耳鼻咽喉科

お子さまと一緒に、付き添いの親御さまも診察します
耳鼻咽喉科では、かぜの諸症状をはじめ、アレルギー性鼻炎、めまい、耳鳴り、中耳炎、外耳炎、副鼻腔炎(ふくびくうえん)、睡眠時無呼吸症候群、甲状腺疾患などの診察・治療を行っています。かぜの諸症状で内科を受診される方もいらっしゃいますが、耳鼻咽喉科が扱う疾患でもあります。特にお子さまはかぜから中耳炎を発症しやすいので、お早めにご相談ください。
もちろん、お子さまだけではなく、付き添いの親御さまにかぜの諸症状があれば、一緒に診察いたします。
また、当院ではアレルギー性鼻炎には舌下免疫療法、耳鳴りにはTRT療法(音響療法)を取り入れていますので、ご希望の方は診察の際にご相談ください。
なお、詳しい検査や治療が必要な患者さまは、連携先の医療機関をご紹介しております。
耳鼻咽喉科に関するQ&A
長男がかぜを引きました。兄弟も受診させた方が良いのでしょうか?
日常的にめまいが起きます。毎回受診した方が良いのでしょうか?
子どもが耳鳴りをするらしく心配です。治りにくい病気でしょうか?
不眠ではないのに眠気が消えません。どこに原因があるのでしょうか?
アレルギー性鼻炎
外出していないのに鼻が詰まります。原因は何ですか?

アレルギー性鼻炎はハウスダストやダニなどによっても引き起こされます。
アレルギー性鼻炎は、ハウスダスト、ダニ、花粉などの原因物質で引き起こされます。症状としては、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどがあげられます。当院では、患者さまに合う薬を見つけられるよう、漢方薬も含めてさまざまな薬をご提案します。症状が良くなるまでは、薬を1カ月分ではなく1~2週間分を処方して様子を見ます。
スギ花粉・ダニがアレルゲンという方は、舌下免疫療法が可能です。これはアレルゲンを含む薬を毎日服用していただく治療法ですが、治療期間が3~5年かかるほか小学生以上が対象です。詳細はお問い合わせください。
子どものかぜ
長男がかぜを引きました。兄弟も受診させた方が良いのでしょうか?
お子さまは免疫力が弱いため、うつっている疑いがある場合は兄弟での受診をご検討ください。
お子さまは免疫力が弱いため、兄弟がかぜを引くとかぜを引く傾向にあります。お子さまが黄色い鼻水を出していたらすぐに吸引にいらしてください。はじめから薬に頼らず、まず症状を抑えることが大事です。
お子さまののどの痛み、鼻詰まり、鼻水といったかぜ症状を診ています。小児科と耳鼻咽喉科の診療の違いは、鼻水を吸えるか吸えないかです。鼻水の吸引はシリコン製の吸引管を使い、鼻の奥までしっかり吸うので中耳炎を防ぐことができます。
なお、1週間経過しても症状が良くならない場合は、必要に応じて抗生剤を処方します。
めまい
日常的にめまいが起きます。毎回受診した方が良いのでしょうか?
内耳が原因で発症している場合は治療が難しいためお早めにご相談ください。
めまいは耳や脳などの異常で起こるとされ、ぐるぐる回る、物が二重に見えるなどの症状があげられます。薬を基本に、良性発作性頭位めまいの場合は理学療法を行います。
当院では聴力の低下が起こっているかを重視しています。めまいと聴力は無関係に思えますが、内耳が原因で発症することも多いのです。めまいは治療が遅れても快方へ向かうことが期待できますが、聴力が低下した後では治療が難しいため、早めの治療が重要です。
なお、内科を受診後に当院にいらした場合、服用している薬によっては眼振検査ができないことがあります。めまいの症状は初診から耳鼻咽喉科にご相談ください。
耳鳴り(TRT療法)
子どもが耳鳴りをするらしく心配です。治りにくい病気でしょうか?
