漢方医学との出会いで今までの価値観と変わったところがあれば教えてください。

病気への認識、向きあい方がずいぶんと変わりました。たとえば、花粉症を訴える患者さまには「アレルギー性鼻炎」という診断をして、その上で、アレルギー性鼻炎に対する治療をどう処方するか検討することが多いかと思います。私は病名から処方を決めるということはしていないのです。たとえば、花粉によるアレルギーがある場合は、その患者さまがアレルギーを引き起こしている背景も診ていくようにしています。胃が弱い方ではないのか、冷え症ではないのか、水がたまりやすい体質ではないのかなどを見極めて、漢方薬の処方を提案させていただくこともあります。漢方医学を知るようになってからは、治療のアプローチにも色々な道があることを知り、処方薬もワンパターンではなくなったなと思います。

漢方医学と西洋医学をどんな風に使い分けて診療をしていますか？

西洋医学は、身体の部分的を診る医学です。患者さまの身体の中で起こっている特定の異常を、正常にすることを目的とした治療と言えます。一方で、漢方医学は全身を診て、心の状態も含めてその患者さまを診る医学です。患者さまが訴える症状について、どうしてそういった症状が起こっているのかを推測して治療を行っていきます。「わくい耳鼻科」では患者さまのご希望に添って西洋医学のみで治療する場合もありますが、それではなかなか改善がしないというときは漢方薬を併用します。全身や心の状態を対象とする漢方医学を用いることで、患者さまが訴える複数個所の痛みに対応できることもあります。

漢方を取り入れようと思ったきっかけは？

風邪がきっかけで中耳炎を起こしたお子さまには抗生剤を処方しますが、そのときは良くなっても、しばらくしてまた同じ症状で再来院するケースが多々あります。開業してからというもの、そういったお子さまを多く診療し、体質改善の必要性を感じるようになりました。ちょうど同じ頃に、漢方について勉強する機会があり、自分でも勉強するようになりました。

耳鼻咽喉科の医師を目指したきっかけを教えてください。

中学時代は英語教師になるのが夢でした。高校では文系の勉強をしていましたが、ある日、生物の授業を受ける機会があり、医療に魅力を感じたことがきっかけです。英語が好きだったので発音を学ぶためにラジオやテープレコーダーは身近にありましたが、より良い「音」を追究する楽しみに目覚めて、オーディオにも熱中しましたね。その後、医学部で「音」の仕組みなどについて学び、さらに興味を深めました。それが耳鼻咽喉科を目指したきっかけです。

「わくい耳鼻科」では来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。

漢方医学の観点で診察することです。同じ疾患でも人によって抱えている背景が異なります。同じ疾患だからと言って治療法は同じではなく、目の前の患者さまの状態をしっかりと診て、オーダーメイドの治療法を提案します。

わくい耳鼻科(箕面市｜北千里駅)｜EPARKクリニック・病院

漢方医学の観点から目の前の患者さまの症状を重視して診療します

おすすめポイント

抗生剤やステロイドを多用せず、漢方薬も処方

抗生剤やステロイドの処方だけに頼らず、漢方薬も取り扱う耳鼻咽喉科医院です。患者さまの体質を診て、その人に合ったオーダーメイドの治療を提案してくれます。
敷地内に8台分の駐車場あり、車での来院に便利

お車やバスでの通院が便利です。駐車場が医院の敷地内に8台分あります。阪急バス「小野原東5丁目」「小野原東」の二つの停留所から徒歩3～4分のところにあります。
キッズ・コーナーあり。院内はバリアフリーです

