整形外科

患者さまの「痛み」をできる限り早く、スムーズに取ることを心がけています
肩こりがひどい、腰が痛い、膝や肘の関節が痛いなど、他にも多くの症状がございますが、整形外科にいらっしゃる方は体に痛みを抱えている方がほとんどです。しかし、一口に「痛み」と言っても患者さまによって原因は多岐にわたり、同じ足の痛みを訴える患者さまでも、腰が原因の場合や血流障害が原因の場合などがあります。
そのため、症状に合った治療を行い、その原因を特定する必要があります。レントゲンや血圧脈波検査装置(脚の血流障害などを判定できる機器)などで詳しい検査をするのはもちろんのこと、患者さまの訴えを丁寧にお伺いし、患者さまの仕事や生活環境、年齢や今までの病気・ケガの有無、内服している薬などを確認することが必要です。
また、当院では血液検査を使用したリウマチの早期発見にも取り組んでいます。リウマチの場合は、指や手首の関節の痛み、肩こり、首の違和感などを訴えて受診されることが多いですが、中にはリウマチと気づかずに受診される方もいらっしゃいます。早期治療によって症状をコントロールできれば、関節の変形を予防できる場合も多いので、早めに受診いただくことが重要です。
当院では、さまざまな疾患の可能性を考えながら患者さまの訴えを聞くようにしています。患者さまに合わせたより良い治療を行っていますので、体の痛みにお悩みの方は一度ご相談にいらしてください。
整形外科に関するQ&A
変形性膝関節症
膝が痛むのですが、どのような治療方法がありますか?

お薬の処方に加えて、患者さまに合わせた日常生活の中での指導を行います。
変形性膝関節症は年齢が上がるにつれて発症する方が多い病気です。主な症状は膝の痛みです。初期症状として、歩き始めたり、動き始めたりしたときなど、運動開始時に痛みを感じますが、その痛みは休憩すれば和らいできます。しかし、放っておくとどんどん痛みが増していき、末期になると動いていない安静時にも痛みがひきません。患部の変形といった症状まで出てきます。
当院はそうした症状に対し、ヒアルロン酸の注射や飲み薬、湿布などで治療します。その重症度は人によって違います。そのため、当院ではその方に合わせた細かい生活指導もしています。普段から階段を使用してもいいのか、エレベーターを利用すべきか、1日に歩いても大丈夫な時間や距離はどれくらいか、といった、重症度に合わせて具体的な例を挙げて説明いたしますので、ご自身の運動量を分かりやすく把握することができます。
また、加齢以外にもリウマチや外傷が原因で発症する方もいらっしゃいます。その場合もその方の原因に合わせた施術をします。
骨粗しょう症
老後を健康的に過ごすために取り組むべきことはありますか?

骨粗しょう症の検査を受けた上で、食事や生活の見直しに取り組むと良いでしょう。
近年「骨粗しょう症」という症状名をよく耳にします。この症状は、なってしまった後が危険です。骨粗しょう症の骨は骨密度が低く、骨がスカスカになった状態です。背骨の骨がつぶれて腰が曲がったり、ちょっとした段差でつまずいて転倒しただけで骨折したりと、日常生活への支障が危惧されます。
骨密度が低い、というだけでは自覚症状はありません。痛みや違和感もありません。しかし、実際に異常が出てしまってからでは遅いのです。骨折した箇所によっては歩けなくなる可能性もあり得ます。今まで骨太だと言われていても、普段から運動をしていても、検査をしてみたら骨粗しょう症になっていたという方もいます。特に閉経を迎えた女性は急激に骨が弱くなっています。
当院でも60歳以上の女性で、普段の診察から骨粗しょう症が疑われる方や、65歳以上で今まで検査を受けたことが無い方に対して、直接声かけをして検査を受けていただくよう、ご案内しています。骨の状態は新陳代謝により変わります。数年前に受けた、という方にも再検査することを提案しています。結果を見て治療の必要な方には薬を処方いたします。
現在問題が無い方にも、より良い食事や生活習慣などのアドバイスをさせていただいています。骨粗しょう症になってから骨密度を上げるのは難しいのが実状です。早い段階からご自身の骨密度の状態を知り予防しましょう。しゃんと背筋を伸ばし、自身の足で出掛けることのできる老後のためにも定期的な検査をご検討ください。
腰痛
腰が痛くて仕事に支障が出ています。相談しても良いですか?

もちろんです。原因を精査し、患者さまに合った治療方法をご提案します。
腰の痛みに悩まされた経験は誰しもあるでしょう。痛みの裏には、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの疾患が隠れている可能性があります。
当院では、原因を突き止めるためレントゲン検査を行い、その上で薬物療法やリハビリテーションによる治療をご提案しています。患者さまによっては、コルセットや腰椎ベルトなどの使用をご提案したり、腰回りを支える腹筋・背筋を鍛えるトレーニング指導をしたりします。お一人おひとりのお悩みに合わせた治療方法のご提案に努めていますので、つらい痛みは一人で抱え込まず、気兼ねなくご相談にいらしてください。
脊柱管狭窄症
50歳を過ぎてから、歩行時に足がしびれるようになりました。

