S-BT療法|鈴木歯科クリニック

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電話問合せの注意事項【必読】

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S-BT療法

●S-BT療法

鈴木式整復体操とバイトプレート療法

S-BT療法とは身体疾患の除外と、症状に対する処置の双方に関係した診断と治療を目的としたものです。
バイトプレートとは着脱式のレジンなど歯列に被せて上下の顎のかみ合わせを正しい位置に誘導する器具。
S-BTの前処置の段階で、どの程度に症状が改善するかを予測できる場合がほとんどです。それで患者さんの納得が得られて、ご要望があればS-BTプレートを作成します。プレートは着脱式で可逆的な保存療法なので安全です。
※症状改善後にお申し込があれば、咀嚼に配慮したかみ合わせの調整や、歯に冠を被せるなどの補綴治療をします。


 


 

S-BTプレートを入れる
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下顎の位置が正しくなる
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頭頚部の筋肉の過激張(スパズム)が減る
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第一、第二頚椎の位置が改善する
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頚椎のカーブが良くなる
    ▼▼
腰椎の歪みも改善する
    ▼▼
姿勢が良くなる


 


 

S-BTプレートとは

S-BT療法では、整復体操で脊柱を正しい方向に導いて、その状態を維持できるかみ合わせに下顎を誘導してプレートを作成します。S-BTプレートを使用したかみ合わせで下顎(顎関節)は正しい位置になり、姿勢が整い、自律神経の調和が良くなることで病状が改善します。

 


 

S-BT療法の適応症

※体の重心バランスの崩れによる整形外科的なものや、自律神経の変調による疾患が多い

 

(1)顎関節症
(2)頚部諸筋の異常(首のこり)から起きる不定愁訴⇒肩こり、頭痛(頭頚部の腫瘍、炎症のないもの)、微熱、めまい(原因不明のもの)、眼の奥の痛み、吐き気、腹痛、下痢、動悸、不整脈、抑うつ気分、倦怠感、手足のしびれ、むちうちの後遺症による頭頚部の違和感や咬合異常、不眠、自律神経失調症
(3)腰痛
(4)身体表現性障害
・舌痛症(ヒリヒリ、ピリピリ)・口腔異常感、不快感(ほてり、ねばねば、他)
・神経痛(三叉神経痛、顔面痛、歯痛、不定疼痛、他)・味覚異常(にがみなど)
・疼痛性障害(疼痛の程度に見合う疾患が認められず、ストレスなどで悪化する)
(5)線維筋痛症
(6)歯ぎしり、くいしばり、噛み合わせの違和感、舌や頬をよく咬んで口内炎になり易い
(7)顔の歪み
(8)その他 
・階段を降りると歯が響く、頭に響く


 


 

一般的な診療・治療の流れでのS-BT療法の位置

【舌痛症を例に説明します】
舌の痛みや違和感を訴えに来院された方の診断と治療の流れの中で、舌痛症に対してS-BT療法がどこに位置するかをご覧ください。

 

舌痛症とは慢性持続性舌痛を訴えるも他覚的に異常が認められないもの。
舌痛症は特定疾患として取り扱われている難治性疾患です。

【舌痛症の症状】
1)舌先や舌側線にヒリヒリした痛みがある。
2)舌の表面を見てもどこが悪いかわからない。
3)食事・会話時には痛みが消えている。
4)指で舌を触っても痛くないが、歯をかみ合わせると痛む。
5)中高年女性に多い。


 


 

舌痛に対する当院での治療の流れ

(1)器質的疾患との鑑別
潰瘍、発赤,腫脹、硬結の有無を見て、異常がなければS-BT療法で診断的治療をする。
・白斑症、扁平苔癬、紅色苔癬、潰瘍、硬結⇒病理組織検査を口腔外科に依頼し、悪性でない場合は口腔清掃指導、うがい薬で口ゆすぎ、軟膏塗布、高周波非接触治療
・口内炎⇒うがい薬で口ゆすぎ、軟膏塗布、高周波非接触治療
・口腔乾燥症⇒耳下腺マッサージ、高周波非接触療法、耳下腺導管の洗浄

