専門医インタビュー

くにもと耳鼻咽喉科の専門医インタビュー(國本 泰臣先生)

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後藤駅[鳥取県]

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くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅_専門医インタビュー(國本 泰臣先生)の写真 耳を専門とするイタリアの病院に留学。鼓膜再生療法を率先して導入する
院長 國本 泰臣
取材日:2021年11月26日

國本 泰臣先生(日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医)にインタビュー

患者さまのメリットを考え鼓膜の穴をふさぐ鼓膜再生療法にも精力的に取り組む

急性中耳炎の治療をおこなう上で大事にしていることは何でしょうか?
くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅 急性中耳炎の治療をおこなう上で大事にしていることは何でしょうか?の写真
急性中耳炎は、鼻から中耳まで侵入した細菌やウイルスが炎症を起こす疾患です。治療には抗生剤を使用することが多いのですが、炎症を起こす原因となった細菌が何なのかを検査で確認した上で薬を選択するようにしています。細菌の種類によって、必要な薬の種類や量が変わってくるためです。また、むやみに抗生剤を使用すると、薬に強い耐性菌を発生させる恐れがあります。そのため、繰り返し抗生剤を使用することは避けたいと考えています。

急性中耳炎を繰り返す患者さまには、鼓膜切開や鼓膜チューブ留置といった抗生剤以外の治療を選択するようにしています。鼓膜切開は、受診したその日のうちに受けていただけます。鼓膜チューブ留置は、処置に少し時間がかかり、事前に食べ物や飲み物の制限をさせていただく必要もあるため、日をあらためて処置のご予約をお願いしています。
慢性中耳炎の治療には鼓膜再生療法も導入されているそうですね。
くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅 慢性中耳炎の治療には鼓膜再生療法も導入されているそうですね。の写真
慢性中耳炎は、鼓膜に穴が開き、耳垂れが生じるため、聞こえにも影響を及ぼします。鼓膜に開いた穴は鼓膜穿孔と呼ばれ、放置していると難聴が悪化してしまう恐れもあるため、穴をふさぐ処置や手術をおこなう必要があります。

鼓膜穿孔をふさぐ治療というと、今までは、全身麻酔をしてから手術をおこなうのが一般的で、入院も必要でした。耳の後ろを切って、自己組織を移植して穴をふさぐ手術です。現在は、検査で適応と診断された方であれば保険適用の鼓膜再生療法によって穴をふさぐことができます。入院の必要がなく、患者さまにとってメリットが大きいのではないかと考えて、この鼓膜再生療法を、米子市の開業医の中でも率先して導入いたしました。

鼓膜穿孔部に局所麻酔をした後、穴の周囲に傷をつけ、新しい鼓膜ができあがるのを促すために穴の周囲の組織を一部分除去します。その後、鼓膜穿孔治療剤をふくませたスポンジを患部に置き、乾かないように固定して3~4週間待つと、自然と新しい皮膚が生まれ、穴がふさがっていきます。
めまいで悩む方も多いと思います。大切にしていることを教えてください。
くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅 めまいで悩む方も多いと思います。大切にしていることを教えてください。の写真
めまいは、1回の診察だけでは原因を突き止めるのが難しいことが多いです。検査だけではなく、問診をていねいにおこなうことを大切に、原因を探っていくようにしています。

患者さまご自身は、つらい症状で悩んでいらっしゃいますので、めまいが起きた時にどういう状況だったのかを、詳しくお伺いするようにしています。どの疾患でも問診は大切ですが、めまいの場合は特に、患者さまのお話をよく聞くようにしています。お話の中に、原因を導き出すヒントが隠れていないかどうか、注意深く聞いた上で、だんだんと原因を絞り込んでいくことが多いですね。

例えば、めまいが起きた時の姿勢や動きはどうだったか、どれぐらいの時間持続したのか、めまい以外に何か症状は現れていないか、耳に変な感覚はないかといったことを詳しくお伺いしています。また、症状を伺った上で、頭部の検査が必要な場合には、MRI検査を受けていただくため連携の医療機関にご紹介しています。めまいでお悩みの方は、ご相談いただければと思います。

耳を専門とするイタリアの病院に留学し、手術や解剖について学ぶ

聞こえが悪いと悩んでいらっしゃる方に伝えたいことはありますか?
くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅 聞こえが悪いと悩んでいらっしゃる方に伝えたいことはありますか?の写真
難聴は、さまざまな原因によって引き起こされるため、診察や検査をおこなって、聞こえが悪くなっている原因を探っていく必要があります。耳垢が詰まっていることもあれば、気付かぬうちに鼓膜に穴が開いて聞こえが悪くなっていることもあります。めまいも、難聴を引き起こすことがあります。

難聴の原因によっては、内服薬や処置などの治療をおこなうことで改善が期待できます。例えば、鼓膜切開や鼓膜再生療法などの外科的な処置で改善できる難聴もあるのです。ただし、中には突発性難聴のように、発症してから時間が経過してしまうと改善することが難しい難聴もあります。突発性難聴は、早めに治療をスタートすることが大切です。聞こえにくいと感じたら、早めに受診していただきたいですね。
アレルギー性鼻炎はどのような検査や治療をおこなっていますか?
くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅 アレルギー性鼻炎はどのような検査や治療をおこなっていますか?の写真
アレルギー性鼻炎は、スギやハウスダストなどアレルゲンに反応して、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が現れる疾患です。まずは、アレルギーの原因となる物質を特定するための血液検査をおこなっています。

最近は、低年齢化が進んでいるため、小さなお子さまもアレルギー性鼻炎で受診されます。一般的な採血がまだ難しい年齢のお子さまの場合には、指先に針を刺し、血を数滴だけ取ってアレルギーの検査をすることもありますね。

