産科
妊娠中から子育ての始めまで、医師・スタッフがおそばでお手伝いします
当院は、常勤医師の多くが女性であることが特徴です。妊娠、出産、産後のさまざまなご相談に応じておりますので、男性医師には相談しづらいお悩みも気兼ねなくご相談ください。また、助産師もお悩みに寄り添いながら、しっかりとフォローいたします。
妊婦健診では、妊娠中の異常や合併症の予防および早期発見に努め、医師の診察後は助産師・看護師が個別にお話を伺うなど、親身な対応を心がけています。また、当院で出生された赤ちゃんは、小児科と連携して健やかな成長を見守ります。
妊娠後期には、「妊婦さまおよびご家族さまへ」という用紙をご用意しており、当院の分娩（ぶんべん）（※）についての事項を確認していただきます。その上で、妊婦さまとパートナーさまのご希望を記入していただき、バースプランとしてご利用いただければと思います。また、その用紙に関わらず、どの時期でもバースプランを書いていただけますのでお見せください。産科スタッフとともに、より良いお産をつくっていきましょう。
（※）費用については、料金表をご確認ください。
妊婦健診
妊婦健診ではどのようなことを大切にしていますか？
身体の診療だけでなく、生活のことなど何でもご相談に応じ、妊婦さまのお気持ちに寄り添います。
当院では、妊婦健診を実施しています。初診以降は完全予約制で承っており、午前と午後に診療枠を設けています。夜間や土曜の受診をご希望の場合は、近隣のクリニックとセミオープンシステムで提携しています。妊婦さまとおなかの赤ちゃんの健康状態の確認をはじめ、バースプランを確認し、可能なかぎり希望に添った分娩の方法で新しいご家族を迎えるお手伝いをさせていただきます。
妊娠がわかってからは、喜びだけでなく、不安や戸惑いなどのさまざまな感情が湧き上がることかと思います。また、妊娠期はホルモン的な変化も含めて大きく変動する時期です。医師の診療後は、プライバシーの保たれたスペースにて、毎回看護師・助産師との保健相談の時間を設けています。妊婦さまの妊娠週数や状況に応じた丁寧な相談対応を心がけており、日常のこと、身体のこと、おっぱいのこと、上のお子さまのこと、パートナーさまとのことなど、何でもご相談いただけます。
妊婦さまの繊細なお気持ちに、必要に応じて臨床心理士などのスタッフが関わることも可能です。妊娠糖尿病の診療にも力を入れており、当院に在籍している日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医と連携して対応いたします。また、妊娠中から妊婦さまのご希望をお聞きし、母乳育児に向けた支援も行っています。妊娠中期・後期には、対面型マタニティクラスの実施や動画配信を行うなど、妊娠中に必要な情報を得て不安なく出産を迎えられるよう配慮しています。
入院
産前・産後の入院環境や分娩方法について教えてください。
インターネットが使える設備や24時間母児同室の入院環境、立ち会い出産や帝王切開にも対応します。
当院では、入院中に分娩の疲れを癒やし、育児の不安を解消してお帰りいただけるような環境づくりとサポートにも力を入れています。病衣やタオルのレンタルをご利用いただけるほか、産後の食事にはお祝い膳を提供しています。妊娠中の入院や産後入院中に快適にお過ごしいただけるよう、病棟内にはフリーWi-Fiをご用意しています。ご家族さまとオンラインでも面会していただけます。
赤ちゃんが東４階病棟の新生児室にいる場合は、基本的には24時間赤ちゃんと一緒にお過ごしいただける母児同室となり、母乳育児、育児手技の獲得に向けた支援も行っています。また、産後間もない方（褥婦）は、入院生活の負担を軽減できるよう、体調やご希望に応じて赤ちゃんのお預かりにも対応しています。
お産の主役は、産婦さまです。緊張感を和らげるような雰囲気づくりを大切にしつつ、問題のない経過の場合は助産師が産婦さまのご希望をお聞きし、楽な姿勢などを一緒に相談しながら過ごしていただきます。腰の痛みなど、助産師が手でさすることで、こころも身体も暖かくなったといったお言葉をいただくこともあります。急を要する場合は、産科の医師が速やかに対応します。新生児の診療を担当する医師が常駐しており、必要に応じて新生児集中治療室（NICU）で対応させていただきます。
