医師として、力を入れて学んだことは何ですか？その理由も教えてください。

勤務医時代に力を入れて学んだことは、麻酔・救急・集中治療の分野です。救命救急での初期対応、重症者に対する集中治療に関しては、力を入れて学んできました。目の前で誰かが倒れたとしても、動揺することなく医師としてふさわしい振る舞いができるようになりたいと思い、研鑽を積んできました。倒れた人が誰であれ、医師としてきちんと対応できるようになりたいと思いましたし、それが身近な人や大切な人であればなおさらのことです。自分に何かできることがあれば力になりたいと考えて学びました。睡眠に関して学ぼうと思ったきっかけは、予防医療という観点からも大切なことだと考えたためです。人生のうち、3分の1から半分は睡眠の時間です。十分に睡眠を取ることができないと日中のパフォーマンスにも影響を及ぼしますし、交通事故にもつながる恐れがあります。健康面や精神面の不都合な問題を改善するためにも、睡眠の問題を改善していくことは大切なことだと考え、学ぶことにしたのです。

初めて来院された方に対して心がけていることがあれば教えてください。

初めて来院された方に対して大切にしていることは、「来てよかった」と気持ちよく帰っていただけるような診療を行うことです。初診時は、カウンセリングのみの方もいらっしゃいますが、カウンセリングだけでも、「来てよかった」と思っていただけるようにしたいですね。例えば、医療機関に来て、帰る時に嫌な気持ちになってしまったとしたら、それは医療の持つ目的とは逆方向に向かってしまっているということです。ストレスは病気のきっかけになるかもしれません。医療機関が目指すのは健康のサポートですから、ストレスを与えることなく、「来てよかった」と気持ちよく帰っていただくことが大切だと考えています。

開業当初と今で変わったことを教えてください。

やりたいと思っていた医療を提供できるようになり、ご来院者も増えてきたというのが、開業当初とは変わったところです。開業したばかりの頃は、まだ設備などが不十分だったために提供したくてもできないこともありました。しかし、時間の経過と共にいろいろ整ってきたということもあり、今ではやろうと思っていたことができるようになりました。また、さらに今後プラスしていけそうなところも見えてきているというのが、最近の状況ですね。

診療のモットーを教えてください。

診療のモットーは、気さくにお話しをしながらていねいに十分な説明を行うということです。ご来院した方に、気持ちよく帰っていただくためにも、この点は大切にしていることです。お悩みを聞いて、すぐに「そうですか、わかりました。じゃあやりましょう」とオートマティックな流れ作業のように診療を進めていくのは簡単です。しかし、そういったシステマティックな形ではなく、お悩みをていねいに伺った上で、原因を探り、診療を進めていきたいと考えているのです。お時間がなくお急ぎなのであれば、その方のご都合は考慮します。しかし、クリニック側の都合で、カウンセリングや診療の時間を短くすることはしたくないと考えています。万が一、スタッフから「もう少し早くできませんか？」と言われたとしても、そこは譲れない部分なのです。

貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。

ご来院者に対して、きちんとした接遇をしてくれるところが自慢のスタッフたちです。時には、なかなか説明を理解していただけないことや、意見の食い違いが生じてしまうことはあるかもしれません。しかし、少なくとも接遇が悪いスタッフはいないと思っています。

スタッフとのコミュニケーションで取り組んでいることはありますか？

時間的に余裕がある時には、月1回のミーティングと朝のミーティングを行っていました。ミーティングの時間が取れない時も、何か疑問点が生じた場合には、その都度、スタッフから質問してきてくれます。私からも、スタッフが納得するまできちんと説明するようにしていますね。

健康上、気を付けていることがあれば教えてください。

健康のために気を付けていることは、睡眠はしっかり取るということと、入浴する際は浴槽につかるようにすること、無理がない範囲で歩いたり、自転車に乗ったりするということです。

リラックスできる時はどんな時ですか？

リラックスできていると感じるのは、お風呂に入っている時と、趣味に時間を使えている時ですね。

尊敬する人物はいらっしゃいますか？また、その理由を教えてください。

尊敬する人物は父と母です。自分ができなかったことを継続してやれているという点を尊敬しています。

座右の銘とその理由を教えてください。

座右の銘は、マンガ『スラムダンク』の、安西先生の台詞、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」です。『スラムダンク』を読む前から、私自身もずっとそう思っていたのですが、あきらめてしまったらその時点で終わりなのです。「できる」はずの結果が待っているかもしれないのに、あきらめたらそこで「できない」という結果につながってしまうのです。私自身、途中であきらめなかったから今の自分があると思っています。実を言うと、私は麻酔科、皮膚科、救急についてあまり得意としていませんでした。しかし、「不得意だからやらない」ではなく、「不得意だからこそできるようになりたい」と考えたのです。そう考えて、あきらめなかったから今の自分があるのではないかと思っています。

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医院名

リブ再生クリニック

診療科目

内科整形外科麻酔科美容皮膚科

標榜科目

麻酔科（麻酔科標榜医：住吉公洋）

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大阪環状線天満駅徒歩9分
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最終更新日 2024年2月28日

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