整形外科

手足や関節、首、腰など体の全般的な痛みやしびれへアプローチ
手や足、腰、首、関節などといった体の各部位に痛みやしびれが起こると、私生活にも大きく影響が出てしまいます。当院ではそうした全身の症状に対応しており、診察から検査、手術、リハビリテーションまで一貫して行っています。
股関節などの手術の場合は入院を伴いますが、当院には入院設備もあるので院内で全て完結できることも患者さまにとってはメリットかと思います。痛みやしびれのほか、手指のこわばりなど何か違和感を覚えましたらぜひお早めに受診するようにしてください。
股関節の痛み
立ち上がった際や動き始めに股関節が痛むのですが、手術は必要でしょうか。
手術が必要かどうか見極めるために、まずは受診をご検討ください。
股関節の痛みがある場合は、変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、関節リウマチなどの疾患である可能性があります。症状や疾患によって、リハビリテーションだけで軽快が見込めるものもあれば、手術が必要なものもあるので、まずは受診していただければと思います。
当院では股関節の一部を人工的な関節部品に置き換える、人工股関節置換術という手術に対応しております。股関節の前面を切る方法と後面を切る方法など、複数の術式があるので、患者さまのご希望や症状を踏まえ手術方法を決めていきます。
膝関節の痛み
階段の上り下りのときに膝がズキズキと痛みます。
変形性膝関節症や関節リウマチが考えられます。
膝の痛みは私生活に大きく影響するので、歩いているときや立ち座りの動作で膝が痛む、朝は関節がこわばるなどの症状があれば早めに受診してください。
当院では人工膝関節置換術を行っており、万が一手術が必要な場合も一貫して対応することができます。人工膝関節の手術には靭帯を温存するか切除するか、セメントで固定するか金属で直接固定するかなど、さまざまな方法があります。しっかりと診察、検査を行ったうえで術式などを決めています。
首の痛み
上を向いたときに首に強い痛みが走ります。
手足のしびれなどはないでしょうか?脊椎の状態を確認することが大切です。
首に痛みを感じたときは頚椎症性脊髄症や頚椎後縦靭帯骨化症などが考えられます。首の疾患は背中や腕などとも関連することが多いので、脊椎の状態も一緒に診察します。
手術が必要だと判断した場合は、当院で頚椎椎弓形成術を行うことが可能です。この手術は首にある大きな神経の通り道(脊髄の脊柱管)が狭くなる疾患に対して行うものです。椎弓を切ってスペーサーと呼ばれる人工骨を挿入して脊柱管を広げます。手術時間は1椎間につき1時間前後です。
腰の痛み
腰が痛くてまっすぐに伸ばすことができません。年齢のせいでしょうか。
リハビリテーションで軽快が期待できることもあるので、一度調べてみましょう。
腰の疾患には、椎間板ヘルニアや変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、変性すべり症などがあり、これらは主に加齢により起こりやすくなるものです。そのほか、骨折や脱臼などの外傷、消化器内科や泌尿器科、内科的要因で腰の痛みが起こっている場合もあります。
要因によって治療方法は異なりますので、レントゲンなどで一度しっかりと調べてみることが大切です。当院にはリハビリテーションルームもあるため、運動をしながら腰の曲げ伸ばしができるようにトレーニングすることもできます。
手足の痛み・しびれ
手が腫れたりこわばったりして、思うように動かないときがあります。
関節リウマチが考えられます。
関節リウマチとは、関節内のある組織が異常に増えることによって関節内に炎症が生じる疾患です。症状が進行すると関節が壊れて機能障害を引き起こしてしまいます。
年齢を問わずどの年代でも起こり得る疾患ですが、特に30~40歳代の女性の患者さまが多いといわれています。症状のレベルはそれぞれ異なります。早めの診断と治療が大切ですので、違和感を覚えた時点ですぐに受診するようにしましょう。
消化器内科

