小さい頃から小児科の医師を目指されていたのでしょうか。

私が小さい頃、小児科の開業医だった父は、急患がいらっしゃれば夜間も休日も関係なく、一日中診療にあたっていました。母も、一緒に起きて会計をし、さらに朝は父よりも早く起きて家事をしていました。そんな父と母の姿を見て育ったこともあり、小児科の開業医の大変さは、子どもの頃からよく理解していたと思います。小児科の開業医になると、自分だけではなく、将来、自分の家族になる人にも大変な思いをさせてしまうことになるのではないかと考えていました。そのため、憧れだけで安易に小児科の医師になると決めることはできず、医院を継ぐという覚悟をすることがなかなかできなかったのです。「小児科の医師になる」と決めたのはその覚悟ができた時だと思います。

患者さまのニーズに応えるための努力を何かしていますか？

患者さまのニーズに応えるためにおこなっていることは、しっかり診察をすることとしっかり説明をすることです。何か特別なことを専門的におこなっているわけではないので、私にできることは、患者さまに対し真摯に向き合って診療するということだけなのです。この2点を実践すると、どうしてもお一人おひとりの診療時間が長くなってしまうため、結果的に患者さまをお待たせすることになってしまうのは心苦しいところでもありますが、ご理解いただければ幸いです。

病院が苦手なお子さまのためにおこなっている工夫があれば教えてください。

自閉スペクトラム症の傾向をお持ちの患者さまは、こだわりや好き嫌いが強く、一人ひとり苦手な部分が違うため、その患者さまに合わせて臨機応変に診察するようにしております。初めてのことが苦手なお子さまが多く、口の中を診るだけでも嫌がりますので、舌圧子を使わずにただ口を「あーん」と開けてもらって診るようにしています。診断がついていなくても、ある程度、そういう傾向を持っているのではないかと思われるお子さまには、そのような対応をしております。

今後力を入れていきたいと考えている治療について理由と共に教えてください。

今後、力を入れていきたいと考えているのは、子育て支援と発達障害のお子さまの支援です。核家族化にともない、近くに子育てのアドバイスをしてくれる親族がいないという方も多いため、初めての子育てに際し、わからないことをスマートフォンで検索する方も増えているように思います。インターネット上の情報が正解とは限りませんので、赤ちゃんの立場に寄り添ったアドバイスができればと思っています。発達障害支援に関して、診断は専門の医療機関を受診していただきますが、その後の経過を専門の医療機関と相談しながらフォローさせていただきます。また、発達障害のお子さまをお持ちの親御さまは、子育てのしにくさでお困りの方も多くいらっしゃいますので、相談に乗っていきたいと考えています。

貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。

長く勤務しているスタッフも多いため、おじいさま・おばあさま、親御さま、お子さまの３世代にわたって通院されている方々の、家族構成や生活背景などをよく存じ上げていると思います。そのため、各家庭に応じたアドバイスができます。また、来院された患者さま、親御さまやご家族の顔・名前・来院時の所見をよく覚えており、私がわからない時にも、スタッフに質問するとすぐに返事が返ってきます。

この町の好きなところを教えてください。

大きすぎず、小さすぎずまとまりがよく住みやすい町だと思っています。大きすぎると人とのコミュニケーションが希薄になってしまいますし、小さすぎると隣近所とのコミュニケーションが密になりすぎて、それが嫌だと思われる方もいることでしょう。八代市は、ほどよい大きさで、ほどよい距離感が保てる町ではないかと思います。球磨川が流れ、龍峯山があり、自然も満ち溢れている場所です。球磨川は、八代市の大きなシンボルのひとつです。

地域の医療貢献のために取り組んでいることがあれば教えてください。

予防接種や診察のほか、夜間急患センターの小児科の診療を当番制でおこなっています。これらを通じて、地域のお子さま方の健康と成長を見守り、サポートしています。

休日の過ごし方を教えてください。

休日は、ただひたすらゆっくりと身体を休めています。以前は、野球やウォーキングもしていたのですが、年を重ねると共に、のんびりと過ごすようになりました。

《ネット受付可》和田小児科医院(八代市｜八代駅)

