地域密着であることを重視している当院では、プライマリーケアの考え方を大切にし、初めて対面する来院者にはさまざまな病気・疾患の恐れを念頭に置いて診断・治療に向き合うように努めています。
また、当院の院長は中学卒業頃までをこの地域で過ごし、代々の病院を受け継ぎました。
この地域は故郷であり、ふるさとだと感じて地域医療を支えるために日々取り組んでいます。
当院は消化器内科がメインで消化器がん、内分泌がんに注力しています。
すべてのがんを予防することは難しいですが、早期発見ができることで治療への期待も高まっています。
日本は欧米諸国に比べて健診の受診率が30%未満だと言われています。
早期発見・早期治療のためにも、少しでも健診受診率を上げていくことが重要だと考えます。
全身の健康状態をチェックする健診はもちろん、胃がんを早期発見するための胃カメラの受診は非常に大切ですが、何よりもまずは「受診すること」自体が重要です。
そして検査を受けた後は結果をしっかりと理解して、病気に対する意識や捉え方を見直すことが必要となってきます。
当院では自身の健康について理解が深められるよう、丁寧な説明を心がけていますので、気になる症状がある方や健診を受診の際は気軽にお越しください。
こだわり
消化器系疾患・初期胃がんの早期発見に役立つ胃カメラの受診を推奨
当院で使用している胃カメラは、2種類のレーザーを搭載し、診断を助け疾患の見落としにも役立ちます。
当院では鎮静剤を使用して検査を実施するので、胃カメラが苦手な人や嗚咽しやすい経口方式でも、苦痛は軽減されると思います。
また、ひと昔前は「鎮静剤の使用は危険」と思われていましたが、現代ではモニター心電図や呼吸モニターを取り付けて酸素も投与しながら検査を行っています。
鎮静剤が効いた状態で受診できるので、以前よりも受診しやすさは増したのではないかと考えています。
検査終了後は、30分~1時間程度、十分に休憩してから帰宅してもらいます。
しかし、早期胃がんの発見には、やはり胃カメラ検査が有用なのではないかと当院では考えています。
北九州市は、自治体でも50歳以上の方で2年に一度は胃カメラを受診することができます。
50歳以上はもちろん、40歳を超えたら胃カメラで検査を受けることが重要です。
普段から胃の調子が悪い方や自覚症状がある場合には、30歳代でも一度は胃カメラ検査を受けてみることをおすすめします。
初期胃がんを早期発見するには、胃部X線検査より胃カメラ検査の方が有用性もあり、食道がん、十二指腸がんの発見にもつながると考えます。
また、「口頭」という喉の奥に発生するがんがあり、この部位は確認が難しいため、検査で特にしっかりとチェックしています。
受診者の希望に合わせたアフターフォローへの取り組み
そのため、検査の結果、万が一異常が発見された場合は、受診者の希望する病院や自宅近くの通いやすい病院、あるいは専門性のある病院を希望や疾患に合わせて紹介しています。
具体的な紹介先は、戸畑共立病院、新小倉病院、北九州市立医療センター、小倉記念病院、新小文字病院、北九州総合病院などで、病診連携している医療機関への紹介状に対応します。
当院も内視鏡では2次検査として精密検査を実施していますが、その後の治療内容を踏まえ上で医療機関を推奨するようにしています。
検査を受けた結果、受診者は「治療が必要なのかどうか」または「異常がなかったのか」ということが気になると思います。
そして、再検査や精密検査が必要な時には、その検査の予定を気にされる方もいらっしゃいます。
当院では、受診者の気持ちを考えて、できる限り当日中に検査結果をお伝えするようにしています。
設定している健診は、基本的に当院の院長がすべて担当するため、検査を受けた後は、病理組織検査などが発生しない限り、その場で検査結果を渡しています。
バリアフリーで来院環境を整備/わかりやすい説明で結果の理解を手助け
玄関にスロープを作り、土足での入室ができるようになったことで、高齢者がけがをしやすい「靴を脱ぐ」動作をなくすとともに、段差をなくすなど、来院しやすい環境作りに力を注いでいます。
高齢者以外にも近くの港町や工場地帯で働く方、若い年代の方も訪れます。
どんな方でも気軽に訪れやすい医療機関にしたいとの思いを込めて、改装をきっかけに、受診しすい環境づくりに取り組んでいます。
自身の健康状態をきちんと理解した上で、「どのような治療を行うべきか」あるいは「どのような検査を受けるべきか」を判断できるよう、当院ではわかりやすい言葉と説明でサポートしています。
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 休 | 休 |
13:30~17:30 | ● | ● | ● | ● | 休 | 休 |
休診日:木曜・土曜の午後、日曜・祝日
インタビュー
予防医療に力を入れ、早期発見・早期治療に努めます。
いつまでも健康で元気に楽しく過ごすためには、健康寿命をアップさせることが重要です。そのためには疾患を早期発見し、早めの対応をすることで予後も良好に過ごせます。大切なのは、定期的な健康診断と生活習慣です。それぞれの年齢に特化したアドバイスをさせていただき、ご自身で健康意識を高め実践していただけるようフォロー致します。まずはご相談ください。
医師・スタッフ
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院長:米良 利之 先生“受診者とご家族に寄り添いたい、地元に根付いた診療を行いたい”という願いを胸に、地域の皆さまの健康サポートを行っています。【略歴】2002年 福岡大学医学部 卒業
2002年 福岡大学病院 第一外科
2011年 福岡大学大学院 卒業
2011年 マサチューセッツ総合病院・ハーバード大学医学部 博士研究員
2014年 福岡大学病院 消化器外科 助教
2017年 戸畑共立病院 外科
2018年 米良医院 継承開業
【資格】
日本外科学会認定 外科専門医
写真
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スタッフ:医療の面から地域に貢献し、皆さまの健康長寿をサポートしてまいります。
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スタッフ:来院される皆さまが気軽に受診できるよう、こまやかな対応を心がけています。
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設備:胃カメラではピロリ菌や胃がんの検査などを行います。
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設備:衛生管理はガイドラインにのっとって行っています。
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設備:鎮静剤使用時には心電図などもチェックしています。
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設備:レントゲン検査では骨密度測定(簡易式)も行い、骨粗しょう症の早期発見を目指します。
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設備:各種検査および診察室です。
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院内:改装し、バリアフリー化を行っています。どなたでも来院しやすい環境作りに力を注いでいます。
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外観:西小倉駅から徒歩12分の立地にあります。外壁に「米良医院」と書かれた建物が当院になります。
特徴・設備
駐車場 |
駐車場あり |
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