(2)臨床検査の異常の有無
・血液検査:貧血、ヘルペスウイルスの抗体価、血清亜鉛⇒内科などへ依頼
・カンジダ菌の検査⇒舌苔の除去指導(抗真菌剤も使用)、高周波非接触療法、

(3)心理的検査
・特発性舌痛症、精神的神経学的検査⇒口腔外科、神経科へ依頼
以上のようにS-BT療法は診断的治療なので、腫瘍や炎症の診査後すぐに行います。


 


●かみ合わせ治療


 


 

かみ合わせによる診断治療のすすめ

各種検査で異常なしといわれたが、症状は改善しないし…
どうしたらよいのだろう、と困ってはいませんか?
診断的治療とは、症状との因果関係が明確でない場合に使用するものです。その一つの治療法として、私が今回ご紹介したいのはS-BT療法というものです。

 


 

体とかみ合わせとの関係

姿勢が悪いと体の重心が不安定になりますし、脊髄神経に影響して様々な問題が起こることが想像できます。良い姿勢が健康維持に大切であることに異論を唱える人はいないでしょう。

姿勢を維持するのに歯のかみ合わせが緊密に関わっているとしたら、それについてもっと知りたいとは思いませんか?

具体例はこちら

歪んだ姿勢は自律神経に悪い影響を及ぼします。自律神経は全身のあらゆる組織に流れる血流をコントロールしているので、その働きに異常が起きると特定の組織の血流障害が起きます。それが肩で起きれば肩こりとして、耳(三半規管)であれば目眩、舌なら舌痛、頭なら頭痛やうつ状態という具合に、体のどこでどのような症状が起きても不思議ではありません。これら一連のメカニズムはS-BT療法(診断的治療)の経験からの推測です。

 


 

かみ合わせと頚椎と自律神経の関係

歯のかみ合わせのズレにより第1・第2頚椎の位置関係にわずかなズレが生じると、脳への動脈が圧迫されて、めまいなどが起きることがあります。第2頚椎には歯突起という軸があり、この軸を中心に第1頚椎が回ることで、首を回します。第2頚椎より下の頚椎は軟骨の椎間板で連結され、頚椎がしなるように動くことができるようになっています。頚椎は頭の重みを支えているし、頚椎は脊髄神経と脳へ行く椎骨動脈の通り道で、その血管や神経を保護しています。頚椎が正しくなると脳幹の働きが良くなります。

第1・第2頸椎は、骨格のバランスに関係していて、そのズレは頚椎の正しい湾曲形態を歪めてしまうために姿勢が悪くなるのです。

 

脊椎が悪く歪んだ姿勢は、脊髄神経に影響して自律神経の働きに変調を招くのです。

 


 


●顎関節症

下顎頭には関節円盤というお帽子がかぶっていて、関節頭を保護しながら咀嚼運動がスムーズになるように働いています。かみ合わせの異常で下顎頭の位置がズレますと、咀嚼運動がいびつになります。そのストレスで関節円盤が変形して前方にズレますと、開口時に下顎頭が引っ掛かり、円盤が従来の位置に戻るときにクリック音がします。更に変形が進み、くいしばる力が病的に増して円盤の後部組織を押しつぶすような力が加わると、円盤は前方に転移したまま戻らなくなります。転移した円盤が下顎頭の前方移動を妨げるために2,5cm以上口が開けない状態になることもあります。これは痛みを伴うことが多いです。  

急な開口障害は様子を見ようとは考えないで、すぐに来院なさるべきです。(1週間後で約1割、3か月後では7割ぐらいの人が元に戻せなくなります。)

関節円盤のズレを整復不可能な開口障害の人でも、下顎頭の可動域を広げ、痛みや身体の病的な症状も緩和できますのでご相談ください。家庭療法もご指導します。

 


 

(1)正常な開口

関節円板は口を開ける時、関節頭を保護しながらスムーズに移行させるよう働いている。


 

(2)

顎関節症が進むと関節頭の位置のズレにより歪んだ円板がひっかかりそれが動きの中ではずれる時にクリック音がする。


 

(3)

口が2.5cm以上開かない場合、関節円板が変形して前方へ移転してしまうと、転移した円板が妨害して関節頭が前方へ移動できないので大きく口が開かない。


 


 


 

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