脳神経外科

白衣は着ず、患者さまがリラックスできる雰囲気づくりに努めています
脳神経外科では、頭痛、めまい、物忘れ、しびれ、ろれつが回らないといった症状の方の診療をしています。
治療は薬物療法が基本で、手術が必要な場合は連携先の病院を速やかに紹介いたします。上記の症状が現れた方はできるだけ早めに受診ください。
また、診察室では白衣を着ず、患者さまが少しでもリラックスできるような雰囲気づくりに努めています。悩んでいること、不安に思っていること、何でも遠慮なくおっしゃってください。わかりやすくていねいな言葉で、しっかり説明・対応させていただきます。
頭痛
どのような頭痛があれば受診した方がいいのでしょうか?

「突然の激しい頭痛」や「長期にわたって続く頭痛」などの場合はすぐに受診するようにしてください。
頭痛の中には、脳梗塞や脳出血が原因のものもあります。そのため、「突然の激しい頭痛」や「長期にわたって続く頭痛」、「徐々に悪化していく頭痛」などの場合は、すぐに当院のような脳神経外科を受診するようにしてください。手術が必要な場合は連携先の病院を紹介しますし、術後のフォローは当院でも可能です。
なお、当院でおこなう治療は薬物療法がメインです。ご要望があれば点鼻薬や皮下注射で治療することもあります。
めまい
脳神経外科を受診した方がいい「めまい」とは、どのようなものですか?

突然起こって症状が続く、ふわふわとした浮遊感があるなどの場合は受診をご検討ください。
めまいには「内耳(耳の奥)からくるもの」や「脳からくるもの」などさまざまな種類があります。
めまいは内耳に関わるものが多く、命に関わることはほぼありませんが、脳が原因の場合は脳梗塞や脳出血といった重篤な病気のサインである可能性もあり、早期の検査・治療が必要です。特に「突然起こって長く続いている」、「天井や自分自身がぐるぐる回っている」といっためまいであれば脳神経外科を受診ください。
当院では、めまいに対してCTで検査をし、必要に応じてMRI検査ができる病院を紹介したり、脳に問題がない場合は患者さまの自宅付近にある耳鼻咽喉科を紹介したりして対応いたします。
なお、「症状が強い=危険」というわけではなく、症状が軽くても脳の病気に関わる恐れもあるため、少しでもめまいが現れた場合は一度脳神経外科もしくは耳鼻咽喉科を受診しましょう。
物忘れ・認知症
親が物忘れをするようになりました。認知症でしょうか?

認知症だけではなく、脳腫瘍をはじめとした他の病気の可能性もあります。
認知症の代表的な症状である「物忘れ」は、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症など、別の病気でも現れることがあります。
こうした「原因がはっきりしている物忘れ」は治療をすれば改善が期待できます。原因を把握するためにも、気になる症状があれば遠慮なくご相談ください。
当院ではCT検査や認知評価テストなどをしたあと、薬物療法だけでなく、ご家族へのアドバイスや介護保険サービスの紹介など、患者さまの生活を医療面からトータルでサポートさせていただきます。
本人が受診したがらないです。どうすればいいでしょうか?
「健診に行く」「血圧の検査を受ける」など言い方を変えて、受診をうながしてみましょう。
認知症の患者さまの中には、受診を嫌がられる方もいらっしゃいます。そうしたときは、ご家族から「健診をしに行こう」「血圧の検査を受けに行こう」と伝えていただき、とにかく一度受診してもらうように工夫しています。
事前に電話で相談いただければ、ご家族が患者さまにお伝えした内容に沿って診察をしつつ、患者さまに気づかれないように配慮しながら、認知症の診断に必要な検査をいたします。
しびれ・ろれつ
「危険なしびれ」と「そうでないしびれ」はどうやって見分けたらいいですか?

