内科

脳卒中や血管性認知症を予防するために、生活習慣病の治療に注力
内科では、発熱などの症状や生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症など)の治療、禁煙治療、骨密度検査などを行っています。生活習慣病は脳卒中や血管性認知症といった脳の病気とも関係があることから、当院では生活習慣病の治療にも注力しています。
しっかりと生活習慣病をコントロールして、命に関わるような病気を予防していきましょう。気になる症状や健康に関する不安などがありましたら、どうぞご相談ください。
当院では、発熱症状のある患者さまに対して、オンラインでの診療を行える体制を整えています。WEB上のアプリを使用して診療を実施しており、再診の方を対象に行っております。保険診療にて実施しており、システムの利用料は不要となります。ご不明な点はお問い合わせください。
生活習慣病
生活習慣病ではどのような治療を行いますか?

必要に応じた検査で診断し、患者さまの病状に合わせた食事療法・運動療法・薬物療法を行います。
生活習慣病に対しては、診察と疾患・症状に応じた各種検査によりお身体の状態を確認した上、食事・運動指導を中心に行っています。例えば、糖尿病については一定期間血糖測定器を装着していただき、毎日の食生活と血糖値の変動などを調べ、治療方針を検討していきます。
食事指導では、塩分摂取量を1日7グラム以下に抑える、飲酒を控えるといったアドバイスや、BMIを目安にしたカロリー計算を行っています。しかし、中には忙しくて生活習慣の改善に取り組めないという方もいるので、必要に応じて、DHA製剤や小腸コレステロールトランスポーター阻害剤などを用いた薬物療法を行うこともあります。ただし、糖尿病のインスリン治療が必要な場合は、糖尿病内科などをご紹介いたします。
健診で数値の異常を指摘された、若い頃よりも10キログラム以上体重が増えた、のどが渇くといった症状がある方は、生活習慣病の可能性がありますので、どうぞご相談ください。
禁煙治療
禁煙治療では健康保険を使うことはできますか?

一定の条件を満たす方は、健康保険を使って禁煙治療を受けることができます。
禁煙治療とは、禁煙補助薬などを使って、12週間のプログラム期間中に禁煙を目指すという治療です。1日の喫煙本数や喫煙年数などに関する条件がありますが、条件を満たしていれば健康保険が適用されます。当院では、禁煙のための内服薬を処方するほか、呼気中一酸化炭素濃度検査や肺機能検査で禁煙が上手くいっているかを確認しながらサポートをしています。タバコはご自身だけでなく、周囲の方やご家族の健康にも悪影響を及ぼすので、ぜひ禁煙をご検討ください。
脳神経内科

日本神経学会認定 神経内科専門医が診療し、急を要する頭痛にも対応
脳神経内科では、頭痛、めまい、吐き気、顔面神経まひ、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、認知症、睡眠時無呼吸症候群などに対応しています。「日本神経学会認定 神経内科専門医」の資格を有する院長が、問診にて症状をしっかりと伺い、病気を診断した上で病状に合った治療をご提案します。
治療においては、一度お薬を処方して終わるのでなく、経過観察も含めて継続的にフォローさせていただきます。また、必要に応じて、連携先の医療機関に紹介することも可能です。脳神経内科の病気には急を要するものもあるため、「放っておいたら治まるだろう」と思わず、まずはご相談いただけたらと思います。
脳神経内科に関するQ&A
頭痛
慢性的な頭痛に悩んでいるのですが受診した方が良いのでしょうか?

