検診・人間ドック｜東海病院

当健康管理センターは東海病院に併設された、人間ドック専用の施設になります。CT、MRI、内視鏡、各検査機器のいずれも、東海病院の診療用の物を用いています。 東海病院は、内科外科ともに消化器疾患に力を入れており、内視鏡検査には特に重点を置いています。 消化器の医師を中心に、精度にこだわった医療機器を用いて、上部／下部内視鏡検査を行っています。胃がん・大腸がんともに早期に発見できれば、内視鏡で切除できる時代ですので、積極的に内視鏡検査を受けることをお勧めしています。また、内視鏡検査は一回だけでなく、毎年繰り返し受けることが重要です。同時に、検査自体の負担軽減にも力を入れています 受診者は大体40～50代で、お仕事を持たれてる方が多い印象ですね。健康への意識も高く、時には鋭い質問をいただくこともあり、こちらも勉強させていただいてるという状況ですね。やはり意識が高い方が増えてくると、こちらとしてもやりがいをより感じられます。

レントゲン・心電図を基本として腹部超音波と内視鏡、もしくはバリウムによる胃の検査を含む半日ドックになります。それに肺がんCTオプション、子宮頸がんオプション、乳がんオプションといった各オプションを組み合わせていただけます。所要時間は大体4時間ぐらいになりますので、多忙な方でも利用しやすくなっていると考えております。皆さまのニーズにお応え出来るよう、日々検査内容に取り組んでおります。 さらに鎮痛剤を用いた上／下部内視鏡検査、胸腹部CTを標準に含んだ一泊二日のドック、脳のMRIで脳動脈瘤や脳腫瘍を検査する脳ドックを実施しております。 検査の結果が全部揃った後、医師からの面談の場を用意しております。

1年に1回の人間ドックをお勧めします。なぜかといいますと、胃がん検診においては、学会がピロリ菌の感染歴がある方には1年に1回の胃カメラを推奨しているからです。また、肺がん検診では、喫煙者において胸部CT検診やレントゲン検診を毎年比較して、肺がんの死亡率の低下に役立てたという報告もあります。 1日から2日で全身の健康状態を学会が推奨・提案するレベルで確認できるというのが、人間ドックの利点だと考えます。

いわゆる生活習慣病にはもちろん対応しておりますし、がんとの因果関係が明らかである喫煙、ピロリ菌、肝炎ウイルスなどの感染症への対策にも力を入れています。 例えば、禁煙が早ければ早いほど健康にとって良いのは言うまでもありませんが、喫煙されている方が受診された場合は、今、禁煙することは「必ず後の財産になる」をモットーに、病院で行なっている禁煙外来の受診をおすすめしています。 また、ドッグで、結果肝細胞がんの原因となる肝炎ウイルスや、胃がんの原因にな ピロリ菌の感染が判明した場合、東海病院の内科外来を受診していただき、C型肝炎ウイルスの除去、ピロリ菌の除菌を受けるよう推奨しています。 がんや脳神経血管病のような重篤な疾患というのは、早期に発見することはもちろん重要なのですが、何より病気そのものにならないことが大切だと考えています。

東海病院と健康管理センターで連携して、予防・診断・治療まで一貫して行なっています。

当センターでは、検査結果が全て揃った後、それらをまとめて結果をご説明するというシステムをとっております。 面談に来られる方には画像やその他のデータを提示させていただいて、結果を丁寧に説明させていただいております。 面談時には、十分な時間を確保して人間ドックの結果説明、普段の健康相談などに対応しています。

人間ドックを受診していただいてる方にはカフェテリアをご利用いただけます。カフェテリアには、大型のテレビを設置して、フリードリンクを用意しておりますので、ゆったりとお過ごしいただけるのではないかと考えています。 環境だけでなく、接遇という面でも力を入れており、柔軟に皆さまの対応ができるよう日々精進しています。 また、東海病院は、KKRグループ、国家公務員共済組合連合会になりますので、その連合会のKKR名古屋ホテルを一泊二日ドックの方にはご利用いただいています。

受診される方の目線で、どういう風に検査・診療を進めていくのかということに重点を置いています。当センターの特徴としましては、各診療科の垣根っていうのが非常に低く、ひとりの受診者様に対して、多くの医師で意見交換ができるという強みがあります。＜誠意Sincerity・奉仕Service・考動Science＞の3つのSを意識して、地域の皆さまの健康サポートに努めています。