専門医インタビュー

専門医インタビュー(田中 拓夫先生)|田中内科クリニック

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田中内科クリニック 西鉄平尾駅_専門医インタビュー(田中 拓夫先生)の写真 日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医として、知識を生かした多角的な視点で診療する先生。その歩みやこだわりを伺いました。
院長 田中 拓夫
取材日:2021年11月18日

田中 拓夫先生(日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医)にインタビュー

症状改善だけでなく、原因を突き止めることが呼吸器内科の医師としての使命

呼吸器内科に進まれた理由・学ばれたことなどを教えてください。
田中内科クリニック 西鉄平尾駅 呼吸器内科に進まれた理由・学ばれたことなどを教えてください。の写真
私が大学を卒業した当時は、呼吸器内科を専門とする医師の数はあまり多くありませんでした。その反面、喘息の患者さまは今後増えていくと考えられていたため、喘息の治療に対応できる医師になりたいと考えたことが、呼吸器内科の道に進んだ理由です。

そのため、咳や喘息に関することはもちろん、肺がん、結核性胸膜炎、癌性胸膜炎、間質性肺疾患、呼吸器感染症など、呼吸器にまつわる疾患の勉強、研究に幅広く力を入れてきました。
勤務医時代の経験で印象に残っていること・学びとなったことはありますか?
田中内科クリニック 西鉄平尾駅 勤務医時代の経験で印象に残っていること・学びとなったことはありますか?の写真
九州大学では、胸部疾患研究施設や呼吸器内科に所属し、先ほどお話ししたような呼吸器疾患の研究や肺がんなどの難症例の診療、後輩医師の育成などに携わりました。いくつものことを同時進行で行っていたため、忙しかったですがとても学びのある時間だったと感じています。また、研修医時代に勤務していた九州厚生年金病院は急性期病院であったため、呼吸器疾患から内科疾患まで、急性症状の診療経験を積むことができました。

久留米市の古賀病院は、症状をコントロールしていくことの難しさと大切さを学ばせていただいた病院です。治療が難しく重い症状が継続する「難治性疾患」を多く取り扱っており、患者さまへの指導・心のケアも含めて学びになることが数多くありました。また、同様に患者さま目線での診療の大切さを学んだのが、国立療養所田川新生病院での診療です。長期的な入院を必要とする方が多かったため、患者さまのお気持ちを考慮した上での接し方などを学ぶことができました。
日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医としての強みや、今後の課題はありますか?
田中内科クリニック 西鉄平尾駅 日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医としての強みや、今後の課題はありますか?の写真
日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医であることの強みは、より多角的な視点で診療ができることです。「咳」という症状がある場合、その咳をただ止めることだけではなく「なぜ咳が出ているのか原因を突き止めていくこと」が日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医としての使命だと考えています。

また、患者さまの中には処方された薬を飲んで一時的に症状が治まった際に、自己判断で薬の服用をやめてしまう方がいらっしゃいます。しかし、根本的な改善を図るためには自己判断で服用をやめてしまうのはよくありません。呼吸器内科を専門とする医師として、今後はより、患者さまへの丁寧なご説明や啓もう活動により力を入れていきたいと考えています。

「いかに悪化させず、いかに継続してもらえるか」を考え、治療を行う

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に力を入れていらっしゃるそうですね。
田中内科クリニック 西鉄平尾駅 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に力を入れていらっしゃるそうですね。の写真
はい。COPD(慢性閉塞性肺疾患)は「肺の生活習慣病」ともいわれている病気です。原因は喫煙であることがほとんどであり、喫煙者の5人に一人ほどはCOPDを発症するといわれています。ただ、「タバコを吸っていれば咳が出るのは当然」と考え、ご自身で症状に気づかれない場合も多くあります。

当クリニックでは、ガイドラインに沿った検査からお薬による治療、口すぼめ呼吸や腹式呼吸などの呼吸訓練を中心とした呼吸リハビリテーションまで「いかに悪化させないか」を重視した診療を行っています。COPDは、重症化すると在宅酸素療法が必要になるなど、さまざまなリスクがある疾患です。禁煙に対し抵抗感のある方も多いかと思いますが、患者さま一人ひとりのバックグラウンドなどを考慮し、多角的な視点でアドバイスをさせていただきます。喫煙習慣がある方、咳が慢性的に出る方はお早めにご相談ください。
経験を積んできた気管支喘息の治療についてもお聞かせください。
田中内科クリニック 西鉄平尾駅 経験を積んできた気管支喘息の治療についてもお聞かせください。の写真
気管支喘息の治療に関しても、ガイドラインに沿った検査・治療に努めていますが、中でも特に大切にしているのは吸入指導です。気管支喘息をお持ちの方の中には、吸入がうまくできていない方や、吸入療法を途中でやめてしまう方がいらっしゃいます。軽度から重度まで、幅広い気管支喘息の治療に携わってきた経験をもとに、日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医としてアドバイスいたします。