「半身全体のしびれ」は脳の病気である可能性が高く注意が必要です。
右半身全体もしくは左半身全体がしびれている場合は、脳梗塞や脳内出血といった病気の可能性が高いため、特に注意が必要です。24時間以内に症状が改善しても、大きな病気につながる恐れもあるため、すぐに医療機関を受診してください。
逆に「右腕のみ」「足の裏」「手のひらの半分」など、部分的なしびれの場合は脳ではなく、椎間板ヘルニアや手根管症候群といった別の病気との関連が考えられます。
どちらにせよ、しびれがあれば検査しておくべきなので、症状のある方はできるだけ早めに受診してください。
突然ろれつが回らなくなりました。受診した方がいいですか?
突然ろれつが回らなくなった場合は、すぐに受診して検査を受けるようにしてください。
突然ろれつが回らなくなった場合は、脳梗塞をはじめとした脳の病気の可能性があります。CT検査をしたり、紹介先でMRI検査を受けたりする必要があるため、お早めに受診ください。
なお、「朝起きてすぐはろれつが回りにくい」という方は口の中の乾燥が原因だったりしますし、「夕方になると滑舌が悪くなる」といった方は疲れやストレスが原因だったりすることもあります。
検査では、そうした他の原因との鑑別診断もしっかりさせていただきます。
訪問診療

「かゆいところに手が届く」訪問診療を目標に掲げています
当院では、「身体上の理由で通院が困難な方」や「ご自宅での診察を望まれる方」などのために、訪問診療にも対応しています。また、患者さまの中には「病院で入院手術をしたが、その後のフォローは在宅でしたい」といった方もいらっしゃいます。
訪問看護師ともしっかりと連携をとり、緊急時には24時間対応できる体制を整えているため、希望される方やそのご家族はどうぞご相談ください。ご自宅での看取りにも対応しております。
訪問診療を始めるには、一度受診しなければいけませんか?
いいえ。電話で相談いただければ、最初からご自宅で診察させていただくこともできます。
できれば最初は来院いただいて一通りの検査をしておくことが望ましいのですが、難しい場合は無理に検査をする必要はありません。電話でご相談いただければ、最初からこちらがお伺いしてご自宅で診察いたします。
また、退院後の訪問診療を希望される方はすでに病院の検査データがあるため、特に検査をする必要はないことがほとんどです。
緊急時は夜間でも対応してもらえますか?
はい。基本的には24時間対応できる体制を整えております。
当院の訪問診療は、訪問看護師と密に連携をとっているため、緊急時はすぐに医師まで連絡がくるようになっています。24時間対応できる体制をつくっていますので、夜間の急な体調不良でも迅速な対応に努めます。一人ひとりに合わせきめ細やかに対応させていただきます。
冨原脳神経外科医院の基本情報
診療科目 | 脳神経外科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
広島県広島市南区宇品神田2-12-16
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アクセス |
広島電鉄利用の方: 駐車場有り(5台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
上記表の時間は診療受付時間になります。 ・受付の「診察券入れ」に診察券と月初は保険証を入れてください。順番にお呼びします |
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電話番号 |
082-255-2255 |
特徴・設備
電話診療/ オンライン診療 |
電話診療/オンライン診療対応可 |
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特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(5台) |
専門医 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
宇品二丁目駅から徒歩約1分とアクセスが良好
JR線広島駅から乗車できる広島電鉄5系統「宇品二丁目駅」から徒歩約1分の場所にある医院。5台分の駐車場もあるため、公共交通機関でも車でも通院しやすい環境です。
ポイント2
ちょっと頭が痛いといった悩みも相談できます
男性医師と女性医師が在籍しています。脳の詳細な検査が受けられるだけでなく、話しやすい雰囲気なので、「少し頭が痛い」といったお悩みも気兼ねなく相談できます。
ポイント3
日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医が診療
院長は日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医です。CTが導入されており、緊急性がある症状なのか、専門的な治療が必要かどうかが速やかにわかります。