内科

男女を問わずお子さまから高齢者まで、幅広い疾患や症状が内科の守備範囲です
内科は、とても守備範囲が広い診療科です。
いわゆる風邪の患者さんから感染性胃腸炎で吐き下し(嘔吐と下痢)のひどい患者さんまで、症状も実にさまざまです。当院は、地域の患者さんをお引き受けしている医療機関ですから、幅広くいろいろな訴えをお持ちの患者さんを診療していくのが役割だと考えています。
こうした姿勢を貫くことができるのも、院長がさまざまな疾患の患者さんを診療した経験があるからです。内科には幅広い年齢層の患者さんが来院されます。また、患者さんからご家族の病気などについてご相談を受けることもあります。
睡眠時無呼吸症候群

当院の特徴の1つとして、内科で睡眠時無呼吸症候群の患者さんに対応していることが挙げられます。
この疾患では、睡眠時無呼吸症候群を疑う次のような症状があって受診される方が多くなっています。症状の1つ目は、昼間の仕事中などけっして寝てはいけない時に猛烈な眠気にしばしば襲われることです。症状の2つ目は、就寝中にご家族がひどいイビキと無呼吸に気がつくことです。そして症状の3つ目は、息苦しくて夜中に何度も目を覚ますことなどです。
睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、自動車の運転や日中の作業などで事故の危険度が増し、脳卒中、心臓病、認知症などに罹患するリスクも高まると言われており、ぐっすり眠れないことがほかの疾患の引き金になることがあります。当院では、まず自宅でも血中酸素の量を測定できる装置を用いて診断します。治療には飲み薬はなく、鼻に装着したマスクから空気を送り込み、ある一定の圧力を気道にかけるCPAP(シーパップ)という方法を用いて治療を行います。
禁煙治療
新しい年の初めや年度の初め、またはタバコの値上げをきっかけに禁煙に挑戦する喫煙者の方が多いようです。
もちろん、当院では、いつでも禁煙治療のご相談に乗りますし、いつからでも禁煙のお手伝いをします。
広く知られているように、タバコは習慣性、中毒性があります。そして、タバコが怖いのはいろいろな疾患のリスクとなる可能性が高いことです。
当院の禁煙治療では禁煙補助薬として飲み薬を処方することが多いです。これは健康保険が適用になります。ただし、禁煙補助薬を服用して禁煙に成功しても、再びタバコを吸いはじめてしまい、一定期間のうちに再度、禁煙治療を行う場合には保険が適用されないので注意が必要です。
治療後の半年間、タバコをやめることができれば、再び喫煙してしまう確率がとても低くなります。
循環器内科

循環器系の治療に注力している院長が診療にあたります
循環器内科を受診していただくのは、高血圧症、脂質異常症(高コレステロール血症)、糖尿病などの患者さんです。
こうした疾患は動脈硬化の原因となり、ひいては深刻な、循環器の病気である心筋梗塞、狭心症、脳卒中、不整脈、心不全などに結びつくという意味で、循環器の病気の初期段階といえるからです。
患者さんは老若男女いらっしゃいますが、特に女性では60歳を超える年代(閉経後)からぐっと患者さんが増える傾向にあります。
当院では、循環器の病気が疑われる場合、血液検査をはじめとして、レントゲン撮影、心臓エコー検査、心電図(負荷心電図、ホルター心電図)などを用いた検査を行います。また、血圧脈波を調べることで動脈硬化の程度や血管年齢を明らかにします。治療としては、お薬を服用していただきますが、それと同時に循環器の病気で大切なのが生活の改善です。そのため、生活指導も行っていきます。
高血圧症
血圧は日常生活と同じ環境で測定するのが有効的な方法です。そのため、当院ではご自宅での血圧測定をお願いしています。いつ測っても上の血圧が140mmHgを超えるようであれば、早めにご来院ください。血圧がとても高い状態になると動悸やめまい、顔が赤くなるという症状がでてくるのですが、多少高いぐらいだと特別な症状がでることは少なく、ほとんど無症状です。だからといって放置しておきますと、もっと大きな病気へとつながってしまいますから、きちんと治療しましょう。
高血圧症の治療では、塩分の摂取を減らすこと、運動の習慣をつけること、十分に睡眠をとるなど、生活習慣の改善が大切です。また、必要に応じて降圧剤などのお薬を処方しますので、正しく服用してください。
狭心症・心筋梗塞

