整形外科
整形外科疾患のなかでも、足の病気を特に得意としております
当院の整形外科では、肩、膝、腰などの整形外科疾患全般の診療をおこなっておりますが、そのなかでも特に足の病気の診療を得意としております。
具体的には、足底筋膜炎(足底腱膜炎)、モートン病、外反母趾、扁平足、母趾種子骨障害(ぼししゅしこつしょうがい)、お子さまの外脛骨障害(がいけいこつしょうがい)などの病気に対するオーダーメイドの足底板を使った治療、診療などをおこなっています。
患者さま一人ひとりの病気や症状に合わせた治療を提供させていただきますので、足の病気や症状でお悩みの方はお気軽にご来院ください。
もちろん、腰痛、膝痛、肩こり、スポーツによる外傷などの診療にも対応しております。
なお、日本整形外科学会認定 整形外科専門医である院長が全ての診察にあたります。
足底筋膜炎(足底腱膜炎)
足底筋膜炎とは、足の裏にある筋膜と骨の付着部に痛みが生じる病気です。長時間の立ち仕事、長時間のウォーキングやジョギング、登山やランニングといったスポーツ、足底部の過負荷が原因で発症します。ゴルフをプレイする方や外周りの営業職の方にも発症する病気です。足底筋膜炎になると、歩いているだけでかかとの内側前方に痛みが生じ、特に歩き始めに痛みが出ることが多く見られます。
当院では治療に足底板を使っており、個人差はありますが、治療期間は1ヶ月ほどです。なお、痛みがひどい場合は注射という選択肢もあります。長く続く痛みを改善するには、足底板を用いた方がいいと考えています。
モートン病(モートン神経腫)
モートン病とは、「モートン神経腫」とも呼ばれる、足の指の神経が骨の間にはさまることによってしびれや痛みが発生する病気です。しびれや痛みは歩いているときに出やすいとされ、なかには熱い感覚(灼熱感)が出る方もいらっしゃいます。症状は、第2趾と第3趾の間もしくは第3趾と第4趾の間に出やすいのもこの病気の特徴です。幅の狭い靴や自分の足の形に合わない不適合な靴によってモートン病が発症するケースもあります。
治療は足底板と注射でおこないますが、症状が悪化している場合は手術が必要になることもあります。そのときは手術に対応している専門の病院をご紹介させていただきます。
外反母趾
外反母趾とは、足の親指(第1趾)が小指側に曲がった状態のことです。外反母趾になると、足の形態異常や、体のバランスが崩れ歩きにくくなることがあり、足関節の疼痛、足関節の変形が起こる場合もあります。また、一般的な形の靴が合わなくなることも多く、無理して履くことによって指が痛くなったり、足の裏にタコができて痛みが発生したりします。
発症の原因としては、生まれつきの骨格、日頃から履いている履物、加齢などがあげられます。そのため、先の細い靴、見た目重要視の靴(ハイヒール、パンプスなど)を履く女性に多い傾向があります。
治療は外反母趾変形によってできた足底部のタコの痛みを和らげるために、個々の足に合った足底板を作成します。また、外反母趾の変形を予防する外反母趾体操をていねいに提案いたします。
ただ、外反母趾体操を自己流で覚えてしまうと足に余計な力が加わってしまうこともありますので、まずは医療機関で正しい方法を覚えていただくことをおすすめします。なお、指が重なるほど外反母趾が進行している場合は、手術が必要となる場合があります。その場合は専門病院へのご紹介となります。
扁平足
扁平足とは、足の裏のアーチがなくなり平らになっている状態のことです。扁平足は子どもと大人では症状が違います。子どもは、生まれたときは皆、扁平足です。小児期の扁平足は痛みが少なく治療を必要とすることは多くありません。両親が子どもの足の変形に気付き、心配な場合は整形外科にご相談ください。
大人の扁平足は、内くるぶしあたりに痛みや腫れが生じ、歩行することによってその痛みがさらに悪化します。また、症状が進行すると歩行時の痛みが長く続く場合があるので治療が必要です。大人の扁平足になる原因には、肥満、長時間の立ち仕事による負担、スポーツによる酷使、運動不足、足首付近の怪我、かかとの骨折などがあげられます。
治療はアーチを矯正するような足底板、筋肉や靭帯を鍛える運動をお伝えするなどしておこないます。
母趾種子骨障害(ぼししゅしこつしょうがい)
母趾種子骨障害とは、足の親指(母趾、第1趾)にある種子骨という骨に炎症や骨折が生じ、親指の付け根の関節に痛みや腫れが生じる病気です。痛みは足に体重がのったときや、親指を上にあげる動きをしたときなどに起こるといわれています。