新生児医療の経験がある小児科の医師が診療。赤ちゃん・お子さまに優しい地域の小児科です

おすすめポイント

駐車場22台。最寄りのバス停から徒歩約1分

駐車場は22台分のスペースがあります。産交バス（みなバス・ゆめバス）「八代たばこ産業前停留所」から徒歩約1分。お車や公共交通機関を利用して通院できます。
ネットや電話での時間帯受付に対応しています

ネットからの時間帯受付に対応しているほか、電話でのお問い合わせも可能です。院内滞在時間を軽減できるので、感染予防にもつながります。院外での待機も可能です。
三代にわたり地域に寄り添った小児科診療を提供

地域に密着し、祖父の代から三代にわたって小児科診療を続けている医院です。お子さまの健康、発達についての不安や育児相談まで、幅広いお悩みに対応しています。

特徴 1

小児科

風邪などの感染症、予防接種、発達障害のサポートなど幅広く診療

診療案内【小児科】をもっと見る

特徴 2

十分な説明

親御さま、おじいさま・おばあさまにもご理解いただきやすい説明

こだわり【十分な説明】をもっと見る

特徴 3

衛生管理

院内感染を防ぐため、一般の診療と予防接種の時間帯を分けています

こだわり【衛生管理】をもっと見る

特徴 4

医師・スタッフの専門性

世代を超え、お子さまに優しい地域医療を提供いたします

こだわり【医師・スタッフの専門性】をもっと見る

診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療

	月	火	水	木	金	土	日	祝
9:00～12:00	●	●	●	●	●		休	休
9:00～12:30						●	休	休
14:00～18:00	●	●	●	●	●		休	休

予防接種実施日時：午前8時45分～　午後13時45分～
※臨時休診あり

交通案内

熊本県八代市大手町2-5-23

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アクセス

鹿児島本線八代駅徒歩15分
鹿児島本線新八代駅車8分

ゆめバス　八代たばこ産業前停留所　下車徒歩1分
みなバス　八代たばこ産業前停留所　下車徒歩1分

医院写真

外観
待合室
レントゲン室
診察室
畳スペース
お子さまの健康や育児でお困りの際はご相談ください
いつも笑顔で対応します
優しく丁寧に診察しています

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特徴

特徴 1

小児科

風邪などの感染症、予防接種、発達障害のサポートなど幅広く診療

小児科では、風邪・インフルエンザ・感染性胃腸炎・手足口病などの感染症や喘息の治療、各種予防接種（※1）のほか、地域医療と連携しながら発達障害と診断されたお子さま、親御さまへのサポートなどをおこなっています。発熱・咳・嘔吐・腹痛・下痢などの症状があればお越しください。各種ウイルスの迅速検査、血液検査、レントゲン検査などもおこなっています。必要に応じてアレルギーの原因となるアレルゲンを確認する血液検査にも対応しています。

腹痛の中には、腸重積症（腸閉塞）や盲腸（急性虫垂炎）を起こしていることがあるため、それらの病気を見逃さないよう気をつけて診療しています。

また、自閉症・ADHD（注意欠如・多動性障害）などの可能性を指摘された場合や、お子さまがほかのお子さまとは違った個性を持っているようだと不安になられている方、育児に困難を感じている方はご相談ください。検査や診断が可能な医療機関をご紹介し、専門の医療機関と一緒にフォローさせていただきます。

予防接種（※）は、定期接種と任意接種に対応しています。定期接種は初回の接種時に大まかなスケジュールをお伝えし、メモをお渡しするようにしています。

（※）は自由診療です。料金表をご確認ください。

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特徴 2

十分な説明

親御さま、おじいさま・おばあさまにもご理解いただきやすい説明

当院では、医学用語を多用しないわかりやすい説明とていねいな診療を心がけています。昔に比べ、医療は考え方も治療方法も変化したため、付き添いでいらっしゃる親御さまはもちろん、おじいさま・おばあさまにもご理解いただける説明に努めています。お子さまの機嫌、食欲、排尿など、ご自宅で看病するにあたって注目した方がよいポイントについても、ていねいにお伝えしています。

