診療案内｜名越整形外科医院

肩の痛み

肩が痛みます。どのような原因が考えられますか？

五十肩、石灰沈着腱板炎、腱板断裂、肩関節脱臼など、さまざまな原因が考えらます。


肩の痛みと聞くと「五十肩」をイメージする方もいらっしゃるかと思います。しかし、肩の痛みを伴う場合は、肩関節周囲炎（五十肩）だけではなく、石灰沈着腱板炎、腱板断裂（けんばんだんれつ）、肩関節脱臼なども考えられます。また、首、腰、股関節などが原因となって、肩の痛みが起こるケースもあります。しっかりと治療をするためにも、まずは正しい診断が重要になります。

そこで、診察では肩はもちろん「全身を診る」ように心がけています。さらに、必要に応じて、レントゲン検査（エックス線撮影装置検査）やエコー検査（超音波診断装置検査）などを実施し、痛みの原因を見極めます。なお、MRIやCTが必要な場合は、連携先の医療機関などを紹介させていただきます。

肩の痛みに対してどのような治療をしていますか？

主に内服薬、注射薬、リハビリテーションなどで症状の改善を目指しています。


肩の痛みでお困りの場合、基本的には内服薬、注射薬、リハビリテーションで症状の改善を目指します。ただ、それだけでは症状が改善しない場合は、当院もしくは他院さまで手術を受けていただくこともあります。なお、連携先の医療機関にて手術を行う場合でも、当院長が執刀いたしますので、途中で担当医師が変わる心配はありません。

手・指の痛み

よく手がしびれます。何か病気でしょうか？

手根管症候群や肘部管症候群などの可能性があります。まずは一度来院ください。


手のしびれの原因としては、手根管症候群や肘部管症候群などがあげられます。なお、手根管症候群は更年期以降の女性や人工透析を受けている患者さまなどに多い疾患です。病状によっては、そのまま安静にしておくことで改善するケースもあります。しかし、中には内服薬や注射薬、手術などが必要な場合もあるので、まずはご相談いただければと思います。

腱鞘炎はそのまま放っておいても大丈夫なのでしょうか？

安静にすることで症状が改善することもありますが、注射や手術が必要になることもあります。


腱鞘炎は指や手首の使い過ぎで起こる炎症のひとつで、軽度であれば安静にしておくだけで改善することもあります。ただ、中には外用薬や注射薬を使った方がいい場合もあるので、心配でしたら早めにご相談いただければと思います。なお、お薬を使っても症状が改善しない場合は、日帰り手術で対応してまいります。（術後は定期的な通院を要します。）

スポーツ障害

どんなジャンルのスポーツ障害でも診察していただけますか？

はい。リハビリテーションをメインに薬物療法や食事指導などで治療を進めます。


当院は野球、サッカー、ラグビー、柔道、ランニング、ゴルフなど、幅広いジャンルのスポーツ障害に対応しています。スポーツ障害の治療ではリハビリテーションを基本に、補助的な役割として内服薬や注射薬を使用しています。

スポーツ障害の原因は、特定部位の使いすぎ、姿勢の崩れ、間違った身体の使い方などがあります。そのため、まず筋肉や関節をうまく使えるように指導し、そのあとに姿勢やフォームの改善を進めていきます。当院では、実際にボールを投げてフォームをチェックすることができるように、屋内外に投球用スペースを設けています。また、食事に関するアドバイスもできますので、わからないことがあればご質問ください。

リハビリテーション

リハビリテーションではどのようなことをしていますか？

患者さまの病状や状態などに合わせて、運動療法、動作指導、食事指導、物理療法を行っています。


当院のリハビリテーションでは、患者さまに合わせて運動療法、動作指導、食事指導、物理療法などを行っています。ストレッチや筋力トレーニングを行う「運動療法」、日常生活での注意点をアドバイスしたり競技復帰に向けた練習をしたりする「動作指導」。さらに食事の栄養バランスについてアドバイスをする「食事指導」のほかにも、リハビリテーション機器を使って温熱や電気で痛みを和らげる「物理療法」にも対応しています。

痛みなどの症状を解消するために、しっかりとリハビリテーションをしましょう。