診療案内｜むぎたにクリニック

便秘

何日くらい便が出なければ便秘ですか？

便秘には診断基準があり、排便回数が少ないだけでは便秘とは言えません。


便秘の診断基準には排便回数のほかに、排便困難や残便感などの項目があるため、単に排便回数が少ないだけでは便秘と診断されないこともあります。逆に言えば、排便回数が十分でも、日常的に排便困難や残便感があれば便秘と診断されることもあります。

そのため、排便回数が少ないだけでなく、排便のときに不快感がある方は一度ご相談ください。

便秘と診断された場合、どのような治療をおこないますか？

薬物療法と食事療法の二つが基本です。


便秘の治療は基本的に薬物療法と食事療法の二つでおこないます。ただ、患者さまの中には「薬を使うことに抵抗のある方」もいらっしゃいます。たしかに薬を使いすぎるのはいけませんが、しっかり薬を飲まないと病気が改善しなくなる恐れもあります。食生活を改善しつつ、きちんと服薬もおこないましょう。

また、処方する薬については、その人の症状はもちろん「便は毎日出したい」「排便時の不快感をなくしたい」といった患者さまの希望も加味してお出ししております。薬が合う・合わないなども見ながら、治療をおこなっていきましょう。

生活習慣病

生活習慣病について、どのような症状があれば受診した方がいいですか？

初期の生活習慣病には自覚症状がないため、健康診断などで指摘を受けた方は受診してください。


生活習慣病には初期の自覚症状がほとんどありません。ただ、進行すれば心筋梗塞や脳卒中などの原因になるので、たとえ自覚症状がなかったとしても、健康診断で血圧や血糖などに異常が見つかった方は受診してください。当クリニックでは患者さまに合わせて食事療法や薬物療法などで対応させていただきます。

また、当クリニックでも企業向けの健康診断（※）や大阪市の特定健診もおこなっておりますので、健康診断をご希望の方は一度ご相談ください。

（※）自由診療の場合があります。詳しくは料金表をご確認ください。

内視鏡検査

ツラくない内視鏡検査を受けたいのですが、何か工夫をされていますか？

検査をするときに、希望者には鎮静剤を使用しております。また、胃内視鏡は経鼻内視鏡にも対応しております。


内視鏡検査をするときはなるべく苦痛を感じないように、希望者には鎮静剤を使用してから検査をおこないます。鎮痛剤を使うことで、寝ている間に検査を受けることができます。また、胃内視鏡検査では経口内視鏡（口から入れるカメラ）と経鼻内視鏡（鼻から入れるカメラ）の両方に対応しております。経鼻内視鏡は嘔吐反射が出にくいので、検査中に吐き気を感じにくいという特徴があります。なお、検査で異常が見つかったり、より詳しい検査が必要になったりした場合は、連携先の医療機関を紹介させていただきます。

胃内視鏡検査で異常がない場合でも病気の可能性はありますか？

たとえば、機能性ディスペプシアなどがあります。


内視鏡検査は胃や大腸の病気を見つけるのに役立つ検査ですが、さまざまな検査で異常が確認できない場合でも「機能性ディスペプシア」という病気の可能性があります。以前は、機能性ディスペプシアは「ストレス性胃炎」などとされていた病気で、主な症状には食後の胃もたれ、みぞおちの痛み、食事中の満腹感などがあります。当クリニックではこうした病気の治療にも対応しております。何かお悩みがあれば、まずはご相談いただければと思います。