約2~3日で治療が完了することがあります。
耳鳴りとは耳の中で発生する雑音で、大きな騒音にさらされる環境や加齢など、さまざまな原因が考えられます。まれに、耳鳴りで受診されるお子さまがいらっしゃいますが、2~3日ほどで症状が快方へ向かうことが期待できます。治療は、漢方薬も含めた薬物治療がメインになりますが、それでも治らない場合は、TRT療法(音響療法)をご提案します。
ただし、耳鳴りの原因がストレスや疲労にあり、うつ病が疑われる方や突発性難聴の方には、TRT療法は適しません。そういったこともご理解いただけるよう、耳鳴りの仕組みをご説明するところから開始します。
睡眠時無呼吸症候群
不眠ではないのに眠気が消えません。どこに原因があるのでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群の疑いがありますので、ご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に呼吸が止まる病気で、発症の疑いがある方にはPSG(睡眠時無呼吸検査)を受けていただきます。検査の結果、AHI(無呼吸低呼吸指数)が高ければ、CPAP療法(持続陽圧呼吸療法)を行い、軽度であればマウスピースによる治療をご提案します。
原因は肥満が多いとされ、女性も発症しますが見つかりにくい傾向です。女性が見つかりにくい原因としては、ご家族より遅く寝るケースが多く、無呼吸に気づかないなどがあげられます。
「日中に眠気がある」「頻尿」といった症状がある場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますので、ご相談ください。
急性中耳炎
子どもが耳を痛がっています。切開などの手術が必要なのでしょうか?
経過を見て処置を判断するケースがあります。まずは受診をご検討ください。
急性中耳炎は、かぜなどの細菌やウイルスが鼻の奥から中耳に入ることで炎症が起こる小学生以下のお子さまがかぜにひきつづいて発症するケースが多い病気です。
一度中耳炎を起こされたお子さまはかぜを引く度に中耳炎を繰り返すことが多いので、難聴を起こす滲出性中耳炎・慢性中耳炎・癒着性中耳炎・真珠腫性中耳炎などに進行しないようお早めに適した処置をすることが必要です。鼓膜切開が必要な場合だけでなく、3~4日経過を見て処置の判断をするケースもありますので、ご相談ください。
老人性難聴
TVの音量を家族に指摘されるようになりました。受診すべきですか?
50歳を過ぎたら耳鼻咽喉科で聴力を確認した上で補聴器の利用をご提案しています。
突発性難聴と違い、老人性難聴は身体の器官の老化に伴い少しずつ進む難聴のため、突然日常生活で困るということはありません。そのため、耳鼻咽喉科を受診する機会は少ないかもしれませんが、周囲の人と会話をする際に耳元で話されるようになったりTVの音調を指摘されたりするようなことがあれば耳鼻咽喉科の受診をご検討ください。
50歳を過ぎたら一度、耳鼻咽喉科を受診し、医師の指導の下で聴力障害の方や環境においてそれぞれに合った補聴器を使うことをご提案しています。
三木耳鼻咽喉科医院の基本情報
診療科目 | 耳鼻咽喉科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
広島県福山市大黒町2-7地図
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アクセス |
中国バス「今町停留所」下車 徒歩3分 駐車場有り(敷地内に12台分・向かい側に17台分) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
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電話番号 |
084-922-5533 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(敷地内に12台分・向かい側に17台分) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
家族で受診できる地域密着の耳鼻咽喉科
お子さまからご年配の方まで、家族のかかりつけにできる、2代続く地域密着型の耳鼻咽喉科です。特にめまいや難聴の診療に力を入れられています。
ポイント2
初診、再診ともにネット受付可能です
院内での待ち時間軽減と感染症予防対策として、初診、再診ともにネットから予約することができます。お子さまと親御さまが一緒に受診でき、通院の負担も軽減されます。
ポイント3
福山駅から徒歩約7分、駐車場も備えています
三木耳鼻咽喉科医院はJR線「福山駅」から徒歩約7分の場所にあります。駐車場は敷地内に12台分、向かい側に17台分ありますので、お車でも通院しやすい環境です。