診療案内｜アソカの園武島医院

睡眠障害

眠っても疲れがとれないのですが、どんな原因が考えられますか？

さまざまな原因がありますが、他の疾患も含めて精査し、睡眠時無呼吸症候群による睡眠障害であれば当院で治療します。


睡眠障害は、内科だけでなく幅広い分野の病気が複雑に関係しています。もしも睡眠時無呼吸症候群やほかの睡眠障害が疑われる場合には、当院で検査をしたうえで他の病院と連携し治療いたします。

睡眠障害に多い症状は、なかなか寝付けない、夜中に目が覚める、睡眠時のいびき・呼吸停止（無呼吸）、起床時の頭痛、起立性のめまい、日中の眠気や倦怠感などがあります。

睡眠時無呼吸症候群の可能性がある方には、自宅で行う簡易検査をご提案します。検査機器を持ち帰っていただき、一晩検査した結果を翌日の診療で解析してご説明いたします。

検査結果によっては、1泊入院による詳細な検査（終夜睡眠ポリグラフィー）が必要となります。睡眠時無呼吸症候群と診断した場合は、耳鼻咽喉科や歯科口腔外科などと連携し、重症度に応じてCPAP（経鼻的持続陽圧呼吸療法）や口腔内装置（スプリント）の装着といった治療を、生活習慣の改善と共にご提案させていただきます。

起床時の頭痛と睡眠障害にはどんな関係性がありますか？

夜間に無呼吸や低呼吸といった睡眠障害が起きると、酸素不足によって頭痛が生じる可能性があります。


睡眠時無呼吸症候群により、睡眠中に何度も呼吸が止まったり（無呼吸）、止まりかける状態（低呼吸）が繰り返されたりすると、血液中の酸素濃度が下がってしまいます。そして夜通し脳が酸素不足の状態になると、起床時の頭痛につながります。

また血圧の上昇、動脈硬化が進行することによる心筋梗塞や脳卒中、糖尿病など生活習慣病の発症・悪化といった可能性もあります。高血圧症や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の治療を受けている方で、なかなか改善されない場合はご相談ください。睡眠時無呼吸症候群等の検査をご提案いたします。

漢方治療

漢方薬はどのような症状を治療できますか？

喘息や気管支炎、胃腸炎、便秘の他、不安やストレス、冷え性や更年期の症状などさまざま対応できます。


漢方治療は内科的な疾患の他、不安やストレス、冷え性や更年期の症状、肩こり、片頭痛、さらにアレルギーやアトピー疾患等さまざまな皮膚症状などに対応できます。

漢方薬が苦手なのですが、上手く飲める方法はありますか？

飲み方や薬の形状などを詳しく相談できる薬局と連携し、対応させていただきます。


漢方薬は、西洋薬だけでは対応できないような慢性疾患の治療にも使います。喉や鼻の症状、疼痛（とうつう）、便秘、肥満・高血圧症といった生活習慣病などに対応できます。

漢方薬は飲みにくいという方のために、薬局と連携し、煎じ薬や錠剤、顆粒など薬の形状や飲み方などを細かく相談できるようにしています。苦手な方も気兼ねなくご相談ください。

禁煙治療

禁煙を考えているのですが保険適用されますか？

喫煙状況にもよりますが保険が適用されます。漢方薬を併用した治療なども提案しています。


禁煙治療は条件が当てはまれば保険が適用されます。まずは生活習慣を見直し、禁煙に取り組みやすいように、ご本人の多忙な時期を避けながら治療をいたします。患者さまのやる気が重要になるため、禁煙を決断されたときに治療を開始しています。

初回の診療・カウンセリングには特にしっかりと時間をとり、イライラを避けながら禁煙を継続できる方法を考えていきます。西洋薬に漢方薬を組み合わせて治療することもあり、患者さまの気持ちに寄り添って禁煙をサポートします。

訪問診療

家族の療養先を自宅にしたいのですが、どこに相談すればよいですか？

訪問診療に対応しており、訪問看護とも連携しているので当院にご相談ください。


寝たきり、歩行が困難といった理由で通院ができない方に対し、訪問診療を行っています。訪問看護と連携しており、ご自宅で看取りを希望される方への対応も可能です。

在宅での中心静脈栄養法や酸素吸入（在宅酸素療法）の管理も行っておりますので、在宅療養をお考えの方はぜひご相談ください。