専門医インタビュー

専門医インタビュー(加藤 雅一先生)|加藤内科クリニック

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加藤内科クリニック 高塚駅_専門医インタビュー(加藤 雅一先生)の写真 消化器の難病をかかえる方が、いつでも専門性の高い診療を受けられる場所を提供したい
院長 加藤 雅一
取材日:2022年7月20日

加藤 雅一先生(日本消化器病学会認定 消化器病専門医)にインタビュー

内科の医師である父の影響で医師を志し内視鏡への興味から消化器内科に進む

消化器内科の医師の道に進んだきっかけがあれば教えてください。
加藤内科クリニック 高塚駅 消化器内科の医師の道に進んだきっかけがあれば教えてください。の写真
父が当クリニックの前身である「加藤内科医院」を開業したのは、1981年のことです。幼い頃から内科の医師として働く父の姿を間近に見て育ちましたが、様々な病状に悩む患者さまが笑顔になる様子から医学に惹かれるようになり、私自身もそのような医師を目指すようになりました。

研修医時代は、さまざまな診療科目を回りましたが、中でも消化器内科に関心を持つようになっていきました。胃内視鏡や大腸内視鏡は、カメラを通して身体の内側を見ることができます。内視鏡やエコーなどの画像検査によって診断を行う事ができるだけでなく、病気によっては内視鏡を使って治療まで行う事ができるという点は、内科の中でも消化器の強みです。そういったところにやりがいを感じて、内科の中でも消化器内科の道に進むことを選びました。
「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」を取得したのはなぜですか?
加藤内科クリニック 高塚駅 「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」を取得したのはなぜですか?の写真
医師になってからは、目の前の患者さまお一人おひとりにしっかりと向き合い診療していくことに力を入れてまいりました。「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」の資格を取得したのは、今まで以上に消化器疾患に関する専門的な知識や技術を身に付け、患者さまに還元していきたいと考えたためです。それ以前も消化器内科の医局に属して、消化器疾患の診療に従事してきましたが、よりステップアップした診察を行いたいと思いました。

勤務医時代は、さまざまな消化器疾患の患者さまを診てまいりましたが、中でも炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)という難病の診療に多く携わってきました。日本消化器病学会認定 消化器病専門医でも特に診療に難渋する事が多い疾患ですが、その分、病状に悩む患者さまの助けになりたいという思いを強く抱くようになりました。そのため、専門医の資格を取得してから現在においても、常に知識や経験のアップデートに努めています。
「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」の強みは何だと思いますか?
加藤内科クリニック 高塚駅 「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」の強みは何だと思いますか?の写真
「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」の資格を取得し、さまざまな経験を積んだことで、教科書通りではない経験や知識を活かした臨機応変な診療ができるようになったと感じています。胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査を行い、その検査画像をもとに診断を行っていくことが多いのが消化器内科の特徴です。これまでの経験を活かして、検査画像から正しい診断につなげていけるのは、「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」の強みではないかと思います。

経験を活かしつつ新しい治療法についても日々情報を取り入れ診療を行う

潰瘍性大腸炎の検査や治療で大切にしていることは何ですか?
加藤内科クリニック 高塚駅 潰瘍性大腸炎の検査や治療で大切にしていることは何ですか?の写真
潰瘍性大腸炎は、国の指定する難病で消化器疾患の中でも特殊な疾患です。若い方からご年配の方まで幅広い世代の方が発症する病気で、中には10代で発症する方もいらっしゃいます。大腸内視鏡検査に不安を覚える方も多いため、不安を軽減できるよう丁寧な説明を行うことを大切にしています。患者さまの年齢によっては、親御さまにも同席して頂き、病気の特徴や検査の方法、治療方針、生活上の注意などについてお話します。

