呼吸器内科

日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医の知見を生かして診療します
呼吸器内科では、長引くせき(気管支ぜんそく)・肺炎・肺気腫・睡眠時無呼吸症候群といった呼吸器疾患(肺や気管支の病気)を、日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医の院長がその知見を生かして診療します。患者さまにとってふさわしい治療方針を立てるため、検査結果にもとづく診断を重視しており、CT撮影装置・レントゲン(エックス線撮影装置)・終夜睡眠ポリグラフィ装置・ホルター心電計などの各検査機器をそろえています。
CTとレントゲン(エックス線撮影装置)の大きな違いは、レントゲンが二次元的、平面的な画像しか撮影できないのに対して、CTでは三次元的な画像診断が可能であるという点です。レントゲンの平面的な画像の場合には、血管や肋骨が重なって、一見、病変のように見えてしまうこともありますが、CTでは前後、左右、上下といった任意の断面を切り取った立体的な画像診断が可能になりますので、レントゲンでは確認できなかった細かな部分まで確認することができるようになります。当クリニックでは、16列マルチスライスCTを導入しており、肺がんをはじめ、肺炎、肺気腫、気管支拡張症、肺結核といった呼吸器疾患に対して、レントゲンよりも細かく、詳細に確認することが可能です。
呼吸器内科に関するQ&A
長引くせき・気管支ぜんそく・肺気腫の治療
「長引くせき」とはどんな症状ですか?

8週間以上続くせきを意味し、原因として慢性気管支炎やぜんそくの可能性も考えられます。
せきが8週間以上続く慢性のものが医学的には「長引くせき」とされます。当クリニックはそこに、慢性気管支炎やぜんそく、肺結核、肺がんなどが隠れているかどうかを慎重に診断します。
ぜんそくや肺気腫の治療について気をつけた方がいいことを教えてください。

治療に数年を要することもめずらしくないため、身近な呼吸器内科の受診をご検討ください。
気管支ぜんそくや肺気腫の治療は、数年を要することや、後々まで付き合って暮らすといったケースもめずらしくありません。そうした場合は、呼吸器内科の診療に知見を持つとともに、身近な「町のお医者さん」で受診することが役立ちます。ぜひ受診をご検討ください。
気管支炎やぜんそくにはどんな治療方法がありますか?

霧状にした薬液を吸い込む吸入療法を行っています。回数や薬の濃度などで調整します。
当クリニックでは、慢性気管支炎や気管支ぜんそくの治療方法として、吸入療法を基本的に行っています。薬液の主な成分は気管支拡張薬とステロイドで、症状に合わせて、濃度や回数を調整します。
肺がん検査
肺がんの検査について教えてください。

胸部CT検査を用いて調べます。また、連携している医療機関での検査・治療に対応しています。
当クリニックでは16列マルチスライスCTを導入しており、胸部CT検査によって肺がんを調べます。例えば、長引く咳の背景には、肺がんが隠れている可能性もあり、そうした可能性を調べる際にCT検査は役立ちます。また、当クリニックは大阪はびきの医療センター・大阪大学医学部附属病院、近畿大学病院などとも連携しており、もし肺がんが発見された場合は、院長の所見に加え、日本医学放射線学会認定 放射線科専門医の所見も付けて詳しい検査や治療に移行します。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とはどんな病気でしょうか?

空気の通り道である上気道が圧迫され、狭くなることで睡眠時に無呼吸を繰り返す病気です。
SASを放置すると、睡眠の質が悪くなり、日中の眠気や交通事故の原因になります。また、高血圧症や糖尿病といった生活習慣病を起こしたり、うつ病等の精神疾患の引き金にもなったりするとリスクがあります。当クリニックでは、ご自宅で可能な検査によってSASかどうかを診断します。もしSASと診断された場合、減量の指導や、持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)などの治療方法を行います。
CPAPとは、専用の機器によって圧力をかけた空気を鼻や口から気道に送る治療方法であり、ご自宅で行うことができます。当クリニックには、熟睡できない、昼間の眠気、家族に指摘されるほど大きないびき、夜間の頻尿といった症状がきっかけになってご来院される方も少なくありません。
アレルギー科

