外科

傷跡の残りにくい湿潤療法を取り入れています
外科というと大きな手術などを考える方も多いかと思いますが、当院の外科では外傷、やけどなどの傷全般の処置、粉瘤というできものの手術、巻き爪などの処置などを行っています。
外傷については傷跡の残りにくい湿潤療法を取り入れています。この療法は消毒薬を用いずに、汚れていたら水で洗うにとどめ、傷の上に創傷保護剤を貼って自らの免疫力で治療する方法です。擦り傷や軽い切り傷、やけどなど、それほど深くない傷に向いています。
皮膚の寛解が早く、傷跡も残りにくいです。しかし近年は、一般薬として創傷保護剤と同じようなものが販売されており、ご自身でこれを利用する方も増えていますが、深い傷、膿んでいる傷などに使ってしまうと悪化してしまうこともあります。深い傷の場合にはやはり縫合したほうが良いですし、膿が出ている場合には通院で管理する必要があります。自己判断せずに一度医師にかかり、症状に合った処置を受けるようにしてください。
粉瘤
粉瘤ができた場合、すぐに除去したほうがいいのでしょうか?
粉瘤自体に害はありませんが、放置すると肥大化したり無理に取ろうとすると炎症が起きたりします。
粉瘤は皮膚の良性腫瘍であり、ニキビによく似たものでおできと呼ばれることもあります。脂肪のかたまりのように思われがちですが、中は老廃物などが溜まったものです。当院では、この粉瘤の除去を行っています。粉瘤は良性ではありますが、放っておくと大きくなったり、自分で取り出そうとすると取り残しが出て炎症を起こしたりということもあります。
除去は粉瘤自体に外の袋があるため、その袋ごとくり抜くことも可能です。袋ごと取り出すので炎症もなく、再発しにくいものとなっております。ただし、除去は炎症を起こしている場合には炎症がおさまるのを待つ必要があります。患者さまによっては炎症をおさめるだけで良いという方と、炎症がおさまったら取って欲しいという患者さまがいらっしゃいます。どちらの場合も患者さまの選択・ニーズに沿った粉瘤の治療を行います。
内科

食事指導など患者さま一人ひとりに合わせた治療を行います
内科では、風邪などの感染症などのほか、お子さまの予防接種(※)、高血圧・糖尿病・脂質異常症・尿酸値の異常といった生活習慣病の治療・指導のほか、肝炎(アルコール性・B型肝炎・C型肝炎)の治療も行っております。内科に通院されている患者さまの中で多い疾患は、やはり生活習慣病です。高血圧、糖尿病、脂質異常症のほか、近年では尿酸値が高いという方も増えてきています。
しかし、生活習慣病は自覚症状が少なく、そのまま日常生活を送れる場合もあるため、治療の必要性を感じない患者さまもいらっしゃいます。そういった方には、まずは、放置するとどうなるかといったリスクのお話からはじめ、未来の健康のために今から治療に取り組むことをご案内しています。食事指導、運動指導なども患者さまそれぞれの状態にあったものを考え、気長に取り組んでいただけるようにお話ししています。
(※)は自由診療になります。料金は料金表をご確認ください。市町村によっては公費負担があります。
生活習慣病
生活習慣病の治療はどのように進めますか?
生活習慣の見直しを中心に、必要に応じてお薬なども使って治療を目指します。
生活習慣病は、どの疾患も放っておくと徐々に進行し、脳や血管、心臓などに深刻な疾患を起こす可能性があります。健診などで異常を指摘された時には自覚症状がなくても、その時から治療をスタートすることで将来の重大な疾患のリスクを減らすことができますので、早めに取り組みましょう。
当院では、生活習慣病を知るために、採血検査と動脈硬化検査(ABI)という血流測定を行っています。生活習慣病は多くが生活習慣から起こるため、まずは生活の見直し正すところからスタートします。生活に適度な運動を取り入れる運動療法、身体に良い食事を指導する食事療法がその基本となります。食事療法は各疾患で指導が若干異なってきますが、低カロリーでバランス良く栄養価の高いものをという考えは同じです。生活習慣を改めるだけでも数値が良くなっていくことが期待できますが、やはり中には運動や食事制限がうまくいかず、失敗したという方もいらっしゃるため、お薬の処方も行っています。数値が安定すればお薬を減らすこともできますので、きちんと服用してください。
整形外科

患者さまの生活スタイルに合わせ治療いたします
整形外科では、肩・腰・膝などの慢性の痛み、骨折や捻挫といった治療のほか、骨粗しょう症の検査・治療も行っております。大腿骨の骨折など重症の骨折、靭帯の全断絶や神経・血管の損傷といった大きな傷の場合には、必要に応じ症状に適した医療機関へ紹介を行っています。
骨折の場合、ギプスによる固定が必要になることもありますが、患者さまによってはギプスをすると動けなくなるため、子育て中なので困る、仕事があるという方もいらっしゃいます。そういった場合にも、ギプスが良いことなどをきちんとお伝えした上で患者さまに選択していただいております。患者さまの生活のスタイル、ニーズに合わせて、ギプスをしないという選択の場合にも、より良い治療方法をご提案します。
整形外科に関するQ&A
骨粗しょう症
骨粗しょう症はどのように治療しますか?