気管支喘息は、軽視してはいけない病気です。気管支喘息をはじめとする呼吸器疾患でお亡くなりになる方を見てきたからこそ、継続的に正しく治療を行うことが大事であることを伝え続けていきたいと思っています。またそのために、薬局など地域の医療関連機関とも連携をとるよう努めています。
肺がん・睡眠時無呼吸症候群についても、お伺いできればと思います。
肺がんのレントゲン検査の際に大切にしているのは、早期発見につながるよう丁寧な診断を行うことです。肺がんの疑いがある場合は、必要に応じて済生会福岡総合病院や福岡赤十字病院と連携をとり、患者さまをサポートいたします。どちらの病院にも、呼吸器内科の医師の知り合いがおりますので、スムーズに連携をとることが可能です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関しては、携帯型装置による簡易検査で就寝中の呼吸の状態を検査し、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)で治療を行います。睡眠時無呼吸症候群は、ご自身では気づいていないことが多いにもかかわらず、高血圧症や脳卒中、心筋梗塞などのリスクを高める病気です。「よく寝ているはずなのに日中眠気がある」「起床時に頭痛がある」「家族に睡眠中の呼吸を指摘された」といった場合は、ぜひ一度検査をご検討ください。

専門的な診療に努めながらも、気兼ねなく相談できる環境づくりに力を入れる

呼吸器内科の医師として、今後力を入れていきたいことはありますか?
田中内科クリニック 西鉄平尾駅 呼吸器内科の医師として、今後力を入れていきたいことはありますか?の写真
今以上に力を入れていきたいと考えているのは「どなたでも気兼ねなく来院・相談できるクリニックづくり」と、お越しになった患者さまへの「専門知識を生かした診療」です。地域に密着したクリニックとして、医療連携も率先して行いながら、より良い医療を提供していきたいと考えています。

また、日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医としては、窒息でお亡くなりになる患者さまをゼロにできるよう、引き続き努めてまいります。発熱の外来診療にも対応しており、新型コロナウイルスをはじめとした感染症対策に配慮した上で診療を行っておりますので、体調不良や健康に関する疑問・不安がある場合は遠慮なくお越しください。
呼吸・吸入に関する指導を行う上で、課題だと感じていることはありますか?
地域包括ケアシステムのような、情報共有ができる環境づくりが必要になると感じています。現在でも、薬局や医療機関をつなぐ喘息指導のネットワークはあり、そのネットワークに登録していれば「お薬の処方状況」や「受診状況」など、患者さまの情報は共有されています。ただ、例えば患者さまが登録されていない薬局でお薬を処方してもらった場合、その情報が途絶えてしまうという難点があります。

喘息は継続的に治療をしていくことが大事な疾患だからこそ、どの医療機関・薬局を利用したとしても情報共有がなされるシステムづくりが必要になると考えています。また、そういったネットワークは地域にいくつかありますが、将来的にそれらが統一されることも、より良い地域医療のためには大切だと考えています。
最後に、呼吸器内科の医師として患者さまへメッセージをお願いします。
田中内科クリニック 西鉄平尾駅 最後に、呼吸器内科の医師として患者さまへメッセージをお願いします。の写真
「こんなことまで相談してもいいのかな」と思うこともあるかもしれませんが、遠慮なくご相談ください。私は、患者さまが症状や治療法を理解し、納得した上で治療を進めたいと思っています。そしてそのために、十分にお話しできる時間を設けています。地域のクリニックとして、より患者さまにとって身近な存在を目指していますので、日常生活におけるお悩みなどもぜひお話しください。

日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医の役割は、症状を抑えることだけでなく「咳が出ていたら、なぜ咳が出ているのか」まで診ることだと思っています。地域の皆さまが、健康で幸福に生活できるよう、医師としてサポートしていければ幸いです。

田中内科クリニックの基本情報

医院名 田中内科クリニック
診療科目 内科 呼吸器内科
診療内容

インフルエンザ予防接種 健康診断 大腸がん検診

ネット受付
電話受付

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住所
アクセス
  • 西鉄天神大牟田線西鉄平尾駅 徒歩3分 
  • 七隈線薬院駅 徒歩12分 
  • 西鉄天神大牟田線薬院駅 徒歩12分 
  • 西鉄天神大牟田線高宮駅(福岡県) 徒歩16分 
  • 七隈線薬院大通駅 徒歩16分 
  • 七隈線渡辺通駅 徒歩16分 
  • 七隈線天神南駅 車8分 
  • 西鉄天神大牟田線西鉄福岡(天神)駅 車9分 
  • 七隈線桜坂駅 車9分 

駐車場有り

5台(医院並びのパーキング3台含む)

診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療

9:00~12:30
13:30~18:00
13:30~16:00

休診日:木曜午後・日曜・祝日

混雑の目安

混雑時間
10:00~11:00

※混雑状況の目安は各医院への取材情報を元にして掲載しておりますが、実際の状況とは異なる場合がございます。あくまでも参考の一つとしてご活用ください。

電話番号

092-531-1002

特徴・設備

待合室
  • 空気清浄器 除菌スリッパ アルコール除菌
設備
  • バリアフリー 個室 駐輪場 駐車場
駐車場

駐車場有り

5台(医院並びのパーキング3台含む)

専門医
  • 日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医

対応可能な症状・疾患など

症状・疾患
  • 糖尿病
  • 痛風
  • 脂質異常症
  • 骨粗鬆症
治療
  • 漢方
  • 高血圧

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