胃カメラや大腸カメラの検査に注力しています
当院ではがんやポリープ、炎症、潰瘍などを早期に発見するために、胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査に力を入れています。またこれまで検査が難しいとされていた小腸も、カプセル内視鏡を使うことで検査できるようになりました。
内視鏡検査は違和感があるときだけでなく、なるべく定期的に受けることが大切です。新しいシステムを導入したり、より負担の少ない検査機器を取り入れたりすることで、患者さまが受けやすいよう工夫しております。数年、数十年先の健康のためにもぜひ胃カメラや大腸カメラを受けてみてください。
消化器内科に関するQ&A
胃カメラ
胃カメラとはどのような検査なのでしょうか。
カメラがついた細い管で、食道や胃などを調べる検査です。
胃カメラと呼ばれる内視鏡検査では、先端にカメラ内蔵されている細い管を口や鼻から通します。食道や胃、十二指腸などの臓器の様子をカメラを通してテレビ画面に映し出しながら観察する検査です。この検査で体の中を視覚的に確認することができるので、がんなどの早期発見に役立ちます。
また、腫瘍などがあった場合は、粘膜を採取して顕微鏡検査を行い、良性か悪性かの判断をすることもあります。内視鏡検査中に早期がんが見つかれば、その場で内視鏡を使ってがんの部分を切り取ったり、潰瘍などによって出血が認められる場合にはそのまま止血をしたりすることもできます。がんは早期発見がとても大切なので、ぜひ定期的な検査の受診をご検討ください。
検査前に気をつけることはありますか?
食事制限のほか、お薬などで注意することもあるので、検査前にきちんと確認しましょう。
まず検査前日の食事は夜8時までにすませるようにしましょう。その際は消化の悪い生野菜やこんにゃく、海藻類などは避け、消化の良いものを食べるようにしてください。また、普段から使用しているお薬がある場合は、基本的に服用してかまいませんが、一部注意が必要なお薬もあるので、服用中のお薬は、看護師や医師に相談してもらえればと思います。検査当日は自転車や車の運転はなるべく避け、電車や徒歩などでご来院ください。
大腸カメラ
大腸カメラの検査は、検査後すぐに帰宅できるのでしょうか。

基本的には日帰りで検査が可能ですが、リスクが高い方には入院での検査もご提案しています。
大腸カメラの場合は、肛門から内視鏡をいれて検査を行います。約1.5mあるといわれている大腸を観察し、肛門や直腸、結腸、盲腸などを調べます。この検査では大腸がんや大腸ポリープ、大腸炎などの有無を調べることができ、ポリープがある場合はその場で切除することもできます。ポリープ切除などによる出血リスクが高い患者さまの場合は、入院して検査を行うことも可能です。入院の場合は検査後のアフターフォローなども細やかに行うことができるので、初めてで心配な方などもぜひご相談ください。
胃カメラと違う点は何かありますか?
検査前に洗腸し、きれいな状態にする必要があります。
大腸カメラでは、腸をきれいにした状態で検査を行う必要があるので約1.3リットルの腸管洗浄液を飲んでいただき、午前中に洗腸していただきます。腸管洗浄液を飲み終えたあとは、院内を歩くなどして排泄を促していただき、便にカスが混ざらなくなるまで複数回にわたって排便を行ってもらいます。看護師が確認し、問題なければその後検査へ移行するという流れです。
腸管洗浄液を飲んで具合が悪くなった場合などは早めに看護師に相談するようにしてください。
内科

風邪などの急な体調不良から生活習慣病などの慢性疾患まで幅広く診療
内科では患者さまのあらゆるお体の不調に対応しています。熱や鼻水、喉の痛みなどの感冒症状、腹痛や頭痛など身近な体調不良は何でもご相談ください。
また、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の診療も行っています。自覚症状があり、こうした生活習慣病が気になる方や、健診などで数値を指摘された方などはぜひお早めに受診していただき、一緒に治療方法を相談できればと思います。
内科分野は、一次的なお薬だけで軽快する症状もあれば、生活習慣を見直したり、運動や食事制限が必要になったりするものもあります。患者さまの普段の生活のことも考えながらより良い治療法をご提案させていただきます。
外科

