
瀬戸 治先生(日本消化器病学会認定 消化器病専門医)にインタビュー
内視鏡検査など、ハードルの高い検査も丁寧に対応
肝臓がんの厄介なポイントは自覚症状が少ないことです。進行することで腹部に圧迫感や痛みが出ることはありますが、逆に進行するまでは気付きづらく、医療機関でも問診・触診だけでの診断は難しいかと思います。
私は診断の際、肝臓だけではなく周辺の臓器も細かくチェックすることで、見落としがないように工夫しています。まずはエコーで幅広く検査し、怪しい場所があればCTなどのより詳しい検査をご案内します。このように丁寧に、そして慎重にお身体の状態をチェックしています。
内視鏡検査に関しては、挿入するカメラも細いタイプのものを採用するなど、負担を極力減らせるように配慮しています。麻酔に関しても、中には抵抗感を持った方もいらっしゃるので、無理に施すようなことはありません。患者さまのお考えに寄り添うことを何よりも大切にしているので、ご希望や不安なことなどありましたら、遠慮なくお話しください。
ただ、大半の病気は早期発見・早期治療で対応することに越したことはありません。そのために大腸内視鏡検査は役に立ちます。私からも検査について丁寧に説明し、不安な思いや疑問点にも親身にお答えしますので、まずはご相談いただけると幸いです。
大腸内視鏡検査にどうしても抵抗がある場合は、CT検査に対応している提携病院へ紹介することも可能です。ほかの病気も同様ですが、患者さまが嫌がる治療・検査を無理強いするようなことはしません。一人ひとりのご希望にできる限り寄り添えるよう、尽くさせていただきます。
一人ひとり、異なるお悩みを持った患者さまに寄り添える医師を目指して
医師になってからも初めから消化器内科一辺倒という訳ではなく、内科分野を幅広く学んでいました。その中で、検査によってがんなどの重大な病気も早く発見できる消化器内科に魅力を感じ、より専門的に取り組むようになって行きました。
診療した患者さまの症状がよくなった時、元気になった患者さまの姿を見たり、お礼の言葉をいただいたりした時にやりがいを感じます。また、患者さま自身が気付いていなかったような症状を早期発見できることも、相談しやすい開業医としてのメリットかなと思います。
0歳から高齢の方まで、さまざまな患者さまが悩みを相談できる体制にしたい
ほかには、発熱診療や訪問診療の体制も整えたいです。急な発熱でお困りの方や、気になる症状があるけど身体や家の事情で通院できない方など、患者さまによって事情はさまざまです。よりたくさんの患者さまの健康をサポートできるよう、幅広い診療体制の構築に注力して行きたいと考えています。
「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」「日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医」としての知見や経験をいかし、丁寧な問診や検査を行うことで、病気の早期発見・治療を行います。0歳のお子さまから高齢の方まで、幅広い患者さまのお悩みに対応できる診療を目指しておりますので、どうぞ気兼ねなくご来院ください。