専門医インタビュー

専門医インタビュー(豊川 秀樹先生)|港南ひだまりペインクリニック

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港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅_専門医インタビュー(豊川 秀樹先生)の写真 つらい痛みを身近な環境でスピーディーに緩和することにこだわる医師
院長 豊川 秀樹
取材日:2022年11月2日

豊川 秀樹先生(日本ペインクリニック学会認定 ペインクリニック専門医)にインタビュー

より早く痛みを緩和できるよう、より専門的な治療の提供に注力

ペインクリニックに注力しようと思ったきっかけ・経緯を教えてください。
港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅 ペインクリニックに注力しようと思ったきっかけ・経緯を教えてください。の写真
大学を卒業後に、病院の麻酔科に入局したことが、ペインクリニックに力を入れようと思うようになったきっかけですね。麻酔科は、手術の際の麻酔、救急医療、集中治療などに関わるので、全身を管理するための知識・技術が必要になります。それを身につけていく中で、痛みを緩和する方法の一つである、神経ブロックに関心を持つようになりました。神経ブロックは、手術の際に麻酔と併用するだけでなく、肩こりや腰痛をはじめとする、日常的な痛みの緩和に役立つところに惹かれました。

この医療技術を身につけ、身近な環境で提供できるようにすることで、つらい痛みを抱えた方が病院を受診する負担を少しでも軽減できればと思い、今にいたります。
ペインクリニックとして開院するまで、どんなことに力を入れていましたか?
港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅 ペインクリニックとして開院するまで、どんなことに力を入れていましたか?の写真
勤務医時代は、身体のさまざまな痛みでお悩みの患者さまと向き合う中で、それぞれの原因をしっかりと見きわめる診断力を磨くことを努めていました。特に、三叉神経痛や腰痛の診断、神経ブロックを使った治療には力を入れていましたね。

例えば、三叉神経痛は、頭蓋骨内の血管によって三叉神経が圧迫され、顔などに痛みが出る病気です。顔が痛くて食事はおろか、水も飲めない、顔も洗えないといった症状に悩んでいる患者さまに神経ブロックを施した結果、その日のうちに改善したという例もあります。また、歩けないほどの腰痛で受診され、神経ブロックの注射を打った後、30分ほどで歩けるようになった例もみてきました。こんなに速く患者さまを痛みから解放できるなら、大きな病院を受診する負担をかけずに、より身近な環境で提供できるようにしたいと思ったのが開院のきっかけでもあります。

今後も、慢性的な症状から急性的な症状まで、全身のさまざまな痛みを少しでもスピーディーに緩和できるよう、技術の向上に努め続けていきたいですね。
日本ペインクリニック学会認定 ペインクリニック専門医であることの強みについて教えてください。
港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅 日本ペインクリニック学会認定 ペインクリニック専門医であることの強みについて教えてください。の写真
ペインクリニックは全身のさまざまな痛みを扱う分野なので、痛みの種類やその原因について、より詳しく学ぶことになります。実際、勤務医時代にさまざまな悩みを抱えた患者さまと向き合うことで、痛みの原因を見きわめる診断力や痛み止めに使うお薬の知識も養えました。その経験をいかしつつ、患者さまのご要望も尊重する形で、症状を緩和する方法を提案できるのが今の私の強みですね。

また、私は、開院前、リハビリテーションに力を入れている病院でも勤務医をしていました。痛みの中には、お薬や神経ブロックの注射だけでは改善されないものがありますが、そうした場合に、リハビリテーションが大事になってきます。特に、慢性的な痛み対しては、運動療法がとても役に立ちます。お薬と神経ブロックとリハビリテーション、この三つをうまく組み合わせた治療計画を提案できるペインクリニックを目指していきたいと考えています。

痛みの原因を見きわめ、さまざまな神経ブロックを提案できる

三叉神経痛に対する、神経ブロックのメリットについて教えてください。
港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅 三叉神経痛に対する、神経ブロックのメリットについて教えてください。の写真
三叉神経痛は、脳の三叉神経の不具合によって、顔などに強い痛みが出ます。お薬による治療を中心に行うことが多いですが、うまく痛みが緩和されないこともあり、そうした場合は手術や神経ブロックという選択肢もあります。ただ、私としては、神経ブロックを中心にご提案しています。

手術となると、入院の予約や事前の検査などもあるため、それなりの時間がかかります。他方で、神経ブロックのメリットは、患者さまが納得してくださればすぐに行え、より負担をかけずにスピーディーに痛みを緩和できることです。「神経ブロック注射は痛い」と思っている方もいらっしゃるようですが、鎮静の処置をしてから注射を打つことで、負担は軽減できますので、身構えなくてもよいかと思います。なお、手術後に病気が再発し、痛みに悩んでいるといったケースでも、神経ブロック注射で症状の緩和が期待できます。
神経ブロック注射で帯状疱疹による痛みも緩和できますか?
港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅 神経ブロック注射で帯状疱疹による痛みも緩和できますか?の写真
はい。帯状疱疹は、水ぼうそうと同じように、水痘・帯状疱疹ウイルスによって発症する病気です。全身に水痘のような発疹が広がるほか、顔面神経まひや視力障害をきたすこともあると言われています。治療としては、一般的には内服薬で行いますが、痛みに対しては、神経ブロック注射を併用することで、より早く症状を緩和することが期待できます。ただし、帯状疱疹を起こした後に残る神経痛は、なかなか改善しないこともあるので、強い痛みがあれば、早めに受診することを提案します。