小手術から入院を伴う大きな手術まで院内で対応
外科では、切り傷ややけどなどの外傷全般の治療や処置を行うほか、手術にも対応しています。手指や腕、足などの小手術だけでなく、お腹や肛門、臓器などの手術も院内で行うことが可能です。検査から手術、リハビリテーションまで全て院内で受けていただくことができるので、術後の安静が必要になるケースや、大きな部位の手術にも対応することができます。入院してもらうことで、患者さまの精神的負担を軽減できるというメリットもあります。
切開を伴う手術だけでなく、内視鏡を使っての手術も行っておりますので、不安なことや相談したいことがあればぜひお話しください。
腹腔鏡手術
手術の傷跡をなるべく小さくしたいのですが、何か良い方法はありますか?
腹腔鏡手術であれば、傷跡が少なくすみます。
腹腔鏡手術とは、お腹に小さな穴を数カ所開けて行う手術です。その穴からスコープなどの細い管や処置のために必要な器具などを入れ、スコープのカメラ画像を見ながら手術を行います。お腹を切開して行う手術よりも傷跡が小さい点や術後の痛みが軽くすむ点などが利点として挙げられます。また、入院期間も短くすむため、お仕事や育児などへの復帰も早くすることができます。
この術式では、鼡径ヘルニアや胆嚢の摘出、虫垂の切除などを行うことができます。
内視鏡的治療
内視鏡でポリープやがんの病変が見つかった場合はどのような手術をするのでしょうか。
そのまま内視鏡で病変を取り除くことが可能です。
胃カメラや大腸カメラといわれる内視鏡検査機器の発達により、早期がんの病変はその場ですぐに切除することができるようになりました。当院でも、内視鏡検査中に発見できたポリープや腺腫といった前がん病変や早期がんが疑われるものに対して、内視鏡的治療を行っています。内視鏡的治療は、リンパ節の切除はできないため、リンパ節への転移の可能性が低いもののみ治療適用となります。
しかしながら、多くの場合は内視鏡の検査中に一緒に切除まで完了できるので、患者さまにとって負担の少ない治療といえるでしょう。
直腸・肛門周囲の治療
いすに座ったときなどにお尻のあたりが痛むのですが、痔でしょうか。
痔の可能性が高いです。各種治療・手術にて、できるだけ早く日常生活に戻れるようサポートいたします。
ひとえに痔といっても、排便時に肛門あたりの痛みを感じるか、肛門からの出血があるか、できものやしこりがあるかなどの違いによって、種類は変わってきます。
当院には、痔・肛門疾患治療を専門として診療をしている医師が複数いるので「これは痔かな」と悩んだ段階でぜひご相談いただければと思います。痛みの原因となっているポリープや膿などを取り出す手術も院内で行っており、入院が必要な場合も当院で対応することができます。
リハビリテーション科

広々としたリハビリテーションルームを設けています
リニューアルオープンに伴い、リハビリテーションルームを新設いたしました。整形外科の医師と理学療法士が連携し、患者さまお一人おひとりにあったリハビリテーションメニューを組んでいます。
ボールや運動器を使ったリハビリテーションのほか、歩行練習なども十分にできるよう、広めのスペースとなっております。お薬を使わなくても体を動かすことで軽快する症状もあります。さまざまな症状で悩む方のサポートができるように多様な機器をそろえていますので、ぜひ当院のリハビリテーションルームで一緒に体を動かしましょう。
医療法人社団 ENEXT 池袋西口病院の基本情報
診療科目 | 整形外科 消化器内科 内科 外科 リハビリテーション科 消化器外科 内視鏡内科 肛門外科 リウマチ科 | |||||||||||||||||||||||||||
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標榜科目 | 大腸外科 / 内視鏡外科 | |||||||||||||||||||||||||||
住所 |
東京都豊島区西池袋3-2-16地図
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アクセス |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
※上記は内科の診療時間です。 |
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電話番号 |
03-3982-1161 |
特徴・設備
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専門医 |
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健康診断・検査 |
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対応可能な症状・疾患など
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
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