検診・人間ドック｜後藤外科胃腸科医院

予防医学は健康な生活の基本になります。しかし、予防医学は保険診療に入らないというのが国の方針でしたので、一般の方に浸透してきたのは最近のことに思います。予防医学は医学の原点でもあると考えていますので、国を挙げて取り組んでいかなければいけないと考えています。

私が開業した２６年前は医師の少ない地域でしたので、当時は２４時間体制で急患も受け入れてやっていました。現在は肛門科や胃腸科など部分的なところでおいでになる方も多いです。健康意識は非常に高く、特に中高年の方からは、医者にかかったことがないから自分の体をきちんと調べたいとのご相談が増えています。５０代を過ぎると、人間ドックの受診も多くなります。

人間ドックが開始して１０年になります。検査項目の見直しがされていない場合、現代医療的には古い項目もあります。それぞれご要望のある方、健康に不安がある方、家族に病歴がある方など不安の要素に細かく対応していける健診でありたいと思っています。当院では様々な検査が可能ですので、緊密な関係を取りながらご希望にお応えしていけます。すべての方に数年に一度は受診を推奨します。ぜひお越しください。

当院では大腸内視鏡まで含めたカメラも日帰りでできるのは大きな特徴です。他院では宿泊パックで実施しているケースが多いため、お忙しい方でも受けやすいように工夫しました。特に当院は消化器系疾患について重視して検査を行っています。

日帰りコースに比べて検査項目が充実しており、余裕のあるスケジュールで詳しくチェックすることができます。宿泊を伴いますので、例えば睡眠時の無呼吸症候群の検査なども組み込むことができます。また、胃と大腸内視鏡を一度にやるのは体的にしんどいという方は、二日に分けて行うことができますので、これもまたメリットだと考えます。お時間に余裕のある方にはこちらのコースをお勧めしています。

現在は胃透視での検査は全国的に減ってきており、胃カメラが主流となっています。胃カメラですと、何か異常があった場合にそのまま細胞を取り精密検査に回すことができるため、効率的な検査となっています。今ではカメラも細くなり、苦痛もだいぶ軽減できるようになってきましたので、お気軽に試してみてください。

体の部位や気になる疾患というのは人によって様々だと考えているからです。例えば、喫煙歴や職業で肺がんのリスクは多少変わってきます。また、胃や大腸に関しては遺伝や家族歴、食生活も大きくかかわります。お一人おひとりで、調べてほしい検査項目は異なると思いますので、予算や受診者様の不安な点を重視してスポットで選択していただければと思っています。もちろんご相談していただいた上で、私たちのほうからご提案もさせていただきますので、ご安心ください。

画像検査は、それぞれの部門に知見を持つ医師に声をかけ一緒に見ていただきます。当院では結果のデジタル化をしており、CDやカードで情報を読み取ることができますので、より詳しい医師のところへセカンドオピニオンという形で持って行っていただくことも可能です。結果説明も、可能なものに関しては当日行い、少しでもご不安を解消した上でお帰りいただけるよう配慮しています。

当院は長く務めてくれているスタッフが多く、受診者様のサポートをしっかりおこなっているのが強みだと考えています。みなさん緊張してお越しになるので、少しでもリラックスできるように臨機応変にご不安や悩みにお答えしていきます。信頼関係をきちんと築くことで、説明を理解して正しく検査を受けて頂くことにつながりますので、まずはお気軽にお越しいただければと思います。

当院では、皆様のご不安やご予算に応じたきめ細やかな人間ドックを実施しています。自覚症状がなくてもひどく病気が進行している場合もありますので、数年に一度は必ずドックを受けてください。皆様がいつまでも健康で楽しい毎日を送れるよう、スタッフ一同全力で対応させていただきます。お待ちしています。