医師として、力を入れて学んだことは何ですか？その理由も教えてください。

患者さまを幅広く診療できる「総合診療」に力を入れて学んできました。現代では、内科の中で呼吸器・循環器・内分泌と診療科目がさらに細分化されています。糖尿病の診療に行ったついでに咳やけがを治療してほしくても、それは難しいということが多々あります。しかしながら、働いている人が複数の医療機関を回る時間を作るのはなかなか大変なことです。それが一カ所で済むなら、とてもいいことですよね。そう考えて、幅広く診療できる力を身につけようと思いました。

クリニックにはどんなお悩みを持った患者さまがいらっしゃいますか？

0歳児からご高齢の方まで、幅広い年代の方がお越しになります。また、内科・外科・アレルギー科を診療していますので、さまざまなお悩みの方が来院されます。また、咳にお悩みで、知り合いの方から当クリニックがよいと聞いて来院される方もいらっしゃいます。土日祝日も診療していますので、かかりつけの医療機関が休診のため受診できず、ようやく当クリニックにたどり着いたという、お子さま連れやケガでお困りの方も多くいらっしゃいます。

診療のモットーを教えてください。

患者さまのニーズに応えられる医療を提供することが診療のモットーです。開業医のいいところは、幅広い診療を行えるところです。昔の医師は、総合的に診ることができて、患者さまの訴えに幅広く応えられていたと思います。今でも総合診療という分野がありますが、病院の総合診療の場合、専門性が高くなると専門の科目に患者さまを紹介してしまうことがあります。しかし、開業医が総合診療を行う場合には、専門領域まで診療を行わなければなりません。例えば、土日祝日で病院がお休みのとき、月曜日まで待っている余裕のない重篤な患者さまが来院される場合もあります。専門の医療機関を紹介するだけでなく、ICUで勤務してきた経験を活かして当クリニックで治療を行うことで、そういった患者さまを助けることができるかもしれません。困っている患者さまに手をさしのべて、苦しい状態から脱していただけるよう、これからも努力し続けます。

説明・カウンセリングで重視していることはありますか？

患者さまに説明を行う際、どうしても医療用語を使わざるを得ない場面もあります。しかし、ただ医療用語を使用しても患者さまには理解が難しいので工夫が必要です。声がれしている患者さまが来院されたときに、図をご覧いただいてそれを指し示しながら、「今この咽頭（いんとう）が炎症を起こして咽頭炎（いんとうえん）になっていますから、声がかれています」と説明すれば、患者さまに伝わります。また、お薬に関しても、図を使いながら患者さまに今後の治療方針を説明し、ご納得いただいてから処方するようにしています。例えば、抗ヒスタミン薬で治療を行う場合、「このお薬で症状が快方に向かわなければ、もう少し強いお薬にしてみましょう」「現在、このレベルで眠気があるのですから、眠気のレベルが下がるお薬にしましょう」と、図をご覧いただきながら説明していきます。なぜお薬を増やすのか、どこまで増やすのかといった理由がわからなければ、患者さまも不安になります。「こういった理由からこの治療を行います」と説明すれば、ご理解していただけると考えています。

今後力を入れていきたいと考えている治療について理由と共に教えてください。

今後、睡眠時無呼吸症候群にも力を入れていきたいと思っています。ご家族の方から「睡眠時無呼吸症候群ではないか」と指摘された患者さまが、どこを受診したらよいのかわからないと言って来院されることがあります。当クリニックでも、簡易検査を行っていますので、まずは検査をご案内しています。また、やはり総合診療のレベルアップについては、今後も引き続き力を入れていきたいと考えています。現代の日本で、土日祝日だからと言って医療にたどり着けないという方がいらっしゃる状況をなんとかしたいですし、手をさしのべたいと思います。そういった患者さまに苦しい状態から脱していただきたくて、現在も技術を磨いています。

