産科
出産に専念していただけるよう、医師だけでなくスタッフ全員が寄り添います
当院は、10部屋の入院施設を備えており、妊婦健診(※1)から出産(※2)、産後のケア(※3)まで、当院にてトータルで行っていただくことができるほか、里帰り出産前の妊婦健診にも対応しています。
出産は、ソフロロジー式分娩を取り入れております。ソフロロジー式分娩とは、妊娠中からイメージトレーニングを行うことで、「陣痛は痛くて、怖い」といったネガティブなイメージを払拭し、あるがままにリラックスした状態でお産に臨んでいただくという出産の方法です。妊娠中、おなかの中の赤ちゃんに語りかけて過ごしていただくことで、母性を育(はぐく)み、お母さまになる準備をしていただきます。トレーニングを行うことで、実際に陣痛が始まった時にパニックを起こしたり、痛みに振り回されて自分を見失ったりするということがなく、リラックスした状態で出産していただけると思います。ソフロロジー式分娩のトレーニング方法については、WEB母親学級の動画を利用して、事前にレクチャーしています。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、立ち会い出産は行うことができませんが、ご希望の方にはスマートフォンを利用し、オンライン立ち会い分娩を行っております。
当院の入院設備は10部屋の個室をご用意しており、お部屋には洗面スペース、テレビ、冷蔵庫、貴重品BOXなどを備えています。お部屋は、母児同室です。また、当院では、母乳育児がスムーズに行えるよう、必要に応じて妊娠中からアドバイスを行っているほか、出産後は看護師や助産師などのスタッフがお部屋に伺いマンツーマンで授乳のアドバイスをしています。退院後、乳房や授乳にトラブルがあれば、ご相談(※3)にも応じています。
産科や婦人科は、なかなか足を運びにくい場所だと思います。だからこそ当院では、なるべく話しやすい雰囲気づくりを心がけております。
それでも、診察時に緊張してしまい質問が思い浮かばない、医師には聞きづらい、医師からの説明だけでは十分納得できなかった、そのような場合には遠慮なくお申し出ください。別室にて可能な限りコメディカルスタッフ(助産師、看護師)がサポートさせていただきます。
当院のコメディカルスタッフは長く産科に携わっているスタッフばかりです。初めての出産を迎える妊婦さまが、どういったことに不安を感じるかなども心得ておりますので、お気持ちに寄り添ったアドバイスができるかと思っております。妊婦さまにリラックスしていただき、無事に赤ちゃんを出産していただけるよう、スタッフ一同努めてまいります。
(※1)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
(※2)費用については、料金表をご確認ください。
(※3)は自由診療です。料金表をご確認ください。
女性・子供連れ向けサービス
お子さま連れの方にもリラックスしてご来院いただける環境づくり
当院では、お子さま連れの方さまにも、リラックスしてご来院いただける環境づくりに努めております。お手洗いには、おむつの交換シートやベビーキープをご用意しており、ベビーカーで待合室まで入っていただくことも可能です。
また、診察室は土足禁止としています。そのため、親御さまと一緒に診察室に入り、地べたに座って遊んでおられるお子さまもいらっしゃいます。目の届く範囲にお子さまがいらっしゃることで、リラックスした状態で診察を受けていただけると考えております。
※ただし、現在新型コロナウイルス感染症の影響で、極力お子さま連れでのご来院はご遠慮いただいております。皆さまのご理解ご協力のほどお願いいたします。
医師・スタッフの専門性
診察や検査は、それぞれの担当の医師が、しっかりと対応いたします
当院は1967年に、院長の父である顧問院長が産婦人科の医院として開設いたしました。現在、顧問院長は、主に婦人科一般診療を担当しています。1967年より、この地で医師をしていますので、かかりつけの病院として通われているご高齢の患者さまも多くいらっしゃいます。
院長は、臨床研修時代から産科の医療に携わってきました。2002年に当院の副院長に就任する以前は、埼玉医科大学総合医療センターの総合周産期母子医療部門で勤務していました。NICU(新生児集中治療室)も備えた医療機関で、ハイリスクな妊婦さまや赤ちゃんの診療にも携わった経験を持っています。現在も、院長は初診での問診を重要視しており、当院での出産を希望されていらっしゃっても、妊婦さまの状態をしっかりと把握したうえでリスクがあると判断した妊婦さまに対しては、その必要性をお話ししたうえで、対応可能な医療機関でのご出産をご提案するようにしています。
副院長は、女性医師で、「日本超音波医学会認定 超音波専門医」の資格を有しており、一般診療のほかに胎児のスクリーニング検査を担当しています。妊婦健診(※1)では、毎回、超音波検査を行い赤ちゃんの発育の具合などをチェックしますが、当院でご出産(※2)の方は、少なくとも一度は、胎児超音波診療を受診していただきます。そのうえで、より詳しい検査、治療などが必要になった場合には、すみやかに連携の医療機関をご紹介いたします。
入院中の赤ちゃんの診察(2回/週)や生後1ヶ月健診(※3)は、自治医科大学附属さいたま医療センター新生児科の丸山麻美医師(日本小児科学会認定 小児科専門医)が担当します。
複数の医師が、各医師の専門分野を活かしながら、妊娠中の健康、健やかな出産、産後のケアや育児について、きめ細やかにサポートしてまいります。
(※1)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
(※2)費用については、料金表をご確認ください。
(※3)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
十分な説明
「またここでお産したい」と思っていただけるような病院を目指しています
産婦人科は、なかなか足を運びにくい場所です。だからこそ当院は、「病院らしくない病院」をコンセプトにしており、妊婦さまにリラックスして、お産(※)に臨んでいただける環境づくりに努めております。
当院では、妊婦さまとスタッフが対等な関係であることが大切だと考えております。そのため、妊婦さまや赤ちゃんに寄り添った丁寧な説明を行い、頼りがいのある親しい関係を築いていくことを心がけております。
お産は、妊婦さまと赤ちゃんが主役です。医師・スタッフが一丸となって、全力でサポートさせていただきます。「またここでお産したい」と思っていただければ幸いです。
(※)費用については、料金表をご確認ください。