耳鼻咽喉科

土・日に手術が可能。「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」が対応します
「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」がアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎の鼻の内視鏡手術、滲出性中耳炎や真珠腫性中耳炎の耳内視鏡手術を中心に、好酸球性副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症、慢性中耳炎、慢性扁桃炎、アデノイド手術、いびきの手術、ラリンゴマイクロ手術、頭頸部の手術などをおこなっています。
手術治療は、日帰りから1泊2日までの短期入院ですので、平日に時間をとるのが難しい方でも土・日を利用して治療を受けていただけます。日帰り手術の場合、術後のケアや経過観察のため通院が必要となる場合もございます。
慢性的な症状にお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。
耳鼻咽喉科に関するQ&A
手術
どういった手術に対応していますか?

耳、鼻ともに内視鏡を使った手術をおこなっています。
手術時間は患者さまの負担に配慮し、全身麻酔を使って1時間くらいでおこなっています。10歳以上であればお子さまでも手術が可能です。耳、鼻ともに内視鏡を使っておこなうので、後遺症や合併症を引き起こすリスクは軽減できます。
内視鏡を使わずに耳の手術をおこなう場合には、耳の後ろを大きく切開したり骨を削ったりする必要があるため、手術の後はしばらく日常生活に制限が生じます。内視鏡手術の場合は、外耳道の穴から内視鏡を入れて手術をおこないますので、傷が小さく済むというメリットがあります。また、日帰りあるいは1泊2日の短期入院でできますので、生活のリズムを崩さずに治療を受けていただけます。なお、日帰り手術は術後の通院を要します。
慢性的な鼻炎を長期間薬だけで治療し続けていると、かえって症状が悪化してしまうこともあります。早い段階で手術による治療もご検討いただければ幸いです。
薬で治療を続けるか手術を受けるかはどのように判断すればよいですか?
重症度を測るガイドラインに沿い、場合によっては手術治療をご提案しています。
日本と海外とで基準とするガイドラインは異なりますが、日本では、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状の程度と組み合わせによって、無症状、軽症、中等症、重症、最重症と決められています。お薬での保存的な治療は、長期にわたって継続しなければなりませんので、当院では手術で症状を改善するという方針で手術治療をおこなっています。
慢性副鼻腔炎・好酸球性副鼻腔炎
慢性副鼻腔炎とはどのような病気ですか?

副鼻腔の粘膜が腫れたり、膿がたまったりする病気で、鼻づまりや嗅覚障害を引き起こします。
慢性副鼻腔炎には、細菌感染によるものと、好酸球性副鼻腔炎といって、アレルギー体質が影響する難治性のものとがあります。いずれも副鼻腔の粘膜が腫れたり、膿がたまったりすることで鼻づまりや嗅覚障害、のどの渇きや頭痛などの症状に悩まされます。
好酸球性副鼻腔炎は「新型鼻づまり」とも呼ばれ、2000年頃から患者数が増えています。早期から嗅覚障害が出るのが特徴です。鼻づまりがなくても、最近「コーヒーの香りが感じられない」「何を食べても美味しくない」という方は病気のサインかもしれませんので、一度受診されることをご提案します。
好酸球性副鼻腔炎にも対応していますか?
はい。好酸球性副鼻腔炎は再発のおそれがあるので粘膜を除去する方法で再発予防を目指しています。
好酸球性副鼻腔炎は、成人に発症する副鼻腔炎で、両側の鼻に鼻茸と呼ばれるポリープができることで嗅覚に異常が生じます。
細菌感染の副鼻腔炎は一度の手術で症状の改善が期待できます。一方、好酸球性副鼻腔炎は手術をしても再発しやすく、難治性であることが難病指定されている理由の1つでもあります。そのため、粘膜を除去する術式を導入してできるだけ再発させないように取り組んでいます。
当院は、難病指定医療機関ですので、好酸球性副鼻腔炎と診断され、一定の基準を満たした場合には、指定難病医療費助成制度を利用して治療を受けていただくことも可能です。
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎とはどのような病気ですか?

花粉やダニなどに鼻粘膜を刺激されることで生じるアレルギー疾患です。
アレルギー性鼻炎は、花粉やダニなどに鼻粘膜を刺激されることで生じ、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」などの症状が出ます。そのほか、就寝中に口呼吸になることでのどに渇きや痛みが生じることや、頭痛、食欲不振といった随伴症状が出ることもあります。
アレルギー性鼻炎には通年性のものと季節性のものがあります。通年性アレルギー性鼻炎の原因は、ハウスダスト・ダニ・動物の毛などで、季節性アレルギー性鼻炎の原因は、スギやヒノキをはじめとする花粉です。治療としては、内服・点鼻薬による保存療法と手術による方法とがあります。
そのほか、重症のスギ花粉症の患者さまで検査の結果、適応と認められた場合には、オマリズマブという薬剤の皮下注射による治療方法も選択できます。2月から5月のスギ花粉が飛散するシーズン中、4週間または2週間ごとに皮下注射をおこなうという治療方法です。重いスギ花粉症でお困りの方は、ご相談いただければ幸いです。
手術治療はどのようなものですか?
鼻づまりやくしゃみを引き起こす神経と血管を切除します。
薬物療法は症状を根本改善するものではないので、当院では手術治療に力を入れています。アレルギー性鼻炎を抱えている患者さまにとって、手術治療という方法があることはあまり知られていないかと思います。手術治療では、下鼻甲介骨を削って鼻の通りをよくしたり、症状を引き起こす神経をブロックしたりします。血管を残す術式では、切除した神経の断片から再び神経が血管に沿って伸びてきて再発するおそれがありますので、当院では血管も同時に切除する方法を導入しています。
手術は全身麻酔をかけておこない、10歳以上であればお子さまでも可能です。また、内視鏡でおこなうので顔に傷跡が残ったり、合併症や後遺症を引き起こしたりするリスクも抑えられます。
坂口耳鼻咽喉科の基本情報
診療科目 | 耳鼻咽喉科 アレルギー科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 アレルギー検査 |
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住所 |
福岡県福岡市西区石丸2-40-26地図
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アクセス |
西鉄バス 福岡西郵便局前停留所 徒歩約1分 駐車場30台 |
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診療時間・休診日 |
休診日 祝日 土曜・日曜診療
日曜は不定期に休診させていただくことがございます。 |
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電話番号 |
092-894-1115 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場30台 |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
鼻内視鏡手術、耳内視鏡手術に対応しています
アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎の鼻内視鏡手術、滲出性中耳炎や真珠腫性中耳炎の耳内視鏡手術など、さまざまな手術が地域の医院で受けられ、入院も可能です。
ポイント2
日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医が在籍
院長は「日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医」です。CTや内視鏡などの設備があり、手術をはじめ耳・鼻・のどの疾患全般に対応している医院です。
ポイント3
指定難病である好酸球性副鼻腔炎の手術にも対応
再発しやすい難治性の好酸球性副鼻腔炎の手術や治療にも対応しています。難病指定医療機関なので、難病医療助成制度を利用しながら治療が受けられます。