分娩は、感染症対策に努め、ご希望に応じて立ち会い出産も可能です。立ち会いについては、現在は感染対策の関係から、分娩室に移動するタイミングでパートナーの方のみとなっております。帝王切開にも対応しており、帝王切開時のご家族さまとの面会、ご家族さまと赤ちゃんとの面会を実施しています。
産後ケア
産後の健康や育児が不安です。どのようなサポートが受けられますか？
産後2週間・1カ月健診や24時間体制の電話相談などにより、心身のケアや育児のサポートを行います。
当院で出産された全ての方を対象に、産婦健診（産後2週間・1カ月）を実施しています。赤ちゃんの体重の増加・授乳状態、黄疸（おうだん）のチェック、お母さまの心身の健康状態を確認します。2週間健診では心理面への支援を行い、必要に応じて産婦人科の医師が診察をいたします。
また、不安なく育児ができるようなバックアップ体制も整えております。周産期のケアを行うスタッフが、24時間体制で電話相談に対応しておりますので、退院後も不安がありましたら気兼ねなくご相談ください。ご希望の方には、産後ケア（要登録・予約制、居住地によって制限あり）も行っています。授乳相談や育児相談をはじめ、赤ちゃんをお預かりすることもでき、ゆっくりと睡眠・休息をとりながらリフレッシュできるような支援を心がけています。
当院で出生された赤ちゃんは、1歳のお誕生日まで、当院での小児科救急受診が可能です。夜間や休日などに急を要する状況が発生し、かかりつけの医療機関に受診できない場合もご利用いただけます。
婦人科
婦人科疾患の診療からがん検診、避妊のご相談まで幅広くします
婦人科では、思春期のお子さまの月経不順・月経困難症から、青年期の子宮筋腫・子宮内膜症、ご年配の方の骨盤臓器脱などの疾患まで、年齢を問わず幅広く診療しています。おりものの異常、不正出血、性感染症、避妊、更年期障害、日常のお困りごとなど、お一人で抱え込まずにご相談いただけたらと思います。
月経困難症に対しては、各種低用量ピル（LEP）や漢方薬、痛み止めなどによる治療のご提案が可能です。一緒に話しながら、ご自身に合った改善方法を考えていきましょう。緊急避妊薬（アフターピル）（※1）も取り扱っておりますので、ご希望の場合はご相談ください。また、腹腔鏡下（ふっこうきょうか）手術や子宮頸部円錐切除術など、婦人科手術にも力を入れています。
そのほか、松原市の子宮がん検診、乳がん検診（※2）も実施しており、婦人科がんの早期発見に努めています。子宮がん検診と乳がん検診は同時に受けていただくことも可能です。
（※1）自由診療です。料金表をご確認ください。
（※2）詳しくは当院検診センターにお問い合わせください。
阪南中央病院の基本情報
| 診療科目 | 産婦人科 | ||||||||||||||||||
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| 住所 |
大阪府松原市南新町3丁目3番28号
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| アクセス |
南海バス 南新町1丁目停留所下車 徒歩約2分 駐車場有り（70台） 妊婦健診の場合は無料となります。詳しくはお問い合わせください。 |
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| 診療時間・休診日 |
休診日 土曜・日曜・祝日
当日受付の受付時間は8:30～11:30です。 |
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| 電話番号 |
072-333-2100 |
特徴・設備
| 設備 |
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| 駐車場 |
駐車場有り（70台） 妊婦健診の場合は無料となります。詳しくはお問い合わせください。 |
| 専門医 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
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