科目・疾患
エピソード①
CPAP(シーパップ)療法で症状を緩和、昼間の眠気がなくなりました
(50代/会社員/睡眠時無呼吸症候群)
こちらの50代の患者さまは、勤務時間中の強い眠気や居眠りで、仕事の効率が悪い・眠気のせいで仕事がはかどらないというお悩みを抱えていました。当院への来院のきっかけは、職場の方から「もしかしたら、何か病気なのでは?」と受診を勧められたことでした。
睡眠時無呼吸症候群の可能性があり、自宅で可能な携帯型終夜睡眠ポリグラフィー検査を行いました。 その後、検査の結果から、重症の睡眠時無呼吸症候群であると診断し、当院での治療が始まりました。
こちらの患者さまへは、閉塞型の睡眠時無呼吸症の方に有効で、海外をはじめ国内でも最も普及している治療法である「CPAP(シーパップ)療法」での治療を行いました。
この治療法は、就寝時の無呼吸を防止するために、気道に空気を送り続けることで気道を開いた状態にしておくというもので、患者さまは就寝時に専用のマスク(器具)を付けて眠ります。
こちらの患者さまは、器具の装用感にもすぐに慣れ、数日のうちにぐっすりと眠れるようになりました。受診する以前はお悩みのあまり、心療内科への受診も検討されていましたが、しっかりと眠れるようになったことで、体の疲れがとれ、仕事上のミスやトラブルもなくなったとご報告いただきました。
CPAP療法は月に一度の定期受診が必要ですが、来院の度に表情が明るくなり、「こちらに来院して、きちんと治療できて本当に良かった」と、感謝の言葉をいただいています。
※記載内容につきましては事例の一つであり、近しい症状であっても医師の判断により、治療法が異なることもございます。
エピソード②
強い歯痛が心臓病の前兆、適切な診断を行うことで最適な治療を
(60代/男性/急性心筋梗塞、休日診療所でのエピソード)
60代の患者さまは、強い歯の痛みを訴え、救急で来院されました。どんな薬(痛み止め)を飲んでも全く痛みが引かないので診て欲しい、との患者さまからのお電話をいただき、診察することになりました。来院された患者さまは、顔面蒼白な上、全身にびっしょりと脂汗をかかれておりました。
患者さまのご様子から、心臓の発作ではないか?と判断し、心電図による検査を行ったところ、心筋梗塞の疑いがあることがわかりました。
このため、すぐに入院・手術による治療が可能な近隣の医療施設と連携をとり、搬送することで、迅速かつ適切な治療を受けていただくことができました。患者さま自身も、まさか心臓の病気だったとは…と驚いていました。
※記載内容につきましては事例の一つであり、近しい症状であっても医師の判断により、治療法が異なることもございます。
掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告