頭痛の種類を鑑別するためにも受診しましょう。片頭痛の予防を目的とした注射治療も可能です。
頭痛には、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛、脳腫瘍やくも膜下出血に伴う頭痛など、さまざまな種類があります。診断の際は、脳神経内科領域に異常があるのか、脳に異常があるのか、または緊張型頭痛なのかを速やかに診断するよう努めています。日常生活に支障をきたさない程度の緊張型頭痛であれば当院にて対応が可能ですが、対応が難しい場合は連携している医療機関をご紹介いたします。
治療は、薬剤治療を中心に行っています。基本的な治療の流れとしては、初診時にお薬を処方し、経過を見てあまり改善が見られない場合は再度ご来院いただき、治療方針を検討していきます。また、当院では予防の作用が期待できる抗CGRP抗体の注射にも対応しておりますので、片頭痛で会社を休まれている方など、ご希望の場合はご相談ください。
そのほか、手の震えといった不随意運動がある場合は、スマートフォンなどでその様子を動画で撮っておいていただければと思います。震えなどを伴う場合は初期のパーキンソン病の可能性もあるので、動画があることでより詳しい診断を行うことができます。吐き気を伴う頭痛が月に一度起こる場合や月経前後に頭痛が起こる場合、今までに経験したことがないほどの激しい頭痛が起こった場合などは、できる限り早く専門の脳神経内科を受診しましょう。
めまい
めまいの中でも特に気を付けるべきものを教えてください。

ぐるぐると回転するめまいとおう吐が同時に起こる場合は、早めに受診した方が良いでしょう。
めまいには、回転性めまい(ぐるぐるするめまい)と非回転性めまい(ふわふわするめまい)の2種類があります。このうち、回転性めまいで耳鳴りなどを伴う場合は、メニエール病などが考えられます。また、非回転性のめまいは小脳梗塞や小脳出血の可能性があるため、できる限り早く脳神経内科を受診してください。
めまいの原因は、小脳梗塞や脊髄小脳失調症、良性発作性頭位めまい症、不整脈などさまざまです。不整脈が疑われる場合は、当院にて心電図検査やホルター心電図検査を行い、必要に応じて循環器内科などをご紹介いたします。また、MRIを撮影するために専門の医療機関を紹介する場合もあります。当院で治療を行う場合は、薬物治療や点滴治療で対応いたします。
顔面神経まひ
顔のまひの原因には、どのようなことが考えられますか?

帯状疱疹や冷房による冷え、脳梗塞・脳腫瘍など、さまざまな原因が考えられます。
顔面神経まひには、ヘルペスウイルス感染症や帯状疱疹、冷房による冷えなどによって生じる「末梢性顔面神経まひ(まっしょうせいがんめんしんけいまひ)」、脳梗塞や脳腫瘍などが原因となって生じる「中枢性顔面神経まひ」があります。患者さまの顔面神経まひが、末梢性か、中枢性かは「額にシワを寄せることができるか」などを確認することで鑑別できるので、まずはこのような神経所見を取るために診察いたします。
神経所見を取った上で、当院で対応できる場合は内服治療を行います。一方、重度の顔面神経まひの場合は、連携先の医療機関をご紹介いたします。治療期間は重症度によって異なり、軽症であれば1週間程度ですが、重症になると1カ月以上かかることもあります。治療が遅れるほど症状が悪化してしまうので、できる限り早く治療を開始しましょう。
脳梗塞・脳卒中
どのような症状があらわれたら、脳梗塞が疑われますか?

ろれつが回らない、食事中に茶わんを落とすなどがあると脳梗塞が疑われるので注意してください。
脳卒中には、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などがあります。脳卒中を発症すると、手足が動かなくなる、まひする、ろれつが回らない、立てなくなるなどの症状が突然あらわれます。中には24時間以内に症状が治まるケースもありますが、症状が治まったとしても再発することが多いため、これらの症状に心当たりがある場合は、早めにご相談いただけたらと思います。
脳梗塞の治療はどのように行うのでしょうか?

症状を予防するための内服治療や、血圧をコントロールするための指導などを行います。
24時間以内に症状が治まるような脳梗塞であれば、予防を目的とした内服薬を使用します。そして、定期的に通院していただき、脳梗塞の症状が起こっていないかを確認します。また、症状を起こさないようにするためには、血圧のコントロールが重要となります。
なお、脳梗塞の場合は、夜間に血圧が下がりすぎると発症するリスクが高くなるため、 あまり血圧が下がらないように注意してコントロールします。そのほか、カロリー・塩分・飲酒など食事に関するアドバイスも行います。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群の場合はどのような検査や治療を行いますか?