医院の入り口から院内まで段差がなく、バリアフリーになっています。待合室やキッズ・コーナーも広々としており、待ち時間も過ごしやすい空間づくりをしています。

特徴 1

待ち時間対策

待ち時間が長くなりすぎないよう予約制を採用しています

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特徴 2

衛生管理

院内感染予防対策に取り組んでいます

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特徴 3

耳鼻咽喉科

問診に時間をかけ、体質を考慮して治療。漢方薬で症状にアプローチ

診療案内【耳鼻咽喉科】をもっと見る

特徴 4

相談・教室が充実

気になる症状があれば相談を。症状の背景にある原因をケアします

こだわり【相談・教室が充実】をもっと見る

診療時間・休診日

休診日

水曜・日曜・祝日

土曜診療

	月	火	水	木	金	土	日	祝
9:00～12:00	●	●	休	●	●	●	休	休
15:00～18:00	●	●	休	●	●		休	休

休診日：水曜・土曜午後・日曜・祝日

当院は予約優先で診察しております。
お電話または、インターネットにて予約していただきますようよろしくお願いいたします。

交通案内

大阪府箕面市小野原東3-4-17地図

アクセス

阪急千里線北千里駅車7分
南北線千里中央駅車12分

阪急バス　小野原東5丁目停留所下車徒歩3分
阪急バス　小野原東停留所下車徒歩4分

駐車場

駐車場あり（8台）

※駐車場は医院の敷地内に8台分用意しております。また旧医院の駐車場も使用できます。

医院写真

受付
待合室
診察室
診察室
医療機器
洗面台
外観
外観

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特徴

特徴 1

待ち時間対策

待ち時間が長くなりすぎないよう予約制を採用しています

当院では漢方医学の視点で時間をかけて問診を行うため、待ち時間も長くなりがちです。そこで、時間帯予約制を採用しています。予約は１週間前から可能です。ウェブ予約なら24時間いつでもできますので、お仕事などで忙しい方でも時間を気にせず予約を入れていただくことができます。予約がなくても診察は可能ですが、予約をしている方が優先となりますのでご了承ください。

また、待合室にはキッズ・コーナーがあり、本棚には200冊以上の本が置いてあります。ぜひご利用ください。

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特徴 2

衛生管理

院内感染予防対策に取り組んでいます

当院では、厚労省や各学会、研究所等が開示している感染予防策（定期的な換気やアルコール除菌の設置、スタッフのマスク着用などの標準予防策および、接触・飛沫感染予防策）を実施している他、下記の対策を行っています。

当院では、下記の対策を行っています。

◆施設内の予防対策◆
・受付にビニールカーテンの設置
・待合室の人数をできる限り少なくして「密集、密接」を回避

ご不安を軽減できるよう感染予防に配慮した環境づくりに努めてまいります。ご理解とご協力をお願いいたします。

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特徴 3

耳鼻咽喉科

問診に時間をかけ、体質を考慮して治療。漢方薬で症状にアプローチ

当院は耳鼻咽喉科の診療範囲である、めまいや耳鳴り、難聴や副鼻腔炎などの症状に対して、漢方医学の観点から、耳や鼻という部位だけを診るのではなく、患者さまの全身を診察しています。診察には時間をかけて問診を行い、治療は西洋薬だけでなく、漢方薬も処方して対応します。

たとえば、アレルギー性鼻炎の患者さまに対しては抗ヒスタミン薬を処方するだけでは終わらせず、冷え症がないかなどの体質を診てそれぞれに合った漢方薬の処方を行います。

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特徴 4

相談・教室が充実

気になる症状があれば相談を。症状の背景にある原因をケアします

当院では、予防医学、そもそも病気になりにくい体づくりの視点での診療を大切にしています。

たとえば、鼻水の症状があり来院された患者さまに、鼻水を止める薬を出して終了ではなく、患者さまの体質まで診るようにし、患者さまと相談しながら治療法を決めていきます。たとえば、その患者さまが「冷え」を抱えているなら、鼻水の症状を引き起こす背景に「冷え」があるのではないかと考え、身体をあたためる治療を進めていきます。「冷え」がある場合、鼻水だけでなく、腰やひざの痛みを抱えている人も多いので、身体をあたためる治療でそれらの不調も緩和するケースがあります。

めまいや耳鳴り、アレルギー性鼻炎といった症状も、単純に耳や鼻を診るというのではなく、全身を診て治療を進めていきます。全体を診ることで、他の病気になりにくく、大きな疾患の予防も目指しています。気になる症状がある方は、相談してください。

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インタビュー

漢方医学に力を入れて、患者さまの全身を診てくれる耳鼻咽喉科の医師

漢方医学との出会いで今までの価値観と変わったところがあれば教えてください。
漢方医学と西洋医学をどんな風に使い分けて診療をしていますか？
漢方を取り入れようと思ったきっかけは？
耳鼻咽喉科の医師を目指したきっかけを教えてください。
「わくい耳鼻科」では来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。

