治療方針
コミュニケーションをとりながら患者さまに合った治療方法を選びます
当クリニックでは、まずは患者さまのお話を聞くことを心がけています。ひとつの症状に対して、治療方法はいくつかあるケースがほとんどです。患者さまの生活習慣や考え方に合わせて、適した治療方法を選んでいくことが大切だと思っています。患者さまとコミュニケーションをはかり、相談しながら、患者さまのライフスタイルに合った治療方法を提案していくのが、当クリニックの治療方針です。
また、当クリニックでは、病気の早期発見・早期治療が大切であると考え、各種検診(※)を行っています。卵巣腫瘍、子宮頸がん、子宮内膜症などの病気は、若い方でも発症する可能性があります。卵巣腫瘍や子宮頸がんは、早期の段階では自覚症状がないことも多いため、年に1回は検診を受けましょう。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。料金は料金表をご確認ください。
婦人科
月経のつらさは、治療できる症状です。医師へご相談ください
婦人科では月経異常・月経痛などの月経困難症、性感染症、更年期障害などの診療を行っています。
月経異常・月経痛などの月経困難症は、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮頸管ポリープ、子宮頸がん、子宮内膜ポリープといった病気が痛みの原因となっていることもありますので、当クリニックではまず検査を行い、痛みの原因をはっきりさせてから、治療を行っていきます。低用量ピルによる治療のほか、生活習慣を整えたりストレスを軽減したりすることによりつらい症状の緩和が可能な場合もありますので、我慢せずにご相談ください。
ご自身のお身体の状態を知ることは、生活の質を高めることにきっと役立つはずです。
婦人科に関するQ&A
月経異常・月経痛
月経痛や頭痛、イライラなども相談にのってもらえますか?
つらい症状は我慢せず、気兼ねなくご来院ください。
月経の基本的な周期は28日前後となっています。生活習慣の乱れやストレス、体調によって、2~3日のずれが生じることはありますが、25日より短い、38日より長い場合には、何らかの原因で月経周期の異常が起きている可能性がありますので、ご相談ください。
月経困難症は、月経時に腰痛・腹痛・頭痛・下痢・吐き気といった不快な症状が起こり、日常生活に支障をきたす病気です。これらのさまざまな症状は、子宮内膜症・子宮筋腫・子宮頸管ポリープ・子宮頸がん・子宮内膜ポリープといった病気が原因で起きている場合もありますので、検査で症状の原因を確認することをご検討ください。
また、月経の前に情緒不安定・イライラ・不安といった精神的な症状や腹痛・頭痛・乳房の張り・腹部の張りといった身体的症状が現れることを、月経前症候群(PMS)と言います。
当クリニックでは、検査や問診で月経のお悩みの原因を探り、患者さまのライフスタイルに合った治療を提供していきますので、月経に伴うつらい症状は我慢せず、どうぞご来院ください。
月経痛や月経周期の乱れは、お薬で治療できますか?
月経痛や月経周期の乱れは低用量ピルの服用で緩和できる場合があります。
月経困難症や月経前症候群(PMS)の治療には、各症状に応じた対症療法のほか、低用量ピルによる治療も提案しています。避妊のために処方(※)する場合は自由診療となりますが、月経困難症の治療のためであれば保険が適用される低用量ピル(LEP)もあります。
子宮内膜症や子宮筋腫といった病気が原因ではない月経痛は、排卵後に卵巣から分泌される黄体ホルモンの分泌を抑えることで予防できます。そのため、排卵をコントロールする低用量ピルは、月経痛の治療薬として使用されます。月経前症候群(PMS)は、排卵による女性ホルモンの変動が原因のひとつと考えられるため、排卵を止める低用量ピルを服用することで緩和されるケースが少なくありません。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
性感染症
性感染症とはどのような病気なのでしょうか?
性感染症は、性交渉を介して感染する病気で、誰でも感染する可能性があります。
クラミジア感染症・性器ヘルペスウイルス感染症・梅毒・淋菌感染症・カンジダ腟炎・尖圭コンジローマなど、性交渉を介して感染する病気を性感染症と言います。
性感染症はデリケートなお悩みで、相談しづらいと感じる方も多いかもしれません。クラミジア感染症は、感染しても初期には自覚症状がないことが多い病気ですが、不妊症の原因ともなります。
性感染症は、検査により発見されることも多く、早期に発見・治療すれば軽快しやすい病気です。
性感染症の検査を受けた方がよいのは、どのような症状があるときですか?