気管支ぜんそくや花粉症を中心に診療。アレルギー検査や舌下免疫療法にも対応
アレルギー科では、気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎(花粉症)を中心に診療します。また、アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法(減感作療法)に力を入れています。アレルギー性鼻炎、花粉症、小児ぜんそくの患者さまには、アレルギーを引き起こす原因となる物質を確認するための、アレルギー検査を行っています。通常の血液検査や指先から少量の血液を採取して検査を行います。指先から少量の血液を採取する場合は約20分で結果をお伝えすることが可能です。
当クリニックの院長は大阪大学医学部附属病院では免疫学の研究に携わった経験を持つとともに、日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医でもあり、そうした知見にもとづいて診療しています。
アレルギー科に関するQ&A
アレルギー性鼻炎(舌下免疫療法)
舌下免疫療法とはどんな治療方法ですか?

アレルギー性鼻炎の原因となる物質に徐々に体を慣らしていく治療方法です。
当クリニックは、院長が免疫学の研究に携わっていたこともあって、舌下免疫療法に力を入れています。舌下免疫療法(SLIT)とは、アレルギー性鼻炎の原因となるアレルゲンと呼ばれる物質(スギ花粉、ダニの死がいといったハウスダスト)を薬剤として繰り返し投与(患者さまにとっては服用)することにより体を慣らし、症状を和らげる治療方法です。舌の下に薬剤を置いて一定時間保持することで服用します。
長期間の服用(3年ほどの継続)が必要になりますが、アレルギー性鼻炎の改善や、ぜんそく・アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の症状緩和にも有効とされています。
内科

「町のお医者さん」として、かぜ・腹痛から生活習慣病まで診療します
内科では、かぜや腹痛など日常的な病気・症状から、糖尿病・高血圧症・脂質異常症といった生活習慣病まで診療します。特に、食事・運動など日常生活へのアドバイスを含む生活習慣病の治療に力を入れています。これは、患者さまの生活の質(QOL)を向上していただく意味があり、同時に地域の皆さまが健康面で相談できる「町のお医者さん」としての役割でもあると考えています。
内科に関するQ&A
生活習慣病
生活習慣病の治療はなぜ大切なのですか?

生活習慣病を放置すると動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めてしまうためです。
糖尿病・高血圧症・脂質異常症といった生活習慣病を放置すると、血管の硬化・血流のよどみを意味する動脈硬化が進行し、脳梗塞・心筋梗塞など命にかかわる重い病気にかかるリスクを高めてしまいます。そのため当クリニックは、生活習慣病の治療を通じ、そうした重い病気を予防することを目指しています。特に、患者さまにとって身近な「町のお医者さん」として、糖尿病の治療を重視しています。
はやま内科クリニックの基本情報
診療科目 | 呼吸器内科 アレルギー科 内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 おたふくかぜ予防接種 MRワクチン予防接種 水痘・帯状疱疹予防接種 成人用肺炎球菌予防接種 抗体検査 抗体検査(風疹) 抗体検査(麻疹 | はしか) 抗体検査(水疱) 抗体検査(おたふくかぜ) 健康診断 肺がん検診 肺がん検診(胸部CT検査) |
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住所 |
大阪府羽曳野市西浦1624-1地図
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アクセス |
公共施設循環バス 古市7丁目停留所 徒歩1分 駐車場有り(20台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 木曜・日曜・祝日 土曜診療
※お子さまの診察は基本的に小学生以上とさせていただいております。 |
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電話番号 |
0729-58-1192 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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待ち時間対策 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(20台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
呼吸器・アレルギー疾患を専門とする院長が診療
院長は日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医です。長引くせきやアレルギー性疾患をはじめ幅広いお悩みについて相談できます。
ポイント2
CT、スパイロメーターなど各種検査機器を導入
CT、スパイロメーター、呼気NO濃度測定器、呼気CO濃度測定器などの各種検査機器を備えているほか、睡眠時無呼吸症候群の検査やアレルギー検査も受けられます。
ポイント3
月・火・水・金は19時まで、土曜午後も診療
月・火・水・金の午後は16時から19時まで診療。土曜日の午後も、14時半から16時半まで診療しています。平日ご多忙な方も通いやすいクリニックです。