心療内科

心や体につらさやお悩みがあればご相談ください
心療内科では、小学校高学年以上を対象に、うつ病、認知症、発達障害、パニック障害などに対応しています。うつ病が疑われる方に対しては、診察の前に臨床心理士の資格を持つスタッフが病歴や生活歴、現在の状況をお伺いする心理検査を通じて精神状態を把握します。
院内の待合室は、十分なスペースをご用意しており、他の患者さまと密にならない状態でお待ちいただくことが可能です。また、感染予防対策として換気もこまめに行っています。
症状の改善にはストレスへの対策が大切です。一緒に対策方法を考えましょう。当クリニックでは、患者さまのご希望に応じたお薬の処方を基本としておりますので、遠慮なくご意向をお伝えください。また、カウンセリング(※)にも力を入れています。落ち込みや不安、不眠、日常生活の中で生きづらさを感じるなど、何かお悩みがございましたら、どんな小さなことでも一人で抱え込まずに、ご相談ください。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
心療内科に関するQ&A
うつ病
毎日仕事に行くのがつらく感じます。「うつ」なのでしょうか?

出社することができない、途中で引き返してしまうということがあればご相談にいらしてください。
出社することはできても、頭痛、めまい、吐き気、下痢などの身体的な症状を抱えながら無理をして働いている方、帰宅後に疲労困憊(ひろうこんぱい)して何もできない状態になる方もいらっしゃいます。こういう方もうつ状態といえます。
このように、過労や仕事のストレスがうつ病の原因となっている場合は、その環境ストレスを軽減することが必要です。患者さまの置かれている状況を考慮しながら、休職が必要な場合は、そのための診断書の作成なども行っています。難しいようであれば、少しでもストレスを排除できるように一緒に考えていきましょう。
うつ病
うつ病は薬を飲まないと改善は難しいですか?

あくまで治療の補助としてお薬を処方することもあります。
治療では、患者さまの状態によって薬物療法を併用することもあります。眠れない方には睡眠薬を処方することもありますし、必要性を検討したうえで抗うつ薬による治療をおこなう場合もあります。このような薬物療法は、あくまで治療の補助的な役割として使用し、副作用の説明とともに少量から処方いたします。
大事なのは、「心身の調子を整えることと同時に、環境を整えたり患者さまの対処力を伸ばしていくこと」だと考えています。少しでも患者さまの負担を減らす手助けができればと考えております。
認知症
物忘れと認知症は同じ病気ですか?

物忘れと認知症は異なります。新しいことが覚えられない、短期記憶障害がある場合は認知症が疑われます。
物忘れは誰もが経験することです。認知症の場合、例えば毎日運転していた車の操作方法がわからなくなる、毎日使っていた調味料の量がわからなくなるなど、今までの日常生活で行っていたことができなくなるといったことが起こります。
忘れっぽいという状況は、抑うつ状態で集中力が落ちていることでも生じます。また不注意の傾向がある方もそのように感じることがあるため、評価と治療が必要です。
物忘れを繰り返す、約束を忘れて注意されることが増えた、などがあればご相談ください。認知症の初期段階では、忘れていることを認識することができますが、進行すると忘れていること自体がわからなくなるといった症状が現れます。早期に発見し、治療につなげることが大切です。
認知症
検査をすれば認知症かどうかわかりますか?

認知機能検査などで検査をおこないますが、日常生活への影響を重視して判断します。
認知症には、アルツハイマー型、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症などの種類があります。まずは本人やご家族への問診で、日常の様子や来院に至った経緯などを伺い、認知症の種類を探ります。
問診後の検査では、質問集や記銘力検査を中心に、認知機能の状態を点数によって算出します。点数が悪いからといって認知症とは判断せず、日常生活に支障をきたしていないかということを重視して、数値だけに頼らないように慎重に判断することを心がけています。
発達障害
発達障害の症状を教えてください。

発達障害には対人関係における困難さや不注意症状などさまざまな症状があります。
発達障害は、ASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(多動性障害)などに分類されます。
ASDでは、対人コミュニケーション障害や特定のことに対して独特の強いこだわりを持つなどの特徴があり、ADHDには、不注意症状や提出物が出せない、約束が守れないなどの特徴があります。どちらも社会生活において困難が生じるため、本人の治療に加え周囲の方の理解が必要となります。
パニック障害
電車内で強い恐怖を感じることがありますが、パニック障害でしょうか?