おりものやかゆみ、不正出血がある場合は自己判断せずに検査をご検討ください。
おりものの変化や増加、外陰部のかゆみや痛み、下腹部の痛みや性交時の痛み、不正出血など、気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。
性行為によって感染する病気のため、パートナーの方にも検査を受けていただくことが重要です。
病気によって治療方法は変わりますが、いずれにしても一度お薬を処方して終わりというわけではなく、治療できているかどうか検査で確認することが大切です。
婦人科検診
婦人科検診では、どのような検査ができますか?
内診、超音波検査、細胞診、がん検診に対応しています。内診は5分程度で終わります。
当クリニックでは、内診、超音波検査、細胞診、がん検診などの検査に対応しています。検査は基本的には予約制です。
患者さまの中には、内診に抵抗のある方もいるでしょう。内診をする際には、これから何を行うのか、きちんとお声がけして説明する配慮をしています。検査の時間は10分ほどで、内診台に座っている時間は5分程度です。
また、当クリニックでは、子宮頸がん、子宮体がん検診(※)が行えるほか、子宮筋腫や子宮内膜症などの良性の腫瘍についても確認が可能です。こうした良性の腫瘍や子宮頸がんについては、若い方に発症することもめずらしくはありません。定期的な検査をご提案しています。
目黒区の子宮がん検診にも対応しています。子宮頸がんは、初期にはほとんど自覚症状がありませんので、検診による早期発見・治療が大切です。20歳以上の方は、2年に一度、子宮がん検診を受診しましょう。ご不明点がございましたらご相談ください。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
風疹抗体検査・予防接種
希望すれば誰でも風疹の予防接種が受けられますか?
風疹の抗体検査で、抗体がないと確認された方に予防接種をいたします。
当クリニックでは、まず風疹ウイルスに対する免疫があるかどうかを確認するための風疹の抗体検査・風疹の予防接種(※)を行っています。風疹の検査の結果、抗体がないことがわかれば風疹ワクチンの予防接種を行います。当クリニックは、目黒区の風疹ワクチン予防接種に対応しています。
対象となるのは、抗体検査・予防接種日に19歳以上60歳未満で妊娠を予定または希望している方、妊娠を希望している方・妊娠している方と同居している方です。
妊婦さまが風疹にかかると、難聴(耳が聞こえにくい)、白内障(目が見えにくい)、先天性心疾患(生まれつき心臓に病気がある)などの影響が、赤ちゃんに出ることがあります。生まれてくる赤ちゃんのためにも、検査を受けることをご検討ください。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
更年期相談
更年期障害にはどのような症状がありますか?
のぼせ・発汗・だるさ・頭痛・めまい・不安・イライラなどさまざまな症状があり、個人差があります。
更年期には、ホットフラッシュと呼ばれる急なほてり・のぼせ・発汗・動悸・倦怠感・皮膚の乾燥・肩こり・頭痛・めまい・しびれ・冷えなどの肉体的な症状が起こります。さらに、不安・不眠・イライラ・情緒不安定・無気力・無感動などの精神的症状のほか、月経の乱れも起こりやすく、膀胱炎・腟炎にもかかりやすくなります。当クリニックでは、これら更年期の症状のご相談に応じています。
日本人の平均閉経年齢は、50歳です。閉経の前後の約10年を更年期と言います。女性ホルモンの分泌が低下していくこの時期に現れるさまざまな症状が、更年期症状です。閉経年齢には個人差があるため、症状が現れる時期も人それぞれです。
40代~50代の方でこれらの症状でお悩みの方は、ご相談ください。
更年期障害に対して、どのような治療を行っていますか?
ホルモン補充療法や漢方薬、サプリメントなどにも対応しています。
更年期障害のさまざまな症状は、女性ホルモンのエストロゲンが減ることで起こると考えられています。そのため、減少したホルモンを補うホルモン補充療法が、これら更年期の症状をやわらげる場合があります。
また、漢方薬の処方にも対応しています。特定の症状が気になる場合には、その症状を抑える対症療法のお薬を処方することもあります。そのほか、女性ホルモンと似たはたらきをする成分が入ったサプリメント(※)をご提案することもあります。
更年期の症状は人それぞれですので、お一人おひとりに合わせた治療法を提案いたします。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
不妊相談
なかなか子どもを授かりません。相談はできますか?
