診療のモットーを教えてください。

「町のお医者さん」として、どのようなことでも気兼ねなく相談していただける医師でありたいと思っています。何よりも大切にしているのは患者さまとの対話です。問診によって患者さまの背景や全体像を知り、病状を把握した上で、その方に合わせた診療を心がけています。

説明・カウンセリングで重視していることはありますか？

専門用語などの難しい言葉はできるだけ使わないように気をつけています。小さなお子さまでも理解できるような言葉を選んで、丁寧にわかりやすく説明するようにしています。

今後力を入れていきたいと考えている治療について理由と共に教えてください。

ご年配の患者さまは、一つや二つの病気ではなく、さまざまな悩みを抱えていらっしゃる方が少なくありません。そのため、特定の治療に力を入れるというよりは、その方の全体を診て、より良い治療法を提案することが大事だと思っています。その上で、あえて挙げるとすれば片頭痛の治療に力を入れたいと考えています。

検査設備について、どんな検査ができるのかを教えてください。

レントゲンや心電図など基本的な設備は整えています。必要に応じて今後も増やしていく予定です。

院内のデザインや空間でこだわったところがあれば教えてください。

病院に行くだけで緊張される方がいらっしゃいますが、そのような緊張感を少しでも軽減できればという思いで、院内のデザインや空間にはこだわりました。全体的にシックで落ち着いたトーンの配色、壁には印象的な絵やオブジェを飾り、逆にクリニックらしくない雰囲気を作ったつもりです。病気で不安を抱える患者さまが、松岡醫院で安らぎやくつろぎを感じていただければ幸いです。

貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。

看護師や受付スタッフはみんなとても仲が良いです。業務の改良点などをみんなで率先して話し合い、それを現場で生かせるように共有しています。患者さまと接するときもスタッフから「どうしました？」とお声がけさせていただくなど、患者さまに配慮した対応ができるスタッフが当院の誇りです。

この町で開業に至った経緯を教えてください。

開業医である父のあとを継ぐ予定だったのですが、諸事情で継承することなく勤務医を長く続けていました。一方、開業医をやりたいという思いもずっとありました。たまたま当地の権利者からお声がけいただいたのがきっかけで、地域の方々のお役に立てるのであればと思い、開業を決めた次第です。

先生が患者だった場合の病院選びのポイントを教えてください。

当たり前のことなのですが、患者の話をきちんと聞いてくれる先生を選びます。私の恩師が患者さまと同じ目線で見て、同じ立場に立って話したり考えたりする人物だったのですが、それを間近で見ていてすてきだなと思っていました。自分もそうありたいとずっと意識しながら診療を続けており、今に至っています。

休日の過ごし方を教えてください。

昔からスキューバダイビングをたしなんでいるのですが、開業してからはまだ行けていませんので、余裕があれば行きたいと思っています。和食が好きで、おいしいものを食べることにも関心があります。お寿司を目当てに遠方の土地まで出向いたり、和食の板前やフレンチのシェフに友人がいますので、そのお店へ食べに行ったりもします。