例えば、発熱・咳・下痢などの症状が起こる理由をお伝えしたうえで、症状を無理に押さえ込む治療ではなく必要性のあるお薬を処方しています。また、お薬の飲ませ方のコツは、年齢やお子さまの食事の好み、お薬の種類によっても変わってきますので、ケースバイケースでアドバイスをするようにしています。

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特徴 3

衛生管理

院内感染を防ぐため、一般の診療と予防接種の時間帯を分けています

当院では院内感染を予防するため、予防接種（※）で来院される方と、風邪などの患者さまの診療時間を分けています。

なお、2階には予防接種後に過ごしていただくスペースをご用意しており、接種後の急な体調変化にも速やかに対応できるようにしています。

■予防接種実施日時：午前8時45分～　午後13時45分～

ワクチンは感染症の予防や、かかった時の重症化を防ぐものであり、とても重要なものです。
風邪や感染症が心配な方も、マスクの着用をするなどしてご来院いただければと思います。

（※）は自由診療です。料金表をご確認ください。

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特徴 4

医師・スタッフの専門性

世代を超え、お子さまに優しい地域医療を提供いたします

当院は三代続く小児科の医院で、開業当初から「母性を大切に、赤ちゃんに優しい医療」をモットーに、できる限り赤ちゃんとお子さまに優しい医療の提供を心がけています。

昔は、赤ちゃんが泣いていてもむやみに抱き上げない方がよいと言われていました。しかし、赤ちゃんは意味もなく泣いているわけではありません。何か訴えたいことがあって泣いているのです。赤ちゃんがどうしてほしいと思っているのかを考えながら育児をおこなうことが、赤ちゃんに優しい医療です。当院は、育児に悩む親御さまのご相談に乗り、赤ちゃんに優しい医療を提供することを大切にしています。

世代を超えて地域医療に携わり、ご家族の皆さまとの信頼関係を大切に、地域の皆さまの健康維持をサポートさせていただきます。

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インタビュー

子育て支援や発達障害のお子さまの支援に注力していますのでご相談ください

小さい頃から小児科の医師を目指されていたのでしょうか。
患者さまのニーズに応えるための努力を何かしていますか？
病院が苦手なお子さまのためにおこなっている工夫があれば教えてください。
今後力を入れていきたいと考えている治療について理由と共に教えてください。
貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。
この町の好きなところを教えてください。
地域の医療貢献のために取り組んでいることがあれば教えてください。
休日の過ごし方を教えてください。

小さい頃から小児科の医師を目指されていたのでしょうか。: 私が小さい頃、小児科の開業医だった父は、急患がいらっしゃれば夜間も休日も関係なく、一日中診療にあたっていました。母も、一緒に起きて会計をし、さらに朝は父よりも早く起きて家事をしていました。そんな父と母の姿を見て育ったこともあり、小児科の開業医の大変さは、子どもの頃からよく理解していたと思います。小児科の開業医になると、自分だけではなく、将来、自分の家族になる人にも大変な思いをさせてしまうことになるのではないかと考えていました。そのため、憧れだけで安易に小児科の医師になると決めることはできず、医院を継ぐという覚悟をすることがなかなかできなかったのです。「小児科の医師になる」と決めたのはその覚悟ができた時だと思います。

患者さまのニーズに応えるための努力を何かしていますか？: 患者さまのニーズに応えるためにおこなっていることは、しっかり診察をすることとしっかり説明をすることです。何か特別なことを専門的におこなっているわけではないので、私にできることは、患者さまに対し真摯に向き合って診療するということだけなのです。この2点を実践すると、どうしてもお一人おひとりの診療時間が長くなってしまうため、結果的に患者さまをお待たせすることになってしまうのは心苦しいところでもありますが、ご理解いただければ幸いです。