アレルギー性鼻炎は、内服薬や点鼻薬による治療が基本です。患者さまのライフスタイルや服用のタイミング、ご希望などを伺った上で、お薬を選択しています。錠剤だと飲めないというお子さまの場合には、口の中で溶けるタイプの薬や粉薬、シロップなどの中から、そのお子さまが飲みやすい形状の薬を選択するようにしています。同じお薬であっても、眠気の現れ方には個人差がありますので、服用してみてどうだったかを伺って、適宜調節もおこなうなど患者さまに合ったお薬を処方していきたいと考えています。
イタリアの病院に留学した時の経験は現在の診療に活かされていますか?
くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅 イタリアの病院に留学した時の経験は現在の診療に活かされていますか?の写真
私は、イタリアにある耳を専門とする病院、グルッポ・オトロジコに留学していました。グルッポ・オトロジコは、聴神経腫瘍の手術をおこなっている病院で、手術や解剖について学ぶために留学したのです。聴神経腫瘍の手術では、中耳炎の手術よりもさらに深いところまで骨を削っていく必要があります。骨の奥には、傷つけると合併症を起こしてしまう神経や血管がありますので、手術をおこなうには三次元的な解剖の知識が必要です。聴神経腫瘍の手術の見学や解剖実習は、とても勉強になったと感じます。

私は、留学の前後に勤務していた鳥取大学医学部附属病院でも、耳の手術を担当していました。勤務医時代の経験や留学時代の経験は、現在、鼓膜再生療法をはじめとする耳の診療をおこなうにあたっても活かされていると感じますし、手術の適応かどうかを判断して大学病院に紹介する際にも活かされていると思います。また、紹介する場合も、術後の流れの説明や手術前後の処置、経過観察を当院でおこなえるのは、患者さまにとってもメリットのひとつではないでしょうか。

新しい知識を吸収する努力を続け、日々の診療の中で患者さまへと還元する

「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」を取得して良かったことは?
くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅 「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」を取得して良かったことは?の写真
「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」の資格を維持し続けるためには、日々、知識のアップデートを続けていく必要があります。新しい治療にもふれる機会が多いと思いますし、身に付けた知識を日々の診療で患者さまに還元できているのではないでしょうか。

当院で導入している鼓膜再生療法は、2019年11月から保険適用になった鼓膜の穴をふさぐ治療方法です。また、新しいことといえば、めまいの分野でも、持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)という機能性めまい疾患の新たな定義が、2018年に生まれました。これまで、原因不明のめまい症として治療を進めることができずにいためまいも、新しい定義によって診断ができるようになるかもしれません。治療は、大学病院へのご紹介となりますが、こういった知識も、ふだんの診療に活かしていきたいと思っています。
今後、どういった診療に力を入れていきたいと考えていますか?
くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅 今後、どういった診療に力を入れていきたいと考えていますか?の写真
私は、耳鼻いんこう科が扱う疾患の中でも、特に耳の疾患を専門としてきましたが、鼻、のど、首の疾患についてももちろん、「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」として、知識のアップデートを続けていきたいと思います。耳鼻いんこう科領域全般について、今後も新しい情報や知識を身に付ける努力を続け、ふだんの診療に還元していきたいですね。

耳の疾患に関しては、鼓膜再生療法に引き続き力を入れていきたいと思います。入院をしなくても治療できるというのは、患者さまにとっても負担が少ないのではないでしょうか。鼓膜再生療法の適応かどうかを検査で確認する必要はありますが、慢性中耳炎、鼓膜穿孔でお悩みの患者さまは、一度ご相談いただければと思っています。
最後に、耳の症状でお悩みの方に向けてメッセージをお願いします。
くにもと耳鼻咽喉科 後藤駅 最後に、耳の症状でお悩みの方に向けてメッセージをお願いします。の写真
聞こえにくい、耳がかゆいといったちょっとした症状であっても、気になることがあれば、様子を見てからではなく、早い段階で受診していただきたいと思います。耳掃除だけでご来院くださる方もいらっしゃいます。どんな症状も気兼ねなくご相談ください。気になる症状を改善することで生活の質(QOL)を向上するお手伝いができるかもしれません。また、突発性難聴であれば、早めに受診していただく必要があります。

受診していただいた結果、特に治療の必要がないという診断になったとしても、それはそれで良かったと不安の解消につながるのではないでしょうか。ご自身で「大丈夫だろう」と判断せずに、ご相談いただければと思います。

くにもと耳鼻咽喉科の基本情報

医院名 くにもと耳鼻咽喉科
診療科目 耳鼻咽喉科 アレルギー科
ネット受付
電話問合せ

0066-9809-0025363

電話問合せの注意事項 【必読】

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※一部回線からはご利用いただけない場合がございます。ご了承ください。

住所
アクセス
  • 境線後藤駅 徒歩21分 
  • 境線富士見町駅(鳥取県) 徒歩17分 
  • 境線博労町駅 徒歩23分 
  • 境線三本松口駅 車7分 
  • 山陰本線東山公園駅(鳥取県) 車8分 
  • 山陰本線米子駅 車10分 

日ノ丸バス 天満屋前停留所下車 徒歩8分
日ノ丸バス 備中屋前停留所下車 徒歩10分

共有駐車場有り(30台)

診療時間・休診日

休診日

水曜・日曜・祝日

土曜診療

9:00~12:00
15:00~18:30
14:00~16:00

【休診日】水曜日、日曜、祝日

電話番号

0859-30-3392

特徴・設備

特徴
  • 院内感染対策 院外待機が可能
駐車場

共有駐車場有り(30台)

専門医
  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医

対応可能な症状・疾患など

症状・疾患
  • めまい
  • アレルギー性鼻炎
  • 難聴・補聴器

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