もちろんです。検査を行い、原因に応じた方法をご提案させていただきます。
妊娠を望む健康な男女が避妊をせず性交をしているにも関わらず、1年以上妊娠しないことを「不妊」と言います。排卵機能の低下や子宮・卵巣の状態がよくないなどさまざまな原因が考えられるため、まずは検査を行いその原因を探っていきます。
そのうえで、タイミング療法や排卵誘発剤を用いた治療など、患者さまに合った方法をご提案いたします。また、生殖医療が必要な場合は、専門的な医療機関のご紹介も可能です。
不妊症は女性だけの問題ではなく男性側に原因がある場合もあります。当クリニックでは男性を対象とした検査は行っていませんが、将来子どもを産みたいと考えている方はパートナーと一緒に検査を受けることをご検討ください。
産科
身体面だけではなく精神面も含め妊婦さまをサポートします
産科では主に、妊婦健診(※)を行っています。無事に出産していただくため、妊婦さまの健康状態を血液検査や尿検査などで確認し、超音波検査でおなかの赤ちゃんの生育状態を確認します。
当クリニックには、分娩施設がないため、出産は連携する別の医療機関をご案内しています。里帰り出産の方も気兼ねなくお申し付けください。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。料金は料金表をご確認ください。
妊婦健診
妊婦健診の日以外に何か起きたときは、どうしたらよいですか?
当クリニックでは、インターネットを使って夜間も妊婦さまの疑問や不安に対応しています。
当クリニックでは、妊婦健診(※)以外でも、医師に相談できるシステムを導入しています。出血や腹痛など、いつもと違う異常を感じたときには、ご相談ください。
最近は、インターネットでいろいろな情報が探せるようになった反面、それらの情報を見て「異常なのではないか」と心配してしまう妊婦さまもいらっしゃいます。そういった心配はできる限り解消して差し上げたいと考えております。
妊娠期間はさまざまな不安が生じることもあるかと思いますが、赤ちゃんの発育や食事を気にしすぎず、妊娠期間を楽しんでいただくため、妊婦さまの精神面をサポートすることも大切にしています。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。料金は料金表をご確認ください。
中絶手術
どのような方法で中絶手術を行いますか?
手動の吸引用カテーテルを用いたMVAという方法で行います。
当クリニックでは、妊娠11週目までの妊婦さまを対象に、中絶手術(※)を行っています。プラスチック素材の柔らかいカテーテルを用いて子宮内容物を吸引するMVAという方法を採用しており、身体への負担をできるだけ抑えて手術を行います。
中絶手術をご希望の方には一度クリニックで診察を受けていただきます。超音波検査などで妊娠の状態をチェックし、妊娠週数や子宮外妊娠・流産の有無、子宮の状態を確認します。さらに、アレルギーや持病、感染症の検査を行い、問題がなければ後日手術を行うという流れです。恐怖心がある方、決断をしきれない方に寄り添い、できる限りのサポートをさせていただきますので、お一人で悩まず一度ご相談ください。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
祐天寺ウィメンズヘルスクリニックの基本情報
診療科目 | 婦人科 産科 産婦人科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 MRワクチン予防接種 抗体検査 抗体検査(風疹) 抗体検査(麻疹 | はしか) 婦人科検診 子宮がん検診 子宮がん検診(子宮頸がん検査) 子宮がん検診(子宮体がん検査) 人工妊娠中絶 出生前検査(クアトロテスト等) |
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住所 |
東京都目黒区祐天寺2-7-23 2階
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アクセス |
東急バス 祐天寺停留所 下車徒歩1分 |
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診療時間・休診日 |
休診日 水曜・日曜・祝日 土曜診療 19時以降診療
【休診日】 水曜・日曜・祝日 |
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電話番号 |
03-5708-5081 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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サービス |
クレジットカード利用可 ( VISAMasterCardアメリカン・エキスプレスダイナースクラブJCBその他 )
5,000円(税込)からご利用頂けます。 多言語対応 ( 英語 )
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専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
月・火曜は8時から、木曜は19時半まで診療
月・火曜日の午前は8時から診療、通勤通学前に受診できます。また、木曜日は19時半まで、金曜日は19時まで診療。お仕事帰りにも通院しやすいクリニックです。
ポイント2
緊張せず相談しやすい雰囲気のクリニックです
クリニック内は、白と木目を基調とした居心地のよい空間です。緊張せずにどのようなことでも相談しやすい雰囲気のクリニックなので、気兼ねなく通院することができます。
ポイント3
月経痛のお悩みに低用量ピルの処方もしています
「月経困難症」でお悩みの方に対して、保険適用の低用量ピルを使った治療にも対応しています。月経の痛みや不順など、月経に関するさまざまなお悩みを相談できます。