母趾種子骨障害になる代表的な原因は、走ったり踏み込んだりの動作が多いスポーツやクッション性の低い靴やスポーツシューズの着用、床の硬いグラウンドや硬い道を歩いたり走ったりすることが多いことが原因になるといわれています。
診断はレントゲンを基本とし、治療は原因となるスポーツもしくは仕事を制限しつつ、足底板やテーピング、注射で治療をおこないます。足底板やテーピングで症状の改善が見込めない場合、種子骨を取り除く手術が必要となる可能性があります。
子どもの外脛骨障害(がいけいこつしょうがい)
外脛骨障害とは、内くるぶしの前に本来は必要ない骨(=過剰骨)ができて、痛みが生じる病気です。部活動やスポーツなどをしている10~15歳くらいの子どもに多く見られ、急激な運動や捻挫などがきっかけで発症することがあります。
この病気は成長するにつれ改善していくことが多いため、足底板を使った保存療法(手術をしない治療法)で治療をしていきます。ただ、なかには再発を繰り返すこともあります。場合によっては、専門の病院で手術を受けていただくこともあります。
リウマチ科
関節リウマチは早期の治療開始が大切です
関節リウマチとは、本来体を守るはずの免疫機能が異常をきたし、関節を攻撃して炎症を起こす病気です。30~50代の女性に多く発症し、過労、ストレス、細菌やウイルスの感染などをきっかけに発症することがあります。
主な症状は、関節の痛み、関節の腫れ、発熱、全身のだるさ、手のこわばり、手のむくみや腫れなどです。また、そのまま放っておくと炎症によって関節の軟骨や骨が徐々に破壊されて変形してしまうこともあり、早期の治療が必要です。
手の腫れ、手首の腫れから関節リウマチが発症することがよく知られていますが、足の痛みが長く続き、調べていくと関節リウマチであったということもあります。つまり、足から発症する関節リウマチもあります。
血液検査やレントゲン検査などで診断をおこなったあと、患者さまの症状に合わせ、飲み薬、リハビリテーションなどで治療をすすめていきます。症状によっては、手術療法を組み合わせます。
リハビリテーション科
温熱療法をメインにおこなっております
当院のリハビリテーション科では、温熱療法や牽引療法をメインでおこなっております。温熱療法とは、痛みを感じる部分を専用機器で温め痛みを和らげる方法です。一方、牽引療法とは専用の牽引器で背骨、膝など痛みのある部分をゆっくりとひっぱります。これにより狭くなった背骨の隙間を広げたり、痛みの原因となっている神経や骨同士の圧迫を緩和したり、ズレを矯正したりします。
このように、リハビリテーション科では、肩こり、腰痛、膝痛といった慢性の症状や病気に対して、少しでも苦痛を和らげるような治療を提供しております。
尾崎整形外科の基本情報
診療科目 | 整形外科 リウマチ科 リハビリテーション科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
奈良県大和高田市神楽190-5
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アクセス |
駐車場有り(10台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療 19時以降診療
休診日:木曜午後、土曜午後、日曜・祝日 リハビリの受付は18時30分 |
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電話番号 |
0745-52-6458 |
特徴・設備
設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(10台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
足の疾患を得意とする院長が地域に密着して診療
院長は「日本整形外科学会認定 整形外科専門医」の資格を持ち、足に関する疾患を得意としています。1972年開院以来、地域に密着し医療を提供している医院です。
ポイント2
月・火・水・金の午後は19時半まで診療
月~土の午前は9時から12時まで、月・火・水・金の午後は16時から19時半まで診療。ネット受付にも対応、待ち時間が軽減され、スムーズに受診ができます。
ポイント3
「大和高田駅」徒歩約7分。駐車場10台あり
近鉄大阪線「大和高田駅」徒歩約7分。JR桜井線・和歌山線「高田駅」も徒歩圏内です。駐車場は10台分用意されており、電車でも車でも通院しやすい医院です。