治療は、大腸粘膜の炎症を抑え症状をコントロールすることを目指して薬物療法を行いますが、治療方針は画一的に定められているわけではありません。状態の把握から治療方針の決定まで医師の裁量に委ねられるところが大きい疾患です。そのため、これまでの診療経験を活かして診療にあたっています。また、治療方法や薬は日々、進歩し続けているため、新しい知識を取り入れるための勉強は欠かさないようにしています。さらに大切なのは、医療者と患者さまが共に病気と向き合っていく姿勢ですので、患者さまの考え方やライフスタイルに合わせた医療を提供したいと思っています。疑問や不安な事があれば、どんな事でも遠慮せずお伝えください。
逆流性食道炎はどういった検査や治療を行っているのでしょうか?
加藤内科クリニック 高塚駅 逆流性食道炎はどういった検査や治療を行っているのでしょうか?の写真
逆流性食道炎は、日常的に遭遇する頻度の高い疾患のひとつです。「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」として心がけていることは、ほかの疾患の可能性がないかどうか、胃内視鏡検査を行って鑑別をしっかりと行うようにすることです。逆流性食道炎では、胸やけや呑酸、のどの違和感といった症状が現れますが、同じような症状が現れる疾患に、食道がん、好酸球性食道炎、食道アカラシアなどがあります。胃内視鏡検査を行い食道の状態を確認することで、これらの疾患と鑑別を行うことができます。

診断後は、薬物療法を中心に治療を進めていきます。1~2種類のお薬だけでは症状が改善されない方もいらっしゃるため、患者さまの症状を問診で確認しながらお薬の内容を細かく調整していきます。また、心理的なストレスが関連している場合には、必要に応じて心療内科とも連携しつつ治療を進めていきます。
脂肪肝の診療を行う上で何か気を付けていることはありますか?
加藤内科クリニック 高塚駅 脂肪肝の診療を行う上で何か気を付けていることはありますか?の写真
脂肪肝の中には、徐々に肝硬変に進行するケースや、肝臓がんを発症するケースも見られますので、「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」として、脂肪肝の診療を行う際には、脂肪肝の診療を行う際には、肝硬変への進展や肝臓がんの合併が起きないよう注意深く経過をみていきます。万が一、肝硬変や肝臓がんが見つかった場合には、ふさわしい治療をすみやかにご提案するように努めています。

肝機能障害を起こす病気はさまざまですが、その中でも特に頻度が多いのが脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝炎)です。健診で肝臓の数値の異常を指摘されてご来院された方には、腹部超音波検査を行います。超音波検査で脂肪肝と診断されたら、治療を行いながら、その後も半年から1年ごとに定期的に超音波検査と血液検査を行い、フォローしていきます。

脂肪肝の治療方法は体重を減らすことですので、減量のために生活習慣改善のアドバイスを行います。診察では、食事や運動などふだんの生活について具体的に伺いながら、アドバイスをしてまいります。

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の患者さまが、クリニックで診療を受けられるよう取り組んでいく

今後力を入れていきたいことがあれば教えていただけますか?
加藤内科クリニック 高塚駅 今後力を入れていきたいことがあれば教えていただけますか?の写真
浜松市内の潰瘍性大腸炎やクローン病の患者さまは、現状、大学病院や総合病院を受診している方が多いのではないかと思います。私は開業医ですが、「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」として、潰瘍性大腸炎やクローン病など炎症性腸疾患の患者さま方が、病院を受診する時のように不安なく当クリニックを受診していただけるような医療を提供していくことを目指しています。今後も、そこは力を入れて取り組んでいきたいところです。