ご自宅での簡易検査を行っていただき、治療が必要であればCPAP療法を行います。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、睡眠の状態を把握するために、まず簡易検査キットを用いてご自宅で1~2晩、AHI(無呼吸低呼吸指数:1時間に何回「無呼吸」と「低呼吸」が起こるのか)を測定していただきます。検査の結果、AHIが40を超えていた場合は「CPAP(シーパップ)療法」という睡眠時の無呼吸状態を防止するための治療を行います。
CPAPを導入する際は、専門業者が患者さまのご自宅に伺い、セッティングまで行います。日中の眠気がひどい方や、睡眠中のいびきや呼吸の停止をご家族に指摘された方は、当院までご相談ください。
皮膚科

いぼからアトピー性皮膚炎、にきびまで、皮膚の疾患に幅広く対応
皮膚科では、いぼ、水虫(足白癬・爪白癬)、口唇ヘルペス、じんましん、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、掌蹠膿疱症、乾癬、にきび、うおのめ・たこなど、皮膚疾患の検査・治療に対応しています。
患者さまお一人おひとりの症状の原因や程度に応じて、内服薬・外用薬の処方のほか、注射治療、液体窒素療法などをご提案しております。また、スキンケアの指導にも力を入れておりますので、皮膚のかゆみやお肌のお悩みは気兼ねなくご相談にいらしてください。
いぼ
いぼはどのように治療をしますか?
液体窒素による冷凍凝固治療や内服薬で治療します。
いぼは、ヒトパピローマウイルスというウイルスが皮膚に感染することで発生します。
当院では、液体窒素による冷凍凝固治療のほか、内服薬を使用して治療を行います。足の裏などにできた固いいぼは、丁寧に削ってから液体窒素療法を行うこともあります。
足白癬・爪白癬
水虫の治療はどのように行いますか?
塗り薬を中心に改善を目指していきますが、爪の水虫では内服薬も検討いたします。
足白癬(足の水虫)は、カビ(真菌)の感染によって発症します。指の皮膚がめくれる、足の裏に水ぶくれができる、足の裏が固くなるなど、症状はさまざまです。かゆみが生じない場合もあり、肉眼では診断しづらいため、顕微鏡を用い、カビの有無を確認します。治療においては、主に塗り薬で改善を目指していきます。
爪白癬(爪の水虫)を発症すると、爪が白くなる・もろくなる・ぶあつくなるといった変化が生じます。顕微鏡で爪にカビが確認された場合は、塗り薬や内服薬を使用して治療を行っていきますが、内服薬を使用する際は、肝臓に副作用が生じる可能性がありますので、定期的に血液検査を行うよう努めています。
口唇ヘルペス
口唇ヘルペスの原因は何でしょうか?
免疫力が低下した際にヘルペスウイルスが再活性化することで口唇ヘルペスが生じやすくなります。
口唇ヘルペスは、風邪や発熱、疲れ、ストレスなどによって免疫力が低下したときに、唇や口のまわりに、ピリピリする、痛みが出る、小さな水ぶくれが生じるといった症状が出ます。
症状に応じて、塗り薬や飲み薬を処方し、治療を行います。
じんましん
じんましんの治療はどのように行いますか?
内服薬を処方します。難治性の場合は、内服薬の増量、変更や注射治療も検討します。
さまざまな要因で発症するじんましんは、突然、皮膚が膨れて赤くなり、時間が経つと跡を残さず消える皮膚の疾患です。毎日繰り返し症状が生じるケースもあります。
治療は、内服薬を中心に行っていきますが、改善が見られない場合は、注射治療を検討します。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎にはどのように対応されますか?
外用薬や軟膏のほか、保湿剤によるスキンケアを行います。
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能の低下に伴い、アレルギーの原因物質(アレルゲン)が皮膚に侵入しやすくなることで、刺激による炎症が起きやすくなっている状態です。皮膚が赤くなる、かゆくなるといった症状が出ます。
治療においては、ステロイド外用薬や軟膏を使用し、かゆみ・炎症を抑えるほか、皮膚のバリア機能を保つための保湿剤をしっかりと塗ることも大切です。注射による治療のご相談にも応じておりますので、どうぞお越しください。
円形脱毛症
円形脱毛症の治療はどのように行いますか?
