診療案内｜山岸クリニック相模大野

糖尿病治療

どのような食事指導を行っていますか？

医師と管理栄養士が連携して皆さまの状況に応じたアドバイスを行います。


単純に食事や運動に気をつけてと言われることは多いと思いますが、できるだけ具体的にどこを変えた方が良さそうということまで踏み込んでお話ししているのが当院の指導スタンスです。理想はわかっていても急にそれができる人は一握りです。皆さまのライフスタイルを伺った上で、効率良く継続していける提案を心がけておりますので一緒に目標に向かって頑張りましょう。

山岸クリニック相模大野の糖尿病治療の特徴は何ですか？

コミュニケーションを重視したバリエーションのある治療提案です。


治療の目的は健康な未来のためです。そのためには一時的ではなく継続的なコントロールが必要で、患者さまに治療へのモチベーションを維持していただくことが重要です。「続くかどうかは医師のアドバイスの仕方一つで変わってくる」。そう考えて、患者さまとの対話の中で使う言葉に注意したり、良いときも悪いときもコミュニケーションをとったりしながら一緒により良い方法を考え続けることを目指しております。薬の選択も糖尿病には非常に多くのバリエーションがあります。それぞれの病態やライフスタイルに合わせた選択をして効率的に治療を進められるのも、さまざまな症状に対応できる専門クリニックの特色かと思います。

糖尿病検査

山岸クリニック相模大野の糖尿病検査の特徴はありますか？

約90秒で結果がわかる迅速検査を行っています。


当院では糖尿病の迅速検査機器を導入しており、約90秒で検査結果が出ますので、診察では結果を踏まえた対策が検討できます。良くなっているのか、悪くなっているのかをご自身でも認識していただきながら、反省点や次回までの改善目標の設定などを行っております。

バセドウ病

バセドウ病の症状にはどのような特徴がありますか？

動悸（どうき）、発汗、体重減少、手の震え、疲れやすさなどを生じます。


バセドウ病は、甲状腺ホルモンが高くなる病気です。ひどくなると動悸や手の震えなどの症状が強く出ますが、その前はどことなく調子が悪いのが続くけど、我慢できないほどではないといった症状の方が多いです。重症化すると心不全になったり、治療に時間を要するようになったりします。疑わしい場合は是非ご相談ください。

バセドウ病の検査、治療で心がけていることはありますか？

当たり前ですがしっかりした診断と、患者さまに病気を正しく理解していただくことを心がけております。


甲状腺ホルモンが高くなることで問題を起こす病気ですが、良く似た亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎といった病気があり、それらの鑑別がとても大切です。バセドウ病以外の病気は様子を見ているだけで改善することも少なくなく、不必要な薬を使わないためにもしっかりとした診断が必要です。

当院では日本内分泌学会認定 内分泌代謝科専門医がホルモン検査以外に超音波検査や、自己抗体検査などを行い、状況に応じてしっかりと診断しております。

橋本病

橋本病の症状にはどのような特徴がありますか？

疲れやすい、体重増加、むくみやすい、落ち込みやすいなどの症状があります。


橋本病はバセドウ病とは逆で、甲状腺が低下する病気です。甲状腺ホルモン値が低くなることにより、思い当たる原因がないのに疲れがとれない、体重が増える、“うつ”のようになる、といった症状が出ます。甲状腺ホルモン値や橋本病に特有の自己抗体などの血液検査と、超音波検査などを行い診断していきます。

橋本病はどのように治療を行いますか？

投薬により甲状腺ホルモンの不足を補充します。


不足している甲状腺ホルモンを投薬により補い、甲状腺機能を正常の値に戻すことを目指します。甲状腺の機能は一旦低下すると改善する可能性が低く、薬を飲み続ける必要がある場合が多いので、橋本病は病気と上手に付きあっていくことが大切です。一方で、ホルモンの不足を薬で補充していれば、ほとんど普通の方と変わらない状態になりますし、ホルモンが安定していれば通院間隔も長くしていくことが可能です。

甲状腺腫瘍

甲状腺腫瘍は、どんな症状が出たときに受診したらいいでしょうか？

健診で甲状腺腫大を指摘された場合、前頸部の腫れや違和感がある場合などにご来院ください。


甲状腺腫瘍は、健診の診察で腫大を疑われるほか、頸動脈の検査やほかの病気でCTを撮った際にたまたま見つかるケースもあります。自覚症状に乏しいため腫大を指摘されても、放置され診断が遅くなるケースも少なくないため早めの受診をご検討ください。腫瘍があっても良性腫瘍のことが多いですが、甲状腺癌の場合もあります。受診いただきますと診察、血液検査、超音波検査を行い診断していきます。癌が疑われる場合など、特殊検査や処置が必要な際は大学病院や甲状腺専門病院などの連携医療機関にご紹介させていただいております。

健診で異常が見つかった方へ

健診で甲状腺腫大を指摘されましたが、どんな病気が考えられますか？

甲状腺ホルモンの病気や、腫瘍がある可能性がありますので検査を受けましょう。


甲状腺腫大を疑われた場合は、単純に甲状腺が少し大きいとか、周辺の組織の影響などで大きく見えてしまうといった問題のないものから、バセドウ病や橋本病に代表される甲状腺ホルモンの病気、甲状腺腫瘍など治療を要するものまで色々な可能性があります。検査の結果、問題ないことも多いですが、放置して診断が遅くなるケースも少なくないため早めの受診をおすすめします。

どのような検査を行いますか？

甲状腺ホルモンなどの血液検査と超音波検査を行います。


多くの場合に診察のほか、超音波検査と甲状腺ホルモンなどの血液検査を行います。超音波検査も必要ですかとのお問い合わせもいただきますが、腫瘍系の病気の有無は血液検査ではわからないことがほとんどで、腫大している場合は実際に甲状腺内部を超音波で検査することをおすすめしております。初診時に検査をさせていただき、状況にもよりますが数日後に結果をお話しさせていただく流れになります。