眼科
緑内障
緑内障は、少しずつ視野がせまくなっていく病気です。主に眼圧(やわらかい眼球の形を維持するために内側から外側に向かって働く一定の力のこと)が高まることで視神経に障害をあたえ発症します。緑内障は初期症状がほとんどないため、気づかないうちに進行していることがあります。また、正常眼圧緑内障(眼圧が正常でも発症する緑内障)も注意が必要です。
通常は両目でモノを見ますので、片目の視野が欠けても気づかないことが多いのです。そのため、40才以上の方やご家族に緑内障のある方は緑内障検診(4,000円~5,000円)をおすすめします。検査時間は1時間ほどですので、お身体への負担は少ないと思います。
当クリニックは、OCTにて、視神経線維層の厚みと黄斑部の網膜層の厚みで診断します。また、GDX(網膜神経層解析装置)という検査機器も導入しました。これらの機器は網膜の厚みにより緑内障を診断するもので、通常の視野検査よりも早期に診断することが可能です。さらに重症度の判定や経過観察にも有効ですので、気になる症状がある方は一度ご相談ください。
眼精疲労
眼精疲労は、主に眼をつかう作業を続けることで発症します。たとえば、長時間のパソコン作業、度が合わないメガネの使用などです。そのほかにも、ドライアイや精神的な病気なども原因になり得ます。主な症状は眼の痛み・かすみ・まぶしさ・充血や肩こり、頭痛などです。
当クリニックは眼の乾燥時間、表面、涙の量などを調べ、症状にあわせて治療をおこなっていきます。治療は主に星状神経筋近傍照射療法(せいじょうしんけいきんきんぼうしょうしゃりょうほう)です。この方法は赤外線を首にあてて刺激することによって、眼の疲れや肩こりなどを改善する作用があります。また、耳鼻いんこう科や呼吸器などの病気にも作用するといわれています。
作用について個人差はありますが、お悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。当クリニックは土日も診療していますので、平日お忙しい方でも受診しやすいと思います。
メガネの屈折決定や眼精疲労の原因、スマホ老眼の診断できる検査機器を導入しました。
コンタクト診療
近年、コンタクトレンズがインターネットでも購入できるようになりました。しかし便利になった反面、眼科で検査を受けない方もいて、眼の痛みを訴えて受診される方が増えています。通常の場合、眼科で検査を受けた上でレンズを購入しますが、2回目以降は検査しない方もいらっしゃいます。コンタクトレンズは眼に装着するため、眼球に傷がつく場合もあります。それを気づかないまま放置してしまうと痛みや炎症の原因にもなります。定期的に眼科を受診し、自分にあったコンタクトレンズを使用しましょう。
当クリニックの検査は、視力検査だけでなく涙の量や近視・乱視の度合い、眼の硬さ(眼圧)角膜内皮(酸素不足)、アレルギー検査など、こまかくおこなっていきます。眼の状態をしっかりと見ていきますので、もし病気があったとしてもひどくなる前に対処できます。
糖尿病内科
かんたんに血糖値を測定する検査機器を導入しました
糖尿病には、糖尿病網膜症(網膜内の血管に障害がおこって視力低下や失明をまねく病気)、糖尿病腎症(血液のろ過機能が低下する病気)、糖尿病神経障害(神経に血液が行き届かず神経に障害がおこる病気)の3つの合併症があります。場合によっては、失明、人工透析が必要になる、痛みを感じずに患部が壊疽(えそ)して切断という可能性もでてきます。
糖尿病は自覚症状がほとんどありません。健康診断で異常があった場合は放置せず早めに受診しましょう。当クリニックは眼だけでなく糖尿病全体を診ることができます。病気ごとで内科や眼科を別々に受診せずにすむため、便利ではないでしょうか。HbA1cや尿中アルブミンを6分から測定できます。血糖も医療機関専用の機器で測定できます。
また、患者さまの負担を軽減するために「血糖自己測定器」という糖尿病の検査機器を導入しています。この検査は、直径3.5㎝ほどの小さくてうすいセンサーを身体につけて、14日間の血糖値を測定します。お風呂に入るときもつけたままで大丈夫なため、比較的かんたんにおこなえる検査です。糖尿病性末梢神経障害の検査として、DPNチェックを導入しました。神経伝導速度と波の大きさ(振幅)で神経障害の重症度を判定することができます。
又、腱反射、タッチテストより重症度判定ができます。
糖尿病網膜症
糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症の一つで、成人の失明原因の上位にくる病気です。進行するまで自覚症状がほとんどなく、受診したときには手遅れという場合もあります。そのため、自己判断で大丈夫だと思わずに定期的に眼科を受診しましょう。
診断は眼底カメラ、OCTで行います。
この病気は進行度合いによって三段階に分けられています。初期は細い血管が盛り上がってできるこぶや小さな出血がおきます。この段階では、食事の改善や運動などで血糖値のコントロールをすれば改善がのぞめます。しかし、一段階進行した場合、眼のかすみの症状がでてきます。そして重症化すると硝子体(しょうしたい:眼球内をうめるゼリー状の組織)に出血することがあります。網膜が痛んでいると手術や注射が必要になりますので、その場合は処置がおこなえる他院をご紹介します。
糖尿病専用の光凝固装置をお勧めします。光凝固装置は網膜を浅く凝固し、網膜の侵襲がすくないすぐれた治療法です。
糖尿病黄斑浮腫
糖尿病黄斑浮腫(とうにょうびょうおうはんふしゅ)は、網膜にある黄斑(モノの見方をつかさどる部分)がむくんで視力が低下する病気です。進行すると、視力障害やモノがゆがんで見える、黒いものがちらついてくるといった症状が現れるため、早期治療が大切になります。また、糖尿病網膜症の合併症であるため、糖尿病網膜症と診断されたら糖尿病黄斑浮腫の可能性も踏まえて治療しなければなりません。
診断はOCTで行います。眼底カメラだけでは見逃してしまうこともあります。
治療については、症状が軽い場合は目薬、重症の場合は眼に VEGFアイリーフォーム注射やレーザー治療などをおこないます。注射やレーザー治療などをおこなう場合には、設備の整った病院を紹介します。抗VEGF治療は抗癌剤が生んだ新生血管抑制因子で作用がからんでいます。治療により視力が改善する可能性もありますので、見え方に異常を感じたら早い段階で検査を受けることをおすすめします。
岡田クリニックの基本情報
診療科目 | 眼科 糖尿病内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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開業年 | 1999年 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 |
兵庫県神戸市中央区布引町3丁目1-7 神戸クリニックビル8F
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アクセス |
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診療時間・休診日 |
土曜・日曜・祝日診療
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電話番号 |
078-231-7100 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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