛・膝痛
腰痛や膝痛は、加齢によるものがほとんどです。痛みを和らげるために注射や点滴といった治療方法もありますが、まずは患者さまの体に負担のすくない、飲み薬や貼り薬のほか、当クリニックで力をいれている運動器リハビリテーションをご提案しています。
そのうえで改善がみられない場合は、注射や点滴などの治療をおこないます。患者さまにご納得いただいた上で治療をすすめていきたいので、このように患者さまに段階を踏みながら治療を行っています。
しびれ
しびれの原因はさまざまで、脳卒中や脳梗塞など脳が原因で起こるもの、糖尿病が原因で起こる末梢神経障害などもあります。整形外科の領域は、基本的に脊椎や首、腰の疾患となります。
しびれの原因を見極めるためには、やはり問診票が重要となります。全身のどの部位や範囲にしびれ・痛みがあるか、気になる症状はすべてご記入いただきます。
整形外科領域のしびれだと診断がついた場合は、内服薬で治療していきますが、症状によっては原因となっている部位の手術をご提案することもあります。
スポーツ障害
スポーツ障害は、同じスポーツを繰り返すことで起こる外傷や障害で、成長途中のお子さまに生じるケースも多い傾向です。治療方法としては、筋肉バランスを整える運動器リハビリテーション、またはギプスや装具でしっかりと固定をして経過観察します。それでも症状が緩和しない場合は、注射を打つこともあります。
お子さまに関しては、注射などの治療を不安に感じる親御さまが多いため、基本的に日常生活やスポーツをする上での注意点をお伝えします。またしばらくスポーツを控え、患部を休ませることで改善することもあります。
学校の部活動などで大事な試合がひかえていると患者さまも気が焦る場合もありますが、痛みが和らいでも自分で判断しないようにとお話し、再来院いただき経過をみます。
骨粗鬆症
骨粗鬆症は、閉経後の40代以上の女性に多く、骨折をよくする方は特に注意してほしい疾患です。当クリニックには骨粗鬆症の検査機器がありますので、腰痛・膝痛を含む40代以上の患者さまには、検査をおすすめしています。診断により、内服薬で治療していきます。
骨密度は年齢とともに下がっていきます。「現在、症状はないけれど年齢的に気になる」という方も、もちろん検査を受けられますので、お気軽にご相談ください。
リハビリテーション科
運動器リハビリテーション、物理療法、トレーニングで幅広く対応
肩こり、四十肩、五十肩、腰痛、肘・膝といった関節痛をはじめ、幅広い疾患に対応しています。当クリニックでは、理学療法士、作業療法士、柔道整復師などのスタッフがおり、運動器リハビリテーションをおこないます。また、ホットパックや低周波、マイクロ波、頚椎牽引、腰椎牽引などの物理療法も併用し、治療計画をたてています。
たとえば、膝の可動域や筋力訓練のほか、腿の筋肉の柔軟性が症状に影響を与えている場合はストレッチをするなど、患者さま一人ひとりの体の動きや痛みに合わせたリハビリテーションを提供しています。
さらに、体力・筋力の向上を目的としたエアロバイクやレッグプレスマシンのトレーニング機器も導入しています。
ロコモディブシンドローム(運動器症候群)
ロコモティブシンドロームとは、高齢に伴う体の機能低下や、脳卒中・脳梗塞などを発症後、半身の筋力が極端に弱くなることで、日常生活に支障をきたす疾患をいいます。
当クリニックでおこなう治療のほか、ご自宅での自主的なトレーニングの指導にも注力しています。この両方をおこなうことで、よりよい改善が得られると考えているので、患者さまの生活スタイルなども加味しながら、無理のない範囲でできることをサポートしていきます。
またリハビリテーションでしっかり筋力をつけることと合わせて、栄養バランスのよい食事も大切なので、食事に偏りがないかもよくお話を聞いて指導しています。
リウマチ科
関節リウマチの場合は薬を処方して、経過をみながら治療を続けます
関節リウマチとは、体内の細胞が自身を攻撃してしまう疾患です。自己免疫疾患と考えられ、関節や骨、筋肉などがこわばったり、痛くなったりします。
手のこわばりや痛みから関節リウマチを心配して来院された方には、血液検査のほか、レントゲンやエコーで関節リウマチ的な変化が起きていないかを検査します。
関節リウマチだと診断した場合は、内服薬で治療していきます。関節リウマチは、一時的に症状が緩和することはありますが、改善はありません。そのため、定期的に通っていただき、経過をみていきます。
すがぬま整形外科クリニックの基本情報
診療科目 | 整形外科 リハビリテーション科 リウマチ科 | |||||||||||||||||||||||||||
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開業年 | 2017年 | |||||||||||||||||||||||||||
住所 |
兵庫県西宮市櫨塚町5-12 メルヘンハウス1F
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アクセス |
当院玄関前には3台分駐車場を設けております。 駐車場が満車の場合は、近くのパーキングをご利用下さい。1時間無料券を差し上げます。 |
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診療時間・休診日 |
休診日 水曜・祝日 土曜・日曜診療
休診日:水曜日、土曜日午後、日曜日午後、第1・3・5日曜日・祝祭日 |
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電話番号 |
0798-98-2612 |
特徴・設備
待合室 |
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待ち時間対策 |
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設備 |
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駐車場 |
当院玄関前には3台分駐車場を設けております。 駐車場が満車の場合は、近くのパーキングをご利用下さい。1時間無料券を差し上げます。 |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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