医師として、力を入れて学んだことは何ですか？その理由も教えてください。

当院ではさまざまな病気・症状を診療していますが、私の専門は循環器内科です。関西医科大学の医学部を卒業後、奈良県内のいくつかの病院で救命救急センターや内科、循環器内科に勤務し、循環器疾患の診療経験を積んでまいりました。循環器疾患には命に関わる病気も多く、勤務医時代には急性心筋梗塞の緊急カテーテル治療、心不全の全身管理、ペースメーカーの植え込み手術などの治療にも携わってまいりました。こうした経験があるからこそ、当院ではできる限り循環器疾患を予防・治療したいと思いますし、緊急時には迅速に連携先の医療機関などへ紹介できるように日々努めています。また、私は循環器内科が専門ですが、当院は町の診療所ですから、基本的には循環器疾患などの予防治療が中心です。中でも動脈硬化性疾患の予防は大切ですので、この病気と強く関係がある高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの治療・管理に力を入れています。動脈硬化の進行度などを調べるために、院内でABI検査や頸動脈・下肢動脈エコー検査を行えるようにしています。いずれの検査も患者さんの負担が少なく行えるので、診療ではこれらも上手に活用しています。今後、取り組んでいきたいこととしては、循環器疾患の発症には高血圧症、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病が関係することが多いので、引き続きこれらの治療・管理に力を入れて取り組みたいですね。ただ、当院では循環器内科だけでなく、内科や外科の診療も行っていますので、お身体のことで悩みや不安などがありましたら、どのようなことでも気兼ねなくご相談いただければと思います。当院のスタッフとも協力しながら、患者さんの悩みや不安などを解消できるようにしっかりと対応させていただきます。

医師を目指したきっかけを教えてください。

きっかけは医師であった妻の父から「医師にならないか」と勧められたことです。もともと私は一般企業のエンジニアとして働いていたのですが、結婚するに際しそのお話がありました。この出来事が29歳の時のことですから、少し珍しい経歴かもしれませんね。当初はどうしようかと悩みましたが、医師をやりたいという気持ちもありましたし、何より大学時代の恩師が「向いていると思う」「やってみたらどうか」と言ってくださったこともあり、医師になろうと決意しました。一度決意したら、もう何の迷いもありませんでした。

今まで診てきた患者さんの中で心に残っている印象的なエピソードがあれば教えてください。

40代の女性が高血圧で受診されたのですが、特に肥満、脂質異常症、糖尿病もありませんので奇異な感じを覚えました。患者さんに詳しく話を聞くと、お父さまが人工透析をされており、その原因が多発性嚢胞腎だと伺いました。多発性嚢胞腎は遺伝性の難しい病気でしたので、腎臓のエコーを実施し、その女性も多発性嚢胞腎を認め、病院の腎臓内科に紹介し、現在は腎機能の悪化を予防する治療を受けておられます。

診療のモットーを教えてください。

治療している病気以外のところにも気を配り、患者さんを総合的に診ることです。最近は、医療機器に頼って、検査結果しか見てないことが多くなってきていると感じるためです。例えば、脈を触るだけで不整脈に気付けますから、患者さんの脈は欠かさずチェックするようにしています。また、定期的に通院されているも患者さんでも、脳梗塞を起こしやすい心房細動という不整脈を突然発症されていることがあります。早く気付けば大事に至る前に治療ができます。

説明・カウンセリングで重視していることはありますか？

まずは、患者さんのお話を十分に聞くことです。病院に来ると言うことは、健康や身体について悩みや不安があってのことだと思います。そのため、当院を頼っていただいたからには、できる限りお話を伺い、それに対してていねいにアドバイスをしたいと考えています。中には専門外のこともありますが、それでもかかりつけの医師としてまずはどんなご相談でも伺うようにしています。また、フレンドリーに明るく対応するように心がけています。患者さんの悩みや不安をしっかりと伺うには、話しやすい雰囲気づくりが大切です。私自身、実は人見知りで保守的ではありますが、診療ではざっくばらんにお話しさせていただくようにしています。

貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。

患者さんに対して、ていねいでやさしい対応ができることです。こまめに声をかけてあげるなど、患者さんに寄り添った対応を心がけてくれています。そのため、院内はアットホームな雰囲気だと思います。

休日の過ごし方を教えてください。

体力と健康維持のために、月に2回ほどゴルフをしています。

尊敬する人物はいらっしゃいますか？また、その理由を教えてください。

坂本龍馬とジュリアス・シーザー（ユリウス・カエサル）です。坂本龍馬は、封建時代に育ったにもかかわらず、新しい感覚で時代を切り開こうとしたとしました。シーザーはクレオパトラと結婚した人物ですが、武将として兵士の信望も厚く、戦術家としても1級です。政治家としてもローマの独裁官となり、ローマ帝国の礎を築いています。文筆家としても「ガリア戦記」を記しています。寛容な人間性を持つ英雄だと思います。二人とも、考えたことが革新的過ぎたのか暗殺されたのも共通しています。僕自身は、保守的な人間なんですがね。

好きな本とその理由を教えてください。

歴史に関する本が好きで、塩野七生（ななみ）さんや司馬遼太郎さん、藤沢周平さんが好きです。塩野七生さんは、イタリアを中心としたヨーロッパの歴史小説を多数出版しています。ジュリアス・シーザーも「ローマ人の物語」で描かれています。最近だと、池井戸潤さんにはまっていますね。好きになった作家の作品はほとんど読破しています。

最近、うれしかったことを教えてください。

孫がすくすくと成長していることですね。会えるのをいつも楽しみにしています。

《ネット受付可》木下医院(大阪市浪速区｜恵美須町駅)

	月	火	水	木	金	土	日	祝
9:00～12:00	●	●	●	休	●	●	休	休
17:00～19:00	●	●	●	休	●		休	休

木下医院の基本情報

医院名

木下医院

診療科目

内科循環器内科外科

診療内容

インフルエンザ予防接種成人用肺炎球菌予防接種

ネット受付

電話受付

050-5212-3155 （自動応答）

電話受付・予約(自動応答)の注意事項【必読】

※公衆電話、非通知によるお電話では、サービスをご利用いただくことができません。

※当社及びEPARK利用施設は、発信された電話番号を、EPARKクリニック・病院利用規約第３条（個人情報について）に定める目的で利用できるものとします。

※受付済の内容の変更、キャンセルの場合も必ずお電話をお願いします。

※自動応答での受付方法について

住所

大きな地図で見る

アクセス

堺筋線恵美須町駅徒歩3分
南海高野線今宮戎駅徒歩6分
南海高野線新今宮駅徒歩13分
南海本線新今宮駅徒歩13分
大阪環状線新今宮駅徒歩13分
阪堺電軌阪堺線今池駅(大阪府) 徒歩16分
大阪環状線今宮駅徒歩18分
阪和線天王寺駅徒歩19分
谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅徒歩10分

診療時間・休診日

休診日

木曜・日曜・祝日

土曜診療

	月	火	水	木	金	土	日	祝
9:00～12:00	●	●	●	休	●	●	休	休
17:00～19:00	●	●	●	休	●		休	休

電話番号

06-6631-1078

特徴・設備

特徴	院内感染対策院外待機が可能
待合室	空気清浄器アルコール除菌
設備	キッズスペース
サービス	クレジットカード利用可 ( VISAMasterCard ) キャッシュレス　　 QR決済利用可（PayPay）

最終更新日 2023年9月15日

掲載している情報についてのご注意

医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。

掲載内容の誤り・閉院情報を報告

木下医院

診療時間・休診日

交通案内

医院写真

特徴

インタビュー

医師・スタッフ

木下医院の基本情報

特徴・設備

ネット受付状況

順番待ち情報