脊柱管狭窄症の可能性があります。一度、検査を受けることをご検討ください。
腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道が狭くなってしまい、圧迫されることで腰の痛みや臀部(でんぶ)から足までのしびれが起こる病気です。加齢が原因で骨や靱帯(じんたい)が変形して起こることが多く、50代以降の方によく見られます。安静にしていると症状が改善しますが、長時間の歩行や運動などで痛みやしびれが悪化します。「少し休めば落ち着く」といった理由で治療を後回しにされる方もいますが、ひどくなると痛みでほとんど歩けなくなる可能性もありますので、日常生活で痛みやしびれを感じた際は医師の診断を受けてください。
治療は鎮痛剤や血流を改善する薬と運動療法がメインです。運動療法に関しては背骨の状態を見てどこまで処置をすべきなのかが変わるため、医師によるより良い判断が必要不可欠です。なお、症状があまりにも深刻化した場合は手術の可能性もありますが、その際は連携医療機関をご紹介させていただきます。
スポーツ障害
スポーツ時の痛みやケガなどにも対応していますか?

はい。症状に合わせて治療やストレッチなどをご提案いたしますので一度ご相談にお越しください。
当院は、膝のお皿の下にある骨が徐々に突出し痛みが出たり赤く腫れたりするオスグッド病や、過度な運動などによってすねの辺りが痛むシンスプリント、関節の靱帯損傷や疲労骨折など、スポーツによって起こる障害にも対応しています。
流れとしては、レントゲンなどによって検査を行い、患者さまに合った薬物治療や運動指導をします。必要であれば、より専門的な医療機関をご紹介することも可能です。同じ動作をくり返したり、特定の部位に負荷がかかったりすることによって出る痛みを解消し、スポーツを長く楽しめるようサポートさせていただきます。
リウマチ科

30代以降の女性に多い、リウマチの早期発見を目指します
人には細菌やウイルスから自分の体を守る免疫という機能があります。この免疫に異常が起こると自身の関節や骨、その周囲の組織を敵と見なして攻撃してしまいます。攻撃により組織が破壊されると痛みや腫れといった症状が現れます。進行すると関節を動かすことができなくなることもあります。これがリウマチです。
リウマチは血液検査で調べます。中にはリウマチだと気づかずに来院されて、検査結果で判明する方もいらっしゃいます。症状は主に指や手首などに現れますが、肩こりや首に違和感を覚える方もいらっしゃいます。この病気は早期に発見して治療できれば、昔のように変形がひどくなることは少ない疾患です。処方する薬に関しても副作用が無いかを検査をして選んでいます。負担が少ない処置をすることが可能です。
リウマチ科に関するQ&A
関節リウマチ
体がだるく関節が腫れています。何科を受診すれば良いでしょうか?

関節リウマチかも知れません。お早めにリウマチ科を受診することをご検討ください。
リウマチの中でも患者数が多いのが「関節リウマチ」です。関節が炎症により腫れ上がり、激しい痛みを伴います。進行すると関節が変形してしまい、動かすことができなくなることもあります。近年は早期に治療が開始できれば、ほとんどの方は日常生活に支障が出るほど、変形させずに済みます。初期症状である熱っぽさや体のだるさ、朝方の関節のこわばりといった症状に心当たりがある方は早めにご来院ください。
リウマチの治療は、長期的に通っていただくことになるため、患者さまにご納得いただくことを特に心がけています。どの薬がなぜ必要なのか、ご理解いただいた上で患者さまのペースに合わせて処方します。
リハビリテーション科

落ち着いてリラックスした精神状態でリハビリテーションができるように努めます
当院では、薬物療法と併用し、補助的な役割としてのリハビリテーションを行っています。飲み薬だけでは緩和しにくい方や湿布が肌に合わないといった理由で処方できない方などに、けん引療法や温熱療法といった複数の機器を使用して処置いたします。また、痛みを感じたままだと治療への意欲も下がってしまいます。つらい症状に悩んでいる方へのサポートとして、気持ちをほぐしてリラックスしてもらうことも目的としています。
「病は気から」とも言いますが、痛みやストレスを抱えたまま放っておいても良い影響はありません。少しでも明るく癒やされた気持ちになっていただけるようスタッフ一同取り組んでいきます。
前田整形外科の基本情報
診療科目 | 整形外科 リウマチ科 リハビリテーション科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
大阪府泉大津市二田町1-1-28地図
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アクセス |
駐車場有り(4台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
休診日:水土午後・日・祝 |
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電話番号 |
0725-33-1311 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(4台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
南海本線「松ノ浜駅」東口から徒歩で約1分です
南海電気鉄道・南海本線「松ノ浜駅」東口のすぐ目の前で、通院に便利な立地です。4台分の駐車場もあるため、車でも通院することができます。
ポイント2
平日は19時まで診療。土曜日も診察しています
水曜日を除く平日は19時まで診療しており、仕事や学校帰りに立ち寄ることができます。土曜日も12時まで診療しているため、休日にも通院できます。
ポイント3
バリアフリーの明るい空間で快適に過ごせます
吹き抜けの天井や大きな窓がある明るい院内です。つらい体の痛みを抱えて来る患者さまでも、リラックスできるように院内空間にこだわっています。