漢方医学との出会いで今までの価値観と変わったところがあれば教えてください。: 病気への認識、向きあい方がずいぶんと変わりました。たとえば、花粉症を訴える患者さまには「アレルギー性鼻炎」という診断をして、その上で、アレルギー性鼻炎に対する治療をどう処方するか検討することが多いかと思います。

私は病名から処方を決めるということはしていないのです。たとえば、花粉によるアレルギーがある場合は、その患者さまがアレルギーを引き起こしている背景も診ていくようにしています。胃が弱い方ではないのか、冷え症ではないのか、水がたまりやすい体質ではないのかなどを見極めて、漢方薬の処方を提案させていただくこともあります。漢方医学を知るようになってからは、治療のアプローチにも色々な道があることを知り、処方薬もワンパターンではなくなったなと思います。

漢方医学と西洋医学をどんな風に使い分けて診療をしていますか？: 西洋医学は、身体の部分的を診る医学です。患者さまの身体の中で起こっている特定の異常を、正常にすることを目的とした治療と言えます。一方で、漢方医学は全身を診て、心の状態も含めてその患者さまを診る医学です。患者さまが訴える症状について、どうしてそういった症状が起こっているのかを推測して治療を行っていきます。

「わくい耳鼻科」では患者さまのご希望に添って西洋医学のみで治療する場合もありますが、それではなかなか改善がしないというときは漢方薬を併用します。全身や心の状態を対象とする漢方医学を用いることで、患者さまが訴える複数個所の痛みに対応できることもあります。

漢方を取り入れようと思ったきっかけは？: 風邪がきっかけで中耳炎を起こしたお子さまには抗生剤を処方しますが、そのときは良くなっても、しばらくしてまた同じ症状で再来院するケースが多々あります。開業してからというもの、そういったお子さまを多く診療し、体質改善の必要性を感じるようになりました。ちょうど同じ頃に、漢方について勉強する機会があり、自分でも勉強するようになりました。

耳鼻咽喉科の医師を目指したきっかけを教えてください。: 中学時代は英語教師になるのが夢でした。高校では文系の勉強をしていましたが、ある日、生物の授業を受ける機会があり、医療に魅力を感じたことがきっかけです。英語が好きだったので発音を学ぶためにラジオやテープレコーダーは身近にありましたが、より良い「音」を追究する楽しみに目覚めて、オーディオにも熱中しましたね。その後、医学部で「音」の仕組みなどについて学び、さらに興味を深めました。それが耳鼻咽喉科を目指したきっかけです。

「わくい耳鼻科」では来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。: 漢方医学の観点で診察することです。同じ疾患でも人によって抱えている背景が異なります。同じ疾患だからと言って治療法は同じではなく、目の前の患者さまの状態をしっかりと診て、オーダーメイドの治療法を提案します。

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医師・スタッフ

プロフィール

趣味・特技	みみ・はな・のど　に関する全般を扱っています。大学病院では聴覚、補聴、めまい外来を担当しました。身体全体で治していくという点から漢方医学も研究中、西洋医学と東洋医学のそれぞれ良い部分の融合を目指しています。

医師院長涌井慎哉

耳鼻咽喉科の疾患は抗生剤や抗炎症剤で治療をするケースが多いと思いますが、私はその薬に頼りすぎないようにしています。もちろん、必要と判断すれば処方をしますが、西洋薬だけで改善を図るのではなく、漢方医学を併用することで、患者さまご自身の治癒力を引き出して治療していくのが私の想いです。そのために、漢方薬や鍼（はり）治療の勉強を続けています。漢方や鍼は奥深い分野で、いくらでも追究でき、飽きることはありません。これからも学び続けていきたいと考えています。漢方薬は妊娠中や授乳中の方にも使え、お子さまにも処方できます。理由がよくわからない症状でお困りなら、ぜひ当院に相談してほしいと思います。

経歴: 池田市立渋谷中学校　卒業
大阪府立北野高校　卒業
1983年　京都府立医科大学　卒業
京都第二赤十字病院　勤務
福井医科大学　勤務
大阪労働衛生センター第一病院　勤務
1993年　わくい耳鼻科　開設
現在に至る

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特徴	院内感染対策
待合室	アルコール除菌
設備	バリアフリーキッズスペース駐車場
駐車場	駐車場あり（8台） ※駐車場は医院の敷地内に8台分用意しております。また旧医院の駐車場も使用できます。