パニック障害の可能性が考えられます。お薬での改善も期待できますので、まずはご相談ください。
パニック障害は、電車内や人混み、エレベーター、劇場などすぐにはその場を離れることが難しい場所において強い不安感や恐怖感、動悸、呼吸苦、胃の不快感などの症状が起こります。これらの症状は突然起こることが多いのですが、原因としては過去の経験やストレスなど心理的な要因が深く関係すると考えられています。
パニック障害は、薬物療法によって症状を防ぎ、日常生活の安定を目指すことが可能です。気になる症状がありましたら、一度ご相談ください。
行動療法・認知療法

さまざまな心理療法を組み合わせ、患者さまに合った治療をご提案します
当クリニックでは、不眠、不安、ゆううつな気分が続く、落ち着かない、涙もろい、もやもやと考え続けてしまうといった気分に関するご相談から、ミスや忘れ物が多い、コミュニケーションがうまくいかない、お酒や過食などの行動がコントロールできない、といったご相談に対応可能です。
標準的な心理療法や精神療法に加えて、うつや不安の症状を悪化させやすい考え方や行動パターンの癖を見つけ出し、不調にならないためのトレーニングをする認知行動療法、ネガティブな考えや自己否定的な考えが持続した状態から抜け出す練習をし、自分を客観視してストレスへの抵抗力を伸ばすマインドフルネス認知療法など、科学的にも作用が検証されている治療法を組み合わせ、お一人おひとりに合わせた治療をご提案できるよう努めています。
また、PMS(月経前症候群)に伴うPMDD(月経前不快気分障害)の症状に対して、女性のスタッフが同性として寄り添いながらご対応します。海外留学の経験、発達障害や不登校に特化した病院での臨床経験を生かし診療にあたっています。
カウンセリング

お悩み解消に向けて、じっくりと時間をかけてサポートいたします
カウンセリング(※)に行けば悩みが解消すると考えている方もいらっしゃいますが、実際はそうではありません。カウンセリングとは、ご相談にいらした方がご自身を見つめ、自分なりの答えを見つけるためにカウンセラーがサポートするものです。
医師は症状緩和・再発防止に向けた投薬治療や指導などの医療行為をしますが、カウンセラーは症状の緩和だけでなく、人間関係や自己理解など、その方が生きやすくするにはどうすれば良いのかを考えながらお話を伺っていきます。
仕事・家庭・人生どんなことでも構いません。プライベートに配慮した空間をご用意しておりますので、一人で悩まずご相談にいらしてください。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
心理療法
どのようなカウンセリング方法があるか教えてください。
来談者中心療法、認知行動療法などさまざまです。患者さまに合った方法・期間で行います。
来院された方によってお悩みやライフスタイル、何を目指してカウンセリング(※)を行っていくかはもちろん異なります。当クリニックでは、お一人おひとりにしっかりと合った心理療法を採用し、心が楽になる方法を一緒に探っていきます。
今日の基本姿勢ともいえるのが、来談者中心療法です。カウンセラーが共感・肯定的関心を持って患者さまの話を聞くことに徹し、それによって誰もが持っている自己治癒力・自己成長力を高めていく方法です。何事も悲観的に捉えてしまう方に対しては認知行動療法を採用し、「受け取り方」のトレーニングを行っていきます。
そのほか、家族単位でカウンセリングを受け、お互いの見えなかった部分を理解し、ご家族の問題の解消・軽減を図る家族療法にも対応しています。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
下北沢メンタルケアクリニックの基本情報
診療科目 | 精神科 心療内科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
東京都世田谷区北沢2-23-10 WestFront3F地図
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アクセス |
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診療時間・休診日 |
休診日 祝日 土曜・日曜診療
※第1、3土曜:10:00~17:00 |
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電話番号 |
03-5432-7071 |
特徴・設備
設備 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
土日も診療、休みの日にも相談しやすいクリニックです
土日も10時から17時まで診療しており、平日は忙しくて通えないという方でも、ご都合に合わせて通院していただけます。
ポイント2
「下北沢駅」徒歩約1分とアクセスが便利です
京王井の頭線・小田急小田原線「下北沢駅」から徒歩約1分。駅から近い好立地で、複数路線利用可能。お仕事帰りにも立ち寄りやすく、通院しやすいクリニックです。
ポイント3
臨床心理士の資格を持つスタッフが複数名在籍しています
臨床心理士の資格を持つスタッフが複数名おり、カウンセリングをご希望の方でもじっくりと相談できます。カウンセリングは自由診療ですので、料金表をご確認ください。