循環器の重要な疾患として注意しなければならないのが狭心症や心筋梗塞です。
まず狭心症ですが、これは心臓の血管が詰まる病気で、階段を上っている時や坂道を歩いている時など、身体を動かした時に胸がぐーっと重くなるような症状や、圧迫感、絞扼感(こうやくかん:胸の中央部が締め付けられるような苦しさ)があります。また、寝ている時やゆっくりしている時など安静時に起きる狭心症もあるので注意が必要です。女性では、奥歯が痛く感じる、肩こりがあるなど、狭心症の症状が心臓から離れた部位にでることがあるようです。狭心症はお薬で抑えられる場合もありますので、違和感があれば早めにご相談ください。
もう一方の心筋梗塞は、突然、胸に激しい圧迫感があらわれます。手遅れになると生命にかかわりますから、すぐにカーテル治療やバイパスの処置ができる病院を紹介します。狭心症は少し休むと症状が落ち着きますが、心筋梗塞はとにかく早く処置することが必要です。
狭心症や心筋梗塞を防ぐためには、その原因となる高血圧症や高コレステロール血症(脂質異常症)、糖尿病などを日頃からコントロールしておくことが大切です。また、喫煙もリスクを高めますので、禁煙をご提案しています。
不整脈
不整脈はその原因が一つではありません。
心臓の拍動をコントロールする電気回路の問題ということもありますし、動脈硬化のように血管の異常が引き起こすこともあります。
また、不整脈にはいくつかのタイプがあります。胸がドキドキする動悸、脈が速くなる頻脈、遅くなる徐脈、脈が飛ぶ期外収縮などです。とくに注意が必要な不整脈は、年齢が高くなるほど多くなる心房細動です。心房細動は、脈がまったくバラバラにしかも速く打つようになります。そして心房の中で血液が淀んでしまうために大きな血栓(血の塊)ができ、これが脳に飛んで重篤な脳梗塞を引き起こすことがあるのです。これを防ぐためには、抗凝固薬という血液をさらさらにする薬を服用します。
消化器内科

経鼻・経口両方の胃カメラを備えており、検査は朝8時から対応しています
消化器内科は、胃痛、胃もたれ、胸焼けを訴えて受診する患者さんが多くなっています。
こうした患者さんには、胃酸の分泌を抑制する薬を服用していただきます。それで症状が治まることも多いのですが、大きな疾患が原因となって胃痛、胃もたれ、胸焼けという症状がでているとお考えになるためか、進んで胃カメラ(内視鏡)による検査を希望される方もいます。
当院の院長は胃カメラによる検査に、十分な経験を積んでおり、患者さんのご希望に応じて口から入れる経口内視鏡、鼻から入れる経鼻内視鏡を使い分けて、できるだけ患者さんの負担が少なくなるように検査を進めます。また、胃カメラによる検査の前には絶食が必要ですが、できるだけ患者さんが空腹を抱えている時間を短くするため、午前8時から実施する胃カメラ検査の予約を受け付けています。
また、胃カメラによって胃の組織をとってピロリ菌が発見されれば、除菌をおこないます。ピロリ菌は胃潰瘍や胃炎、そして胃がんの原因になりますので、病気の芽を摘むという意味でも除菌をすることが大事です。
糖尿病内科

その場で検査結果がわかり、糖尿病のコントロールに役立ちます
心筋梗塞のような生命にかかわる大きな病気も、突然、心臓の血管が詰まって発症するとは考えにくいのです。
もともと糖尿病があり、血圧が高く、コレステロールも高いという状態があり、これを放置していたために動脈硬化が進み、心筋梗塞の発作に結びついているのです。ですから、血圧やコレステロールと同様に、糖尿病も日頃からきちんとコントロールする必要があります。口が渇く、水分を飲む量が増えた、尿量が増えたと感じることがあったら、当院で検査を受けてください。
尿解析装置、HbA1c計測器を備えていますから、その場で検査をしてすぐに結果もわかります。空腹時血糖値が110 mg/dLを超えているなど、糖尿病の兆候があればすぐに治療に入ることができます。糖尿病の治療は、食事療法と運動療法が中心です。摂取カロリーを減らすこと、1日30分、週に3日ぐらい運動をする時間をつくることをおすすめしています。
ただし、糖尿病は中年以上の方に多い疾患で、高齢の患者さんもたくさんいらっしゃいます。ご高齢で運動療法を取り入れにくい患者さんには服薬と食事療法で治療を行います。
橿原神宮前すぎもと内科クリニックの基本情報
診療科目 | 内科 循環器内科 消化器内科 糖尿病内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
奈良県橿原市久米町660
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アクセス |
駐車場有り(14台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療 19時以降診療
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電話番号 |
0744-48-0707 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(14台) |
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