診療案内｜まえだ耳鼻いんこう科

耳の症状

母に話しかけるときは、大きな声を出さないと聞こえないようです。

加齢による老人性難聴かもしれません。


当院では加齢によって聞こえづらさを感じる、老人性難聴の患者さまの補聴器相談に応じています。患者さまの負担を軽減できるよう、補聴器販売者と協力し、補聴器のフィッティングまで当院でおこなっています。また、患者さまご自身に合った補聴器をご提案するために、購入前には補聴器の貸し出しにも対応しています。

外耳道湿疹の症状を教えてください。

耳のかゆみといった症状が出ます。また、かいてしまうことにより症状が悪化することがあります。


外耳道湿疹や外耳道炎の主な症状に、耳のかゆみがあります。このかゆみに耐え切れず、耳かきや綿棒などでかいてしまうと、症状が悪化してしまうことがあるため注意が必要です。また、外耳道湿疹や外耳道炎によって耳の中が湿ってしまうことでカビ（真菌）が発生し、外耳道真菌症を合併することもあります。

治療は、主に塗り薬を使って進めます。塗り方やご家庭での注意点、通院頻度などは、診察時にしっかりと説明させていただきます。

鼻の症状

アレルギー症状の治療方法を教えてください。

症状を抑えるための薬物治療と、根治を目指す舌下免疫療法があります。


鼻がつまる、鼻水が止まらない、匂いがわからない、鼻から嫌な臭いがするなど、鼻の症状を幅広く診療しています。また、国民の約4割が罹患しており、国民病とも言えるアレルギー性鼻炎の診療にも力を入れています。（2015年　厚生労働省　アレルギー性鼻炎資料参照）

アレルギー性鼻炎を引き起こす原因物質には、スギやヒノキの花粉、ハウスダスト、ペットの毛などがあり、アレルギー性鼻炎が疑われる場合は血液検査によって原因を特定していきます。治療はアレルギー反応の症状を抑える抗ヒスタミン薬やステロイドの点鼻薬などでおこなうほか、スギ花粉が原因であれば、症状の根本的な改善が期待できる舌下免疫療法にも対応しています。

のどの症状

のどに違和感があるのですが、どんな病気が考えられますか？

声帯ポリープやのどの炎症などが考えられます。喉頭ファイバースコピー検査で詳しく確認します。


のどの痛みや違和感などの症状に対応しています。のどの痛みを伴う病気には咽頭炎やへんとう炎、喉頭炎などがあります。また、のどの違和感は、炎症や声帯ポリープなどが原因になります。のどの症状を診察する場合は、食道がんや咽頭がんなどの病気が隠れていることがあるため、喉頭ファイバースコピー検査をおこなって重篤な病気を見落とさないようにしています。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠をきちんと取っているのに、身体がだるいです。

十分に睡眠を取っても疲れが取れない場合は、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。


ご家族に「いびきがうるさい」と言われたことがある、しっかり寝ているのに疲れが取れないなどの症状がある場合、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。当院では睡眠時無呼吸症候群の簡易検査とCPAP療法をおこなっています。

簡易検査は検査機器を使い、ご自宅で就寝中のいびきや呼吸の状態を測定していただきます。検査の結果が出ましたら当院で説明をおこない、治療が必要であれば睡眠時の気道の閉塞を防止するためにCPAP療法へと進みます。