予防や早期発見に努めています

予防接種

当院のある地域には、鶴城小学校をはじめ、幼稚園などがあります。そのため、予防接種(※)を行う機会が多いです。BCGなどの定期接種のほか、その他の小児用ワクチンに対応しております。

ワクチンで防げる病気は、ワクチン接種により、小さなお子さまを病気から守りたいものです。初めにどのワクチンを接種したらいいのか、あるいは接種の時期や受ける回数などを説明するため、予防接種スケジュールを作成します。0歳のワクチンは、事前にスケジュールを作成し指導しますので、生後2か月前にご相談にいらしてください。また、当院では、高齢者の方への肺炎球菌の予防接種も行っております。ほかにも、A型肝炎やロタウイルスなどの、任意のワクチンも対応可能になっております。お気軽にご相談ください。

（※）は自由診療になります。料金は料金表をご確認ください。市町村によっては公費負担があります。

乳腺外科

がんは早期発見が重要と言われています。乳がんも同様に、早期に発見することが重要です。しかし、乳がんは手で触れただけではわからないこともあります。当院では、乳腺超音波（エコー）検査により、見落としのないように検査を実施します。検査結果により大きな病院を紹介するなど、良い診断ができるように努めています。

早期治療ができずにいると、周囲の組織までがん細胞が広がり、腋の下や鎖骨のリンパ節、さらに臓器まで転移してしまい、重篤になる可能性もあります。そのようにならないために、検査をおすすめしています。

乳腺超音波（エコー）検査は、乳がんばかりでなく、小さなしこりの早期発見もできる検査です。超音波により、しこりが良性であるか悪性であるかを判断できます。
また、乳児健診にも対応しているので気軽にご相談ください。

迅速な診断により不要な抗生物質による治療を避けます

内科

インフルエンザなどの感染症の患者さまには、迅速な診断を心がけております。院内で行うことができる感染症迅速検査キットや、迅速血液検査の準備が整っており、検査後10分ほどで結果がわかるようになっています。迅速な診断ができることで、不要な抗生物質などに頼る治療を避けることができます。また、生活習慣病やアレルギー疾患の患者さまへは、生活習慣の見直しから指導いたします。生活習慣病やアレルギー疾患では、栄養面や運動、喫煙、飲酒などといった日常生活の習慣を見直すことが、発病予防、早期発見のため重要です。

消化器内科

食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の消化管を診療する消化器内科も行っております。消化器内科では、内視鏡検査や透視検査、超音波（エコー）検査などにより診断します。内視鏡検査とは胃カメラによる検査で、鼻や口から小型のカメラを挿入し、器官の内部から観察します。苦痛の少ない鼻から挿入する例が増えています。透視検査とはバリウムによる検査で、胃を膨らませるための発泡剤を、バリウムと同時に飲み、X線撮影を行います。胃がんなどを見つけるときに用いられる代表的な検査です。また、超音波（エコー）検査とは、検査する箇所にゼリーを塗り、超音波により体内を調べる苦痛のない検査です。検査の結果、他病院を紹介しなければならないときは、病診連携によりしっかりと対応いたします。

地域のファミリークリニックを目指します

ファミリークリニックを目指して

当院では、地域の皆さまのファミリークリニックを目指して、診療科目を小児科、外科などのほか、リハビリテーション科、在宅医療まで幅広い診療を行っております。勤務医のとき、外科や消化器外科、乳腺外科に携わっていましたので、縫合などの外科も可能です。また、当院は在宅療養支援診療所となっておりますので、看取りも含めた往診など在宅診療を行います。小さいお子さまから高齢の方まで、ホームドクターとして、わかりやすく丁寧な説明を心がけ、一次診療に努めてまいります。

患者さまのために

患者さまのために、院内はバリアフリーになっており、床暖房もございます。車でお越しの患者さまに不便をおかけしないよう、駐車場も24台分ございます。スタッフ一同、温かみのある優しい雰囲気作りに努め、待ち時間も苦とならないような空間を提供します。不調に悩む方は、お気軽にご相談いただけるような雰囲気を心がけております。

院内感染予防対策に取り組んでいます

当院では、厚労省や各学会、研究所等が開示している感染予防策（定期的な換気やアルコール消毒の設置、スタッフのマスク着用などの標準予防策および、接触・飛沫感染予防策）を実施しているほか、下記の対策をおこなっています。

◆患者様へお願いしている予防対策◆
・患者様来院時の検温
・診察まで院外で待機していただく
・かぜ症状のある患者様は、事前にご連絡を頂き診察時間を調整
・かぜ症状のある患者様は待合室、診察室を隔離

◆施設内の予防対策◆
・密閉回避のため、ガイドラインの規定通りに換気をしている
・受付にビニールカーテンの設置

◆スタッフの予防対策◆
・フェイスシールド、ゴーグル、ガウン、手袋などの防護服の着用
・スタッフの検温、倦怠感などの症状があれば自宅待機の指示

◆その他の予防対策◆
・診療時間の短縮や変更
・再診の方を対象に、電話受付による処方せんの発行

患者様に安心してご来院いただける環境づくりに努めて参ります。ご理解とご協力をお願いいたします。