帯状疱疹による痛みは、神経障害性疼痛と言って、神経の傷によるものです。それを改善するために、当クリニックでは、高周波パルスを使った神経ブロック注射など、より新しい治療方法も取り入れています。
腰痛に対しては神経ブロックをどのように活用されていますか?
港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅 腰痛に対しては神経ブロックをどのように活用されていますか?の写真
「腰痛」と一言で言っても、筋膜性のもの、椎間板ヘルニアによるものなど、さまざまな可能性が考えられます。そのため、まずは痛みの原因をしっかりと見きわめるのが大事だと思っています。そうした上で、治療には、お薬や神経ブロックを組み合わせていますね。

急性の腰痛の場合には、神経ブロックを1~2回打っただけで改善されることもあります。他方で、慢性の腰痛の場合には、姿勢のバランスが崩れていることが原因になっている場合もあるので、お薬と神経ブロックに加え、リハビリテーションも重視しています。腹圧を意識して背骨を支える力を鍛える運動療法で、痛みの改善が期待できます。椎間板ヘルニアについては、レントゲン画像で位置を確認しながら行う神経根ブロックや椎間板ブロック注射を提案することもありますね。

より身近で、より早く患者さまを痛みから解放したい、という思いで開院へ

日本ペインクリニック学会認定 ペインクリニック専門医として、これからの展望をお聞かせください。
港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅 日本ペインクリニック学会認定 ペインクリニック専門医として、これからの展望をお聞かせください。の写真
お薬と神経ブロックとリハビリテーション、この三つをうまく融合した治療に今後も引き続き力を入れたいですね。身体に痛みがあると、心理的にもダメージがあるかと思いますので、そうした心理的なケアも含めて、多角的に診断し、治療方法の選択肢を検討したいと考えています。「注射は苦手」「手術は避けたい」といった、患者さまのご要望も尊重しながら、大きな病院を受診する負担をかけずに、より早く患者さまのつらい痛みを緩和できるよう、微力ながらお手伝いできればと思っています。

そのためにも、神経ブロックを取り入れた新しい治療方法を、当クリニックでもいち早く取り入れられるよう、医療情報にアンテナを張り、技術の向上に努めていきたいですね。
ペインクリニックの分野における今後の課題について、どうお考えですか?
港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅 ペインクリニックの分野における今後の課題について、どうお考えですか?の写真
現在、ペインクリニックの分野の医師が不足している点が課題の一つだと思っています。大学病院などの麻酔科の中で、ペインクリニックの知識や技術を持つ医師は、主に手術や救急医療の現場に借り出されてしまいます。そのため、肩こりや腰痛など、日常的な痛みの診療に携われる医師が少ないのが現状です。ペインクリニックの知識や技術を教えられる医師も少なく、なかなか後進が育たないことにも問題を感じていますね。

そのため、NPO法人の活動に参加したり、大学病院で講師を務めたりと、後進の育成にも力を入れています。痛みに対する診断力やペインクリニックの技術を向上するため、少しでも私にできることがあれば、取り組んでいきたいですね。
最後に、痛みに悩む患者さまへ、メッセージをお願いします。
港南ひだまりペインクリニック 上永谷駅 最後に、痛みに悩む患者さまへ、メッセージをお願いします。の写真
私は勤務医時代、病院の麻酔科で、さまざまな痛みに悩む患者さまと向き合ってきました。その中で、神経ブロックによってすみやかに痛みが緩和されるのを目の当たりにし、この治療をより身近な環境で提供したいと考え、開院にいたりました。神経ブロック注射に対して、普通の注射より痛いと思っている方がいらっしゃいますが、神経ブロックにはさまざまな種類がありますので、できる限り痛みを抑えた方法での治療も可能となります。

今後も引き続き、神経ブロックに力を入れつつ、お薬や運動療法と三つの要素をうまく組み合わせ、患者さまのご要望にも寄り添った治療法を一緒に考えていきたいと思っています。つらい痛みを抱えながら大きな病院を受診することを負担に感じている方がいれば、我慢せず、ぜひ当クリニックにご相談にいらしてください。

港南ひだまりペインクリニックの基本情報

医院名 港南ひだまりペインクリニック
診療科目 ペインクリニック内科 リハビリテーション科 麻酔科
標榜科目 ペインクリニック外科,麻酔科(豊川 秀樹)
ネット受付
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住所
アクセス
  • ブルーライン上永谷駅 徒歩1分 

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診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療

9:00~12:00
13:30~17:00

土曜AMのみ
休診日:第2・第4・第5火曜日、土曜午後、日曜日、祝日 臨時休診あり

電話番号

045-353-5525

特徴・設備

特徴
  • 院外待機が可能
待合室
  • 空気清浄器 加湿器 アルコール除菌 無料マスク
設備
  • バリアフリー 個室 リハビリ設備
駐車場

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専門医
  • 日本ペインクリニック学会認定 ペインクリニック専門医

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