泌尿器科

プライバシーに配慮した診療を心がけています
泌尿器をはじめ、排尿障害(前立腺肥大症や過活動膀胱)や尿路悪性腫瘍(前立腺がんや膀胱がんなど)、生活習慣病をメインとした内科疾患まで幅広く診療しています。
当院には、小さなお子さまからご年配の方まで、あらゆる年代の患者さまがおいでになります。そのため、患者さまのお気持ちに寄り添うことを診療方針としており、共感いただいた患者さまが遠方からおいでになることもあります。泌尿器科に関して患者さまがよく口にされるのは「恥ずかしさからなかなか足が向かない」「悩んでいる内容を相談することに抵抗がある」といったものです。
当院では、患者さまにおうかがいする内容を問診票にある程度盛り込み、口頭でお話しいただく恥ずかしさを取り払っていただけるよう配慮しています。院内の空間に工夫を凝らし、プライバシーをお守りすることにも努めていますので、心配はご不要です。
また、結婚を控えた男性にご自身の健康状態と感染リスクを知っていただくための「ブライダルチェック」(※)を推奨しています。通常の健康診断には含まれない項目を検査することができますので、お気軽にご相談ください。
(※)は自由診療です。料金表をご確認ください。
性病検査について
泌尿器系疾患の中でも、性感染症への疑いを抱えて来院される患者さまは、プライバシーの保護を重視されます。当院では、こうした患者さまの思いにお応えする環境をご提供したいと考え、別スペースを設けてカウンセリングを実施しています。
さまざまな面から検査を行い、そのリスクを確認することが、患者さまとそのパートナーさまの健康をお守りすることにつながります。
当院では、梅毒(TPHA、RPR)やクラミジア、淋病(りんびょう)、尖圭(せんけい)コンジローマ、HIV、カンジダなどの検査を実施しています。痛みやかゆみ、尿道への違和感などの症状が出始めた段階で、なるべく早期に受診していただくことが重要です。
更年期障害について
女性の更年期障害についてはある程度認知されてきましたが、実は、男性にも更年期障害が存在することをご存知でしょうか。なかなか元気が出ない、EDの症状がある、肥満がちになるといった不調は、男性ホルモンが低下したことで起こる男性更年期障害の症状かもしれません。
更年期障害の症状は、性欲の減退や疲労感、激しい気分の移り変わり、睡眠上の障害、筋力の低下、内臓脂肪の増加などが現れます。こうした症状に悩んでおられる方は、まずはお気軽にご相談ください。
診断に際しては、うつ病との区別が必要になりますが、更年期障害であるか否かは、血中のテストステロン値を測定することで判断可能です。簡単な検査になりますので、ご心配には及びません。更年期障害であると診断されれば、男性ホルモン(テストステロン)を補充する治療を進め、症状の改善を目指します。
膀胱炎について
女性に多い泌尿器系疾患のひとつが、膀胱炎です。仕事中の排尿を我慢することなどで引き起こされる急性膀胱炎に関しては、軽度であれば、抗菌剤による治療や簡単な筋力トレーニングで対応することができます。
泌尿器科にかかる気恥ずかしさから内科を受診する方も少なくない中、ご注意いただきたいのは、膀胱炎以外にその原因があった場合です。服薬がかえってその症状を悪化させる可能性もあるため、当初から泌尿器科を受診し、詳細な検査を受けていただくことをおすすめしています。
また、早期に対応せず、受診を引き延ばしているうちに逆行性感染を引き起こす可能性もあります。逆行性感染を起こした場合は、急性腎盂腎炎を発症したり、高熱が出たり、背部に痛みを感じるといった症状の悪化も懸念されますので、早期にご対応ください。膀胱炎の場合は、再発の可能性も高く、定期的な検診をおすすめしています。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
過活動膀胱について
過活動膀胱とは、突然現れる強い尿意(尿意切迫感)や頻尿、もしくは切迫性尿失禁といった自覚症状を伴う疾患で、日常生活を送るうえで大きな困難を感じる患者さまもいらっしゃいます。突然お手洗いに駆け込みたくなる、尿意を催すと漏らしてしまうなどの傾向があれば、この疾患の可能性が高いため、ぜひ泌尿器科を受診してください。
当院では、超音波を用いたエコー検査や尿検査、丁寧な問診を行って診断します。なお、患者さまの症状によっては、内診や尿流量検査を実施して、ご自宅での摂取水分量や排尿時間、尿量などを記録していただくようにお願いする場合もあります。尿検査において細菌の存在が確認されなければ、過活動膀胱として内服薬を処方し、症状を緩和してまいりますので、お気軽にご相談ください。
おねしょについて
お子さまのおねしょがなかなか治らないと悩んでおられる親御さまは後を絶ちません。周囲のお