症状に応じて、内服薬や塗り薬を処方いたします。紫外線治療にも対応しています。
円形脱毛症の治療としては、内服薬や塗り薬の処方を行います。紫外線治療についてもご相談が可能です。お悩みの方は、気兼ねなくご相談ください。
掌蹠膿疱症
掌蹠膿疱症とは、どのような病気ですか?
手のひらや足の裏が赤くなる疾患です。黄色い小さな膿疱ができることもあります。
掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏が赤くなるほか、黄色い小さな膿疱ができる疾患です。治療は塗り薬を処方するほか、紫外線治療のご相談も承っております。
乾癬
乾癬の原因は何なのでしょうか?
乾癬の発症原因は不明ですが、塗り薬や紫外線治療で改善が期待できる疾患です。
乾癬は、盛り上がった紅斑に伴い、皮膚から銀白色の粉をふく皮膚疾患です。症状が繰り返し起こるケースも少なくありません。さまざまな因子が加わることで発症リスクが高まりますが、詳しい発症原因は不明です。
当院では、患者さまの病状の程度に応じて、塗り薬や紫外線治療などの治療法をご提案しております。
にきび
にきびを予防するにはどうすれば良いですか?
毛穴に皮脂がつまらないよう、しっかりと洗顔を行うことが大切です。
にきびは、毛穴がつまることで皮脂がたまり、アクネ菌の増殖によって炎症が引き起こされて発症します。
当院では、毛穴がつまるのを抑制する塗り薬を処方するほか、必要に応じて内服薬もお出しします。洗顔など日々のスキンケアの指導も行っておりますので、ご相談ください。
うおのめ・たこ
うおのめやたこの治療はどのように行いますか?
固くなっている部分を削り、症状の緩和を目指します。
うおのめやたこは、足の裏など、体重がかかる場所にできやすく歩行時に痛みが伴います。
当院では、固くなっている部分の角質を除去します。固くて削れない場合は、貼り薬を用い、角質を柔らかくした後に処置します。
松岡医院の基本情報
診療科目 | 内科 脳神経内科 皮膚科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 おたふくかぜ予防接種 MRワクチン予防接種 水痘・帯状疱疹予防接種 B型肝炎予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 抗体検査 抗体検査(風疹) 抗体検査(麻疹 | はしか) 健康診断 大腸がん検診 大腸がん検診(便潜血検査) |
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住所 |
大阪府大阪市東淀川区淡路5-1-19地図
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アクセス |
駐車場有り(1台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
ネットでの受付は月・水・金の16:00~18:30のみ承っております。 |
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電話番号 |
06-6323-0601 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(1台) |
サービス |
多言語対応 ( 英語 )
ドイツ語 |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
複数路線が利用できる「淡路駅」が最寄り駅です
阪急京都本線「淡路駅」西改札口より徒歩約3分、おおさか東線「JR淡路駅」からは徒歩約5分と複数の路線が利用可能。公共交通機関を使ったご来院が便利です。
ポイント2
脳神経内科をはじめ、皮膚科・内科まで対応可能
「日本神経学会認定 神経内科専門医」の女性院長と「日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医」が診療を行います。かかりつけとして、頭痛から皮膚トラブルまで幅広く診療。
ポイント3
導線を分け、院内感染症対策に注力しています
パーティションや空気清浄機を院内に設置。また、発熱症状のある患者さま専用の入り口を設け、ほかの患者さまと接触がないように導線を明確にしています。