専門医インタビュー

専門医インタビュー(福嶋 恒太郎先生)|福嶋クリニック

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福嶋クリニック 吉塚駅_専門医インタビュー(福嶋 恒太郎先生)の写真 女性が抱える繊細なお悩みに対し、「後悔のない選択」のお手伝いをする医師
副院長 福嶋 恒太郎
取材日:2021年10月6日

福嶋 恒太郎先生(日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医)にインタビュー

研究や文化の違う国での診療にも携わり、医師としての研さんを積む

医師を目指した理由や、学生時代の思い出を教えてください。
福嶋クリニック 吉塚駅 医師を目指した理由や、学生時代の思い出を教えてください。の写真
父が産婦人科の医師をしていましたので、医師になることは子どもの頃から当然のように考えていました。「医師になりたい」というよりは「医師になるんだろうな」という感じですね。野球選手の親を持つ子が自然と野球選手を目指すのと同じように、ほかの職種と悩むことはあまりありませんでした。

学生時代の思い出はスポーツでしょうか。バトミントン部での活動に精を出していましたし、ゴルフも好きでよくしていました。大学にゴルフ部はなかったんですが、もしゴルフ部があったらバトミントン部ではなくゴルフ部に入っていたと思います。
勤務医として経験を積まれた中で、今も記憶に残っていることはありますか?
福嶋クリニック 吉塚駅 勤務医として経験を積まれた中で、今も記憶に残っていることはありますか?の写真
研修医時代は、ずっと病院にいましたね。一日のうち20時間くらいは病院にいたんじゃないかと思います。働き方改革の概念はない時代なのでどの診療科でも若い先生は忙しかったと思いますが、特に産婦人科に関しては「いつ産まれるか」は予定が立てられるものではないので、夕飯とシャワーのためだけに自宅に戻り、それ以外は病院で過ごすという生活を送っていました。

その後は大学病院で、臨床のほか、研究にも携わりました。主に研究していたのは、胎盤についてです。妊娠高血圧症候群という病気の発症には胎盤の初期形成が関係しているといわれていますが、その発症事情などを研究していました。研究をしていたことで、統計学や生物学的側面も学べたこと、産科医療補償制度の評価などにも携われたことは、いい経験になったと思っています。また、シンガポール国立大学病院でも勤務したのですが、医療行為そのものは同じでも背景や思想による臨床現場の違いを体験したことや、実際に英語で日常診療を行ったことは学びになったと感じています。
先生の専門性について、また勤務医時代と今との違いがあれば教えてください。
福嶋クリニック 吉塚駅 先生の専門性について、また勤務医時代と今との違いがあれば教えてください。の写真
産婦人科の中でも特に専門としているのは、周産期医療の分野ですね。妊娠・出産に関する産科学の分野です。資格としては「日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医」を取得していますが、これに関しては特段努力をしたというわけではなく、「持っているから専門性が高い」というわけでもないと考えています。「最低限の専門的教育を受けていますよ」という証しのようなもので、産婦人科の医師であるなら持っていることが自然だと思います。

勤務医時代と今とでは、基本的には何も変えていないつもりです。扱う疾患やその程度は多少変わりますが、やることは変わりません。基本的なスタンスは変えずに、一人ひとりの患者さまに真摯に対応することを大事にしています。

大切にしているのは、医師として「患者さまの決断」をお手伝いすること

力を入れている症状については、まずは不正出血からお聞かせください。
福嶋クリニック 吉塚駅 力を入れている症状については、まずは不正出血からお聞かせください。の写真
不正性器出血とは、生理以外で性器から出血がある状態のことです。原因は、病原菌の感染などによる炎症や、卵巣機能不全・月経異常などホルモン異常、子宮頸部または内膜のポリープ・子宮筋腫など良性の腫瘍、子宮頸がん・卵巣がんなどの悪性の腫瘍、子宮腟部びらん、妊娠に関連するものなど、さまざまあります。年代によって疑われる原因は異なりますので、「おかしいな?」と感じたら、ご相談ください。

治療は、薬物療法によって経過を観察するのが基本です。子宮頸がんや子宮体がんなどが疑われる場合には、専門医療機関へのご紹介を迅速に進めます。また、子宮頸がんは早期に見つかれば妊娠する可能性を残しやすくなりますので、がん検診は定期的に受けていただければと思います。
では次に、子宮内膜症はどのような症状で来院される方が多いのでしょうか。
福嶋クリニック 吉塚駅 では次に、子宮内膜症はどのような症状で来院される方が多いのでしょうか。の写真
痛みで来られる方が多いですね。生理痛と、生理でない時のおなかや腰の痛みです。ただ、痛みというのは人と比べることができません。生理痛の痛みに慣れてしまっている方も少なくないとは思いますが、日常生活に支障があるほどの痛みがあれば、受診をご検討いただくのがいいかと思います。

子宮内膜症の治療には大きく分けて薬物療法と手術の二つの方法があり、症状やご年齢、妊娠のご希望などに応じて、適する治療法は異なります。また手術をする場合も、病巣部のみを切除するか、子宮や卵巣なども摘出するか、といった選択が必要です。どの治療法にも一長一短はあり、さらに「今後の妊娠についてどのようにお考えか」ということも選択に大きく関わってきます。ただ、できるだけ後悔しないためには、ご自身で選択することが大切です。そのため治療をする際は、それぞれの治療のメリットやデメリット、考えられるリスクなどを丁寧にお話しし、後悔のない決断をするためのサポートをするようにしています。
子宮筋腫ができることは、そうめずらしくないことなのでしょうか?
福嶋クリニック 吉塚駅 子宮筋腫ができることは、そうめずらしくないことなのでしょうか?の写真
はい、子宮筋腫は30歳以上の女性の方にはよくみられる腫瘍です。症状としては月経量の増加や生理痛などがありますが、症状がないこともあります。よく患者さまから「大きいですか?」と聞かれますが、大きさだけでなく、できる場所や、症状の有無などで、治療の必要性は変わってきます。

