内科
無理のない生活改善のためのアドバイス
当院が力を入れている糖尿病は、皆さまにとって身近な病気だと思います。血糖値が正常値を大きく上回る病気で、大きく分けると遺伝的な要因を含むI型糖尿病と、偏った食生活や運動不足といった生活的要因が大きい、II型糖尿病の2つの種類が存在します。早めに検査をお受けいただき、早期に治療を開始する必要があります。
当院でおすすめするのは、まずは生活習慣の改善のためのアドバイスです。血糖コントロールや食生活の改善、適度な運動などを、根気強く諦めずに治療を続けることで改善がみられます。治療設備を整えて、総合的に診療させていただきます。少しでも不安がございましたら、ご来院ください。
糖尿病
糖尿病にかかると血糖値が高くなってしまいます。それだけでは症状が出るわけではありません。しかし糖分をうまくエネルギーとして使えないため、エネルギー代謝が悪くなってしまい、血液の中に糖が残りやすくなってしまいます。
そうすると血管の壁に糖が付着し、炎症が起こり、傷が生じます。やがて血管の壁がかたく分厚くなり、血管が詰まるリスクが高まります。
神経、血管や特に光を感じる神経の集まる目、尿を作る腎臓に症状が出やすく、これが3大合併症です。
血液が入ればすぐ膵臓から出て血糖値がコントロールされますが、糖尿病の患者さまは膵臓の機能が低下していて、インスリンの出るスピードが遅いため疾患が起こります。
脂肪細胞が大きくなり肥満になると(メタボリックシンドローム)インスリンが効きにくくなり、たくさんインスリンを出そうとしますので、膵臓が疲れてしまいます。
生活習慣病
内臓脂肪、脂肪肝、筋肉の衰えなどが見られる状態は、メタボリックシンドロームと呼ばれています。そしてメタボリックシンドロームの状態を放置し続けますと、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、慢性腎臓病といった生活習慣病にかかるリスクが高まります。
生活習慣病のいずれかに罹患すると、腎臓に負担が掛かり、そこに運動不足が付随するとインスリン不足が生じ、結果的に糖尿病を招くことになりかねません。
糖尿病が発症しますと、脳梗塞や心筋梗塞、狭心症のみならず、身体の末端部の血管が詰まりやすくなり、足や手に壊疽が生じ、切断を要する場合もあります。
糖尿病は末梢神経障がいを引き起こすといわれ、現在ではPAD(末梢動脈疾患)と呼ばれていますが、かつてはASO(閉塞性動脈硬化症)と呼ばれていました。
これらを防ぐためには、節度を持った食べ方を続けていただきたいと思います。
食事療法と運動療法
食事療法の基本はゆっくりよく噛んで食べること。先に野菜やたんぱく質をよく噛んで、最後に糖質を食べることで、血糖の吸収スピードを遅らせることができます。アルコール摂取はエネルギー吸収スピードを早くし、その分、膵臓が疲れます。
運動療法は、無酸素運動と有酸素運動を組み合わせて日々20分~30分ずつ行います。短時間高付加の無酸素運動(筋トレなど)で筋肥大させることで、インスリンの効きが良くなります。長時間低付加の有酸素運動(マラソンなど)は酸素を使ってエネルギーを消費し、心肺機能を高めます。無酸素運動は運動後に糖やインスリン、脂肪を消費でき、脂肪燃焼率は有酸素運動が多いです。1回の運動でインスリン(スイッチ)が増え、減って行くまでに72時間ほどありますので、最低1日おきに運動することで、運動の成果が持続します。
三大合併症
糖尿病性神経障がいには、両足のしびれ、めまい、立ちくらみ便秘、尿が出にくい、勃起しにくいといった自覚症状があります。糖尿病網膜症とは、目の光を感じる神経が詰まってきて起きます。視力が落ちる、視野の一部が急に見えなくなる、最悪失明を引き起こすことがあります。
糖尿病性腎症とは、体内の毒素を水分として排出して調整している腎臓が、ダメージを受けている状態です。末梢神経障がいは治らないと言われていますが、血糖をコントロールして、根気よくリハビリなど対症療法を続けることで良くなることが多いです。結果がしっかりと出ていることを感じて当院に通院を続けてくださる患者さまも多くいらっしゃいます。
訪問診療
訪問診療も行っております
当院では患者さまのためになる診療をテーマに、被介護者の方や障がいのある方など、さまざまな理由から医院への通院が難しい方のために訪問診療を続けております。戦前より、通院できない患者さまのために、医師がバイクで山を越えて診療に伺うことなどもございました。
訪問介護、訪問薬剤指導、訪問リハビリ、訪問看護、訪問歯科診療などと連携をしており、間を取り持つケアマネージャーともオンラインなどを利用して、密にコミュニケーションをとるように心がけております。 これからも地域の頼りがいのある医院として治療を続けていきますので、当院の往診をお気軽にご利用ください。
河面内科医院の基本情報
診療科目 | 内科 糖尿病内科 | |||||||||||||||||||||||||||
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標榜科目 | 糖尿病代謝内科 | |||||||||||||||||||||||||||
診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
広島県広島市中区富士見町5-6
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アクセス |
駐車場有り(4台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
休診日:木曜午後・土曜午後・日曜・祝日 |
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電話番号 |
082-249-5456 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(4台) |
対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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関連リンク
掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
4台分の駐車場があり 土曜日は13時まで診療
最寄り駅の広電1系統「中電前駅」からは徒歩約8分。駐車場は4台分あります。土曜日13:00まで診療しており、平日忙しい方でも通院しやすい医院さまです。
ポイント2
糖尿病診療に注力しつつ その他のお悩みにも対応
生活習慣病の中でも特に糖尿病の診療に力を入れている医院さまです。また、地域に根付く診療所として一般診療などさまざまなお悩みに対応していただけます。
ポイント3
ネット予約と電子カルテの導入で待ち時間を軽減
ネット予約を導入しており、予約の患者さまを優先に診療していただけます。また、電子カルテを導入して、スムーズな診療をおこなっていただけます。