また、消化器内科は腹痛や下痢といった、日常的によくある症状を訴えてご来院される患者さまが多いので、そういった症状に対して検査を行い、正しい診断・治療へと結び付けていきたいと考えています。今後も、当クリニック内で消化器疾患の検査・診断・治療まで完結できるような環境を整えていきたいと思います。
消化器内科の科目全体で、今後の課題だと感じていることはありますか?
加藤内科クリニック 高塚駅 消化器内科の科目全体で、今後の課題だと感じていることはありますか?の写真
消化器内科や消化器外科は、幅広い疾患を扱う診療科目です。消化器に含まれる臓器は食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、脾臓、胆道、膵臓と幅広く、扱う疾患も多岐にわたります。私が炎症性腸疾患の診療に主に従事してきたように、それぞれの医師によって、主に診てきた臓器や疾患は異なると思います。同じ消化器内科の中でも注力して治療を行っている分野が違うため、患者さまが自分の症状から、診断・治療にたどり着くまで時間がかかってしまう事があります。医学の進歩に伴い拡大する情報・技術にどのように対応するか、といったところが全体の課題と考えます。
最後に患者さまに向けたメッセージをお願いできますでしょうか?
加藤内科クリニック 高塚駅 最後に患者さまに向けたメッセージをお願いできますでしょうか?の写真
潰瘍性大腸炎やクローン病は、ご自身がその病気に罹患していると気付いていない方も多いのではないかと思います。便の回数が多い、便に血が混じる、食べてもなかなか体重が増加しないといったお悩みがあれば、一度受診していただきたいと思います。早期診断・早期治療によって症状が和らぎ、これまで我慢していた行動ができるようになる可能性もあります。

胸やけ、口の中が苦いといった症状があれば逆流性食道炎の可能性がありますのでご相談ください。胃内視鏡検査は受けていただくのが望ましいのでご提案いたしますが、検査を無理強いすることはありません。患者さまと十分にお話しをしながら、今後の診療方針を決めていくように心がけています。まずは受診していただくことをご提案いたします。

脂肪肝の患者さまには、「日本消化器病学会認定 消化器病専門医」として生活習慣改善のアドバイスや定期的なフォローを行っています。肝臓の異常を指摘された方はご相談ください。

いずれにしましても、お腹の症状でお悩みがあれば、気兼ねなくご相談いただければ幸いです。

加藤内科クリニックの基本情報

医院名 加藤内科クリニック
診療科目 消化器内科 内科
診療内容

インフルエンザ予防接種 おたふくかぜ予防接種 MRワクチン予防接種 水痘・帯状疱疹予防接種 B型肝炎予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 胃がん検診 肺がん検診 大腸がん検診

ネット受付
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電話問合せの注意事項 【必読】

※当社及びEPARK利用施設は、発信された電話番号を、EPARKクリニック・病院利用規約第3条(個人情報について)に定める目的で利用できるものとします。
※一部回線からはご利用いただけない場合がございます。ご了承ください。

住所
アクセス
  • 東海道本線高塚駅 車7分 
  • 東海道本線浜松駅 車17分 

※浜松雄踏線からのアクセス
家具・インテリア用品店の交差点を北上 → 最初の信号を左折 → 約100m(最初のT字路の角地、道路の右側)
※国道1号線からのアクセス
篠原東を北上 → 帰帆橋南を左折 → 約800m(1つ目の信号を超えて次のT字路の角地、道路の右側)
※浜松環状線からのアクセス
九領橋東を東へ(雄踏街道) → 約2.5km(道路の左側)

遠鉄バス 南平停留所 下車徒歩2分
遠鉄バス 南平東停留所 下車徒歩3分

駐車場有り(計18台 第1・第2駐車場)

診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療

8:30~12:00
13:00~15:00
15:00~18:00

13:00~15:00は大腸(胃)内視鏡検査です(※第2,4週のみ土曜検査あり)
胃内視鏡検査は午前の診療時間内に行っております

電話番号

053-448-1101

特徴・設備

特徴
  • 院内感染対策 院外待機が可能 発熱患者の診療・検査
待合室
  • アルコール除菌
設備
  • バリアフリー 駐車場
駐車場

駐車場有り(計18台 第1・第2駐車場)

専門医
  • 日本消化器病学会認定 消化器病専門医
健康診断・検査
  • 内視鏡専門(胃または大腸)
  • 麻酔下胃カメラ(内視鏡)
  • 麻酔下大腸内視鏡

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