こやま内科クリニックの検診・人間ドック

当院は胃腸内科ですので、胃カメラ（経鼻or経口）と腹部エコーに力を入れて検査を実施しています。さらに、運動療法をプラスして予防医療をおこなっていくことにも重きを置いているのが、特徴にもなります。現在はインストラクターが週に一度来て、運動療法を施工しています。こうした活動が、当院が掲げるコンセプトになるかと思います。

運動療法により、糖尿病や高脂血症や肥満の受診者さまがどのように改善するのかをデータ化しています。基本的には運動指導は一般診療にて行っておりますが、運動を併用することで薬の内服が不要になったり、数値の改善が実際に見られています。受ける方の世代は少し高くなりますが、結果につながっていることは誇らしいことで、今後も当院の目玉として続けていきたいです。

当院は段差がほとんどなく、運動療法を行うエリアもバリアフリーになっているため、車いすやベビーカーでも気軽に受診できる環境となっています。また、待合室には子供向けの絵本も用意していますので、子供連れのお母さまでもリラックスして受診できます。場合によってはスタッフが子供と一緒に遊ぶなどの対応もしますので、お気軽にお申し付けください。

初回の受診をしていただき、容器をご自宅に持ち帰ったら、ご自身で便をとり郵送していただきます。各人の腸内細菌パターンを分析し、それに伴い栄養指導をおこなうの流れとなっています。通常は結果をお伝えするだけですが、当院では最後に栄養指導が入ることが特徴です。病院で過ごす時間を短縮でき、腸内細菌によって、起こりうる疾患リスクの判断にもつながるためおすすめです。

検査で異常が見つかった場合には、すぐに再検査・治療へ移行します。まずは基本的な検査を行いますが、それでもわからない場合には関連病院にてより詳しい検査を実施します。保険診療では限界があるときには、受診者さまにご相談し任意で検査を受けていただきますが、これを行うことで原因究明には近づきます。われわれとしても、今できる一番の医療を提供したいと思っていますので、フォロー体制についても体制を整えています。

当院では腸内フローラ検査を実施しています。これは、菌を培養し、菌のパターンを全部解析することで、その人の腸内に、どの菌が少ないかを調べることができます。病気がある場合、通常パターンから崩れてきますので、この検査によってどんな疾患を患っているかを判断できる新しい検査です。最近ではこの腸内フローラが少しずつ注目され、研究をする先生も増えてきましたが、当院では以前から実施しています。

優れた医師というのは、受診者さま一人ひとりに対して家族のように接しています。「今日はどうされましたか？」というありきたりな質問ではなく、受診者さまが自発的に自分の症状をお話しできるような環境を作れることも、医師の役割だと思っています。当院ではホスピタリティーも含め、接遇に関しては徹底して教育をしておりますので、スタッフ全員が自ら考え行動しています。

私はまず予防医学を第一に考え、投薬は二の次だと思っています。予防医学では、運動や食事をメインに個々に頑張っていただき、すでに薬をたくさん服用されている方でも、量を減らすなどの結果を出せるよう指導します。どうしても必要な場合はもちろん薬も服用しますが、生活習慣病のほとんどは生活習慣で改善します。私のこの考えにご賛同いただける方がいれば、ぜひご来院ください。