治療にはお薬による治療と手術の2種類がありますが、こちらも子宮内膜症と同様に、患者さまのご希望やご年齢によって、選択する治療法は変わってきます。例えば、閉経が近いご年齢の方でしたら保存的治療を選択するのも一つの手ですが、30代前半で妊娠を考えている方、考えていない方では、選ぶ治療法は変わります。私が大切にしているのは、標準的な正しい情報を伝えることで、ご納得のうえで患者さまに治療法を選択していただくことです。クライアントとコンサルタントの関係のように、患者さまが選択をするお手伝いをするのが、医師の役割だと考えています。

「新しい技術」を上手に取り入れつつ、患者さまにとってよりよい治療を

産婦人科の医師として、課題に感じていることはありますか?
福嶋クリニック 吉塚駅 産婦人科の医師として、課題に感じていることはありますか?の写真
うちのような小規模クリニックのできること、在り方というのは、今後変わっていくと思いますし、変わらないとうまくいかないのではないかと思います。時代の変化に合わせて、新しい側面を取り入れていくことは一つの課題ですね。

例えば、どの診療科もそうですが、産婦人科は特に少子化や働き方改革などによる影響を受けやすいと思います。日本の医療には、いい面も、特殊な面もたくさんあります。日本のいいところを残しつつ、違う側面も取り入れていくことが大事なのではないかと思います。
注目していることや、取り入れていきたいことがあれば教えてください。
福嶋クリニック 吉塚駅 注目していることや、取り入れていきたいことがあれば教えてください。の写真
いろいろありますが、その一つとして考えているのはオンライン診療の導入です。ただ、すべてをオンライン診療にすればいいというわけではないと思っています。例えば、生理痛で低用量ピルを服用している患者さまであれば、年に何回かは超音波検査や内診のためにご来院いただき、それ以外の問診のみの診察はオンラインで対応ということが可能です。ご来院いただかなければできない診察や検査もありますので、「新しいもの」や「いいもの」と、「診断のために必要なこと」をうまく組み合わせていくことが大事なのだと思います。

そのほかに考えているのは、適した時期に引退をすることでしょうか。医師として、いつまでも患者さまの健康をサポートできればそれに越したことはありませんが、やはり能力の衰えにより、医学や機器の進歩についていけなくなる時は来ると思います。適した診断・治療をきちんと提供できるよう、どのタイミングで「引退の決断」をするかは大事なことだと考えています。
最後に、読者さま・患者さまへのメッセージをお願いします。
福嶋クリニック 吉塚駅 最後に、読者さま・患者さまへのメッセージをお願いします。の写真
患者さまの自己決定のお手伝いをさせていただきますので、気兼ねなくご来院ください。どの治療にも、メリットだけではなくデメリットもありますが、できるだけ後悔しない選択ができるようサポートさせていただきます。患者さまのご年齢や今後のライフプランなども考慮し、「いまさら聞いても…」ということがないように、丁寧にご説明いたします。

福嶋クリニックの基本情報

医院名 福嶋クリニック
診療科目 内科 産婦人科 婦人科 肝臓内科
診療内容

インフルエンザ予防接種 MRワクチン予防接種 B型肝炎予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 健康診断 大腸がん検診 大腸がん検診(便潜血検査) 子宮がん検診 子宮がん検診(子宮頸がん検査) 前立腺がん検診

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住所
アクセス
  • 鹿児島本線吉塚駅 徒歩6分 
  • 箱崎線馬出九大病院前駅 徒歩13分 
  • 箱崎線千代県庁口駅 徒歩13分 
  • 鹿児島本線博多駅 徒歩20分 
  • 1号線(空港線)祇園駅(福岡県) 徒歩19分 
  • 箱崎線呉服町駅(福岡県) 徒歩21分 
  • 箱崎線箱崎宮前駅 車8分 
  • 1号線(空港線)東比恵駅 車6分 
  • 鹿児島本線箱崎駅 車7分 

西鉄バス停「吉塚東口(福岡銀行前)」下車より徒歩約3分

駐車場有り (5台)

診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療

9:00~12:30
9:00~13:00
14:00~18:00

【休診】水曜午後・土曜午後・日曜・祝日

電話番号

092-621-8866

特徴・設備

特徴
  • 院内感染対策
待合室
  • アルコール除菌 無料マスク
設備
  • バリアフリー 個室 駐輪場 駐車場 おむつ交換台
駐車場

駐車場有り (5台)

サービス
多言語対応 ( 英語 ) 
専門医
  • 日本内科学会認定 総合内科専門医
  • 日本肝臓学会認定 肝臓専門医
  • 日本消化器病学会認定 消化器病専門医
  • 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医

対応可能な症状・疾患など

症状・疾患
  • 肝疾患
  • 糖尿病
  • 子宮内膜症
治療
  • 高血圧
  • モーニングアフターピル(緊急避妊法)

掲載している情報についてのご注意

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