食事療法および静脈注射で骨密度の数値を上げ、丈夫な骨に変えていきます。
骨粗しょう症は、骨密度が下がって骨の中がスカスカになってもろくなる病気です。ホルモンの関係から閉経後の女性がかかりやすく、わずかな衝撃で骨折したり、知らない間に背骨の骨が圧迫骨折していたりということがあります。背中・腰の痛みがひどく、医師にかかったところ骨折が分かるということも少なくありません。
当院には骨密度を測定する機器がありますので、閉経後の女性は、骨密度の検査を一度受けてください。検査により骨粗しょう症と診断された場合には、カルシウムを摂るための食事療法と、骨密度を上げるための静脈注射を行っています。静脈注射は月1回の治療を半年から1年続けていただくと、徐々に骨が強く密度が高くなっていきます。骨粗しょう症から歩けなくなる、寝たきりになる方もいらっしゃいますので、早めに治療に取り組むようにしましょう。
肛門内科

幅広い症状・年齢層を考え、患者さまに合った治療を行います
肛門内科では、切れ痔、イボ痔、痔ろうなどの肛門にまつわる診療が主となります。痔のイメージが強く、通いにくいと思っていらっしゃる方も多いようですが、妊娠中、出産後の若い女性、お子さまもいらっしゃいます。幅広い年代層、多くの方が悩んでいる病気ですので、恥ずかしがらずにお越しください。
小さなお子さまに多い症状は、肛門周りのただれ、ぶつぶつといったもので、小児科から対応できる医院に行くように言われて来る方が多く、小児科では診療が難しい肛門外科にも対応しています。
診療の方法は触診、直腸診、肛門鏡などがあり、治療としては手術とお薬(軟膏・内服薬)があります。どちらが良いか患者さまに選択していただくようにしていますが、肛門周囲膿瘍など、痛みが強く手術の方が妥当と思われる時には、説明をきちんと行ってから手術をご案内しています。また、痔ろうが重症化して再発を繰り返すといった場合には入院しての手術が必要ですので、入院できる医療機関へ紹介も行います。
消化器内科

患者さまの訴えに合わせた治療を考えます
消化器内科では、胃腸を除いた消化器官であるすい臓、胆のう、肝臓などの診療を行います。胆のうに結石ができる胆石、虫垂炎といった患者さまが多くなっています。検査の方法は、どこが痛いかを確認する腹部触診、レントゲン、超音波検査のほか、血液検査で炎症初見が強くないかどうかを診ていきます。盲腸や胆石は内服薬による治療も可能ですが、症状が重く手術が必要と思われる場合には、高次医療機関へ速やかに紹介いたします。
また、消化器内科には、不定愁訴、何が原因か分からない腹部の痛みを持つ患者さまもいらっしゃいます。心の問題が原因となっていることも多いですが、まずは患者さまの訴えを聞いて、きちんと説明し、お薬の処方も行います。それにより、多くの方が快方に向かっています。患者さまの訴えを聞くことを大切にし、不満・不安を軽減するのも医師の仕事のひとつです。
胃腸内科

腹痛・下痢など日常多い疾患の患者さまの窓口として
胃腸内科では胃腸を中心とし、逆流性食道炎、胃炎、下痢、腹痛、便秘の診療のほか、胃がん・大腸がんなどの手術後のフォローなども行っています。逆流性食道炎は近年多い疾患のひとつで、胃液が食道に逆流することで粘膜がただれて炎症を起こした状態です。食生活の欧米化やストレスなど、さまざまなことが原因となります。内服薬による治療により、症状が緩和されます。
また、排便の時に下血があり、大腸がんを心配して来る方もいらっしゃいます。当院には、肛門内科もありますので、大便の状態を見せていただく、肛門鏡による検査を行うといったことで診断が可能です。多くの場合は痔ですので、その場合には肛門内科にて治療を行います。
リハビリテーション科

ムチウチなど慢性的な痛みにホットパックを取り入れています
当院には整形外科の延長として医学療法室を備え、リハビリテーション科もございます。多い疾患としては交通事故後のムチウチです。ムチウチは首が痛い・首が回らないといった症状が多く、事故から数年経っても痛みがあるという方もいらっしゃいます。そういったムチウチの症状には、ホットパックという温熱療法を行っています。温めて血流を良くし、炎症を落ち着かせます。
痛みをすぐに取ることは難しいですが、こまめに通院していただくことで徐々に痛みがおさまっていきます。
また、慢性的な腰痛、肩痛などがある方にはリハビリをご案内しています。こちらもじっくり取り組んでいただくことで、徐々に快方に向かいます。
山田外科医院の基本情報
診療科目 | 内科 消化器内科 胃腸内科 外科 整形外科 リハビリテーション科 肛門外科 放射線科 | |||||||||||||||||||||||||||
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標榜科目 | 肛門内科 | |||||||||||||||||||||||||||
診療内容 |
インフルエンザ予防接種 ロタウイルス予防接種 おたふくかぜ予防接種 B型肝炎予防接種 健康診断 |
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住所 |
大阪府泉佐野市若宮町3-19地図
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アクセス |
駐車場有り(5台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
【休診日】水曜午後・木曜午後・土曜午後・日曜・祝日 |
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電話番号 |
072-462-3106 |
特徴・設備
特徴 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(5台) |
対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
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おすすめポイント
ポイント1
月火金の午後は19時まで、土曜も午前のみ診療
月火金は9:00~12:00、16:00~19:00に診療を行っています。土曜も9:00~12:00に診療しているので、お仕事や学校帰りに土曜日を使って通院が可能です。
ポイント2
泉佐野駅 徒歩約2分、駐車場も5台分あります
南海本線「泉佐野駅」西口から徒歩約2分と駅の近くです。5台分の駐車場もあり車での来院も可能。遠方からも通いやすい環境です。
ポイント3
症状がつらい時も自宅で待てるネット受付導入
ネット受付を導入しています。症状がつらい時にも、予約時間までは時間のゆるす限り自宅などで待機できるため、患者さまのご負担が軽減されます。