糖尿病内科
糖尿病は早期治療が大切です。糖尿病が気になる方はご相談ください
ブドウ糖は体にとって重要なエネルギー源ですが、ブドウ糖をエネルギーとして利用するにはインスリンというホルモンが必要です。このインスリンが不足したり、うまく働かなかったりすることで、ブドウ糖が血中に過剰に存在すると、高血糖(血糖値が高い)状態となり、糖尿病に至ります。
当院では、食事療法・運動療法を基本に、必要に応じて薬物治療を導入します。食事療法では糖質の摂取量が重要で、糖質を多く含んでいる炭水化物を摂りすぎないことが大切です。男性の患者さまは奥さまが料理を作られることが多く、その場合は調理の際に気を付けるべき点を記載した資料をお渡ししています。また、コンビニ食の方も多く、どのような組み合わせにすれば、バランス良く栄養摂取できるか具体的にアドバイスしております。
薬に関しては、現在では種類が非常に多く、患者さまの年齢や生活背景などを考慮し、お一人お一人に適した薬を処方しています。さらに運動療法としては、ウォーキングや水泳といった有酸素運動を提案しています。近年、ご高齢のかたのフレイル(痩せ等)が問題となっており、筋力の衰えは糖尿病の悪化にもつながります。そのため、ご高齢の方には、体操など筋力維持できる運動もご提案しています。
また、患者さまの中にはインスリンの注射が必要な方もおられます。病院ではインスリンの注射方法を覚えるために、入院していただくケースが多いですが、お仕事やご家庭の事情で入院が難しい方もたくさんおられます。当院では、通院でもインスリンの注射方法を覚えてもらえるよう、丁寧に時間や回数をかけて指導をおこなっています。また、24時間血糖をモニタリングする間歇スキャン式持続血糖測定器という機器も導入しており、必要に応じてよりきめ細やかな糖尿病の治療を行うことができます。一部の患者さまは1~2カ月ごとに血糖値やHbA1c値を測定することがあるため、数分で結果が判明する検査機器を備えているのも強みです。
循環器内科
「日本循環器学会認定 循環器専門医」が専門医の知見と経験をもとに診断・治療
胸痛や動悸(どうき)といった症状がある方には、心電計検査を行います
当院では、「日本循環器学会認定 循環器専門医」が診療しています。急性心不全・心筋梗塞・狭心症などの急性期疾患の可能性がある場合は迅速な処置が必要のため、心電図やレントゲン検査のほか、必要により心エコー(心臓超音波)検査で診断を行い、しかるべき対応をしています。心筋梗塞では緊急カテーテル手術が必要なことが多く、特に石切生喜病院の循環器内科と密に連携し、すぐにカテーテル手術が行えるようホットラインを整備してもらっています。
慢性心不全や冠攣縮性(かんれんしゅくせい)狭心症などは、日々の生活習慣や服薬管理が重要なので、患者さまに病気について理解いただけるようわかりやすいご説明に努めています。
十分な説明
患者さまそれぞれに合った食事療法を、具体的な食事内容で提案しています
患者さまの生活スタイルに合った提案ができるように心がけています
患者さまにご自身の病状や治療法を理解いただくことが大切なので、心疾患や糖尿病など少し難しい疾患でもわかりやすい言葉で詳しくご説明するよう心がけています。
また患者さまの生活スタイルや消費カロリーは人それぞれ違います。そのため当院では、患者さまとご相談しながら生活習慣に合わせた食事療法を行っています。近年、糖質やカロリーがパッケージに表示された商品が増えてきました。そうした商品の写真を集めて資料にして患者さまにお渡ししています。また、患者さまの身長や体重をもとに、消費カロリーが計算できます。料理や買い物のときに商品に含まれる糖質量や消費カロリーを参考にしていただき、バランスのよい食事を目指してもらっています。
医師・スタッフの専門性
医師歴35年以上の医師が、わずかな症状の変化にも対応します
医師・スタッフ一同、患者さまの生活まで考えた、丁寧な対応を心がけています
当院は、永年勤続のスタッフが多く、長く当院を受診されている患者さまの大半は、診察券を出す前から名前がわかります。これからも患者さまが長く通い続けたいと思っていただける医院であるよう、尽力します。
横内 峻理事長は、1980年に医学部を卒業し、1986年にこの東大阪に開院しました。患者さまが訴える症状を改善するだけでなく、病気にならないための健康管理や生活習慣病予防のアドバイス、病気になってしまってからの急性・慢性疾患への対処にも力を入れています。さらに横内 剛新院長は、「日本循環器学会認定 循環器専門医」であり、専門の循環器疾患はもちろん、糖尿病や内科疾患の治療にも力を注いでいますので、身体に不調がありましたら何でもご相談ください。