院内のデザインや空間でこだわったところがあれば教えてください。

お子さまからご高齢の方まで、幅広い年代の方にいらしていただきたいと思ったので、どの年代の方にも喜ばれるような、明るく、柔らかい雰囲気にデザインしました。大人の方を対象にしたクリニックであれば、もっとしっとりとした雰囲気でもよかったですし、お子さまを対象にしたいのならもっときらびやかな内装にしてもよかったのですが、幅広い年代をお迎えしたかったので、照明を多く、明るい色彩の木目調を取り入れました。また、お子さま連れの方も待ち時間を過ごしやすいよう、キッズスペースも備えています。

貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。

皆、努力家で患者さま思いですし、チームワークがいいのも自慢できる点です。総合診療を行うにあたっては、チームワークのよさも必要です。スタッフのチームワークのよさは、患者さまにもフィードバックできていると思います。スタッフ教育で気をつけている点は、スタッフをほめる場合、皆が一緒にいる状況下で行うようにするということです。皆の前でほめることで、お互いよい刺激になりますし、いい関係の構築につながっていくと考えるからです。

先生が患者さまだった場合の病院選びのポイントを教えてください。

外から見ただけではわからないことも多いので、実際に行った方の感想を参考に選びます。実際に診療してもらった人が「あそこに行ってよかった」と言っているのであれば、やはり、その医療機関の先生がいい仕事をしているということです。その先生が勉強しているかどうかはお薬の処方にも表れます。処方せんを見れば、日々、新しい知識を取り入れて、病気のガイドラインをアップデートする努力を続けている先生かどうかがわかります。日々の努力を怠らない病院を選びたいと思います。

最近、嬉しかったことを教えてください。

「あそこのクリニックに行ったら咳がよくなった、と知り合いから聞いて来ました」と患者さまから伺うと、やはり嬉しく思います。患者さまが自分の友人を紹介するということは、それだけのインパクトを与えているということですから。また、診療が終わってからも、夜遅くまで病気のガイドラインを調べて、日々、知識をアップデートできるようにしています。紹介で来院された患者さまがいらっしゃると、私たちが実践してきたことが間違っていなかった、たくさんの方に浸透していると知ることができますし、頑張ってよかったと思えます。

休日の過ごし方を教えてください。

動画配信サービスを利用して、映画鑑賞をしています。テレビで話題になった作品や、評価の高い作品は、ジャンルにこだわらず観ています。

《ネット受付可》楓クリニック　ららぽーと立川立飛(立川市｜立飛駅)

Q: 医師として、力を入れて学んだことは何ですか？その理由も教えてください。

患者さまを幅広く診療できる「総合診療」に力を入れて学んできました。 現代では、内科の中で呼吸器・循環器・内分泌と診療科目がさらに細分化されています。糖尿病の診療に行ったついでに咳やけがを治療してほしくても、それは難しいということが多々あります。しかしながら、働いている人が複数の医療機関を回る時間を作るのはなかなか大変なことです。それが一カ所で済むなら、とてもいいことですよね。 そう考えて、幅広く診療できる力を身につけようと思いました。

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楓クリニック　ららぽーと立川立飛の基本情報

医院名

楓クリニック　ららぽーと立川立飛

診療科目

内科アレルギー科呼吸器内科循環器内科消化器内科糖尿病内科老年内科外科

標榜科目

内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、老年内科、外科、アレルギー科

ネット受付

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住所

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多摩モノレール立飛駅徒歩4分
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無料大型駐車場あり（ららぽーと立川立飛駐車場）

診療時間・休診日

土曜・日曜・祝日診療

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年中無休（ただし年末年始を除く。また学会参加で臨時休診となることがあります。）

電話番号

042-512-5201

特徴・設備

特徴	院内感染対策院外待機が可能
待合室	空気清浄器
設備	キッズスペース駐車場
駐車場	無料大型駐車場あり（ららぽーと立川立飛駐車場）
サービス	クレジットカード利用可電子マネー利用可
専門医	日本外科学会認定外科専門医

最終更新日 2023年7月13日

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