病院が苦手なお子さまのためにおこなっている工夫があれば教えてください。: 自閉スペクトラム症の傾向をお持ちの患者さまは、こだわりや好き嫌いが強く、一人ひとり苦手な部分が違うため、その患者さまに合わせて臨機応変に診察するようにしております。初めてのことが苦手なお子さまが多く、口の中を診るだけでも嫌がりますので、舌圧子を使わずにただ口を「あーん」と開けてもらって診るようにしています。診断がついていなくても、ある程度、そういう傾向を持っているのではないかと思われるお子さまには、そのような対応をしております。

今後力を入れていきたいと考えている治療について理由と共に教えてください。: 今後、力を入れていきたいと考えているのは、子育て支援と発達障害のお子さまの支援です。核家族化にともない、近くに子育てのアドバイスをしてくれる親族がいないという方も多いため、初めての子育てに際し、わからないことをスマートフォンで検索する方も増えているように思います。インターネット上の情報が正解とは限りませんので、赤ちゃんの立場に寄り添ったアドバイスができればと思っています。

発達障害支援に関して、診断は専門の医療機関を受診していただきますが、その後の経過を専門の医療機関と相談しながらフォローさせていただきます。また、発達障害のお子さまをお持ちの親御さまは、子育てのしにくさでお困りの方も多くいらっしゃいますので、相談に乗っていきたいと考えています。

貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。: 長く勤務しているスタッフも多いため、おじいさま・おばあさま、親御さま、お子さまの３世代にわたって通院されている方々の、家族構成や生活背景などをよく存じ上げていると思います。そのため、各家庭に応じたアドバイスができます。

また、来院された患者さま、親御さまやご家族の顔・名前・来院時の所見をよく覚えており、私がわからない時にも、スタッフに質問するとすぐに返事が返ってきます。

この町の好きなところを教えてください。: 大きすぎず、小さすぎずまとまりがよく住みやすい町だと思っています。大きすぎると人とのコミュニケーションが希薄になってしまいますし、小さすぎると隣近所とのコミュニケーションが密になりすぎて、それが嫌だと思われる方もいることでしょう。八代市は、ほどよい大きさで、ほどよい距離感が保てる町ではないかと思います。球磨川が流れ、龍峯山があり、自然も満ち溢れている場所です。球磨川は、八代市の大きなシンボルのひとつです。

地域の医療貢献のために取り組んでいることがあれば教えてください。: 予防接種や診察のほか、夜間急患センターの小児科の診療を当番制でおこなっています。これらを通じて、地域のお子さま方の健康と成長を見守り、サポートしています。

休日の過ごし方を教えてください。: 休日は、ただひたすらゆっくりと身体を休めています。以前は、野球やウォーキングもしていたのですが、年を重ねると共に、のんびりと過ごすようになりました。

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医師・スタッフ

医師院長和田　淑郎

当院は、祖父、父、私の三代続く小児科です。開業時から「お子さまに優しい医療」を目指し、時代と共に変化する生活スタイルを考慮した診療に努めています。また、昔と今とでは医療の考え方や治療内容も随分変化しましたので、60歳を過ぎても学ぶことが多く、新しい情報を取得してお伝えしています。小児科の一般診療、発達や育児に関する相談などにも対応しておりますので、お困りの際はどうぞお越しください。

経歴: 1982年3月　杏林大学医学部　卒業
1983年6月　杏林大学医学部付属病院胸部外科　入局
1985年5月　杏林大学医学部付属病院胸部外科　臨床研修終了
1985年6月　国立大学法人熊本大学付属病院小児科　入局
1986年6月　熊本市民病院新生児センター　勤務
1987年5月　宮崎県立延岡病院小児科　副医長就任
1988年7月　熊本赤十字病院小児科　勤務
1991年7月　荒尾市民病院小児科　医長
1994年4月　熊本市民病院小児科　医長
1996年4月　健康保険八代総合病院小児科　勤務
1998年2月　医療法人社団　恵和会　和田小児科医院　開業
現在に至る
専門医・取得資格: 日本小児科学会認定小児科専門医

全掲載スタッフ(掲載中1人)

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駐車場	駐車場有り（22台）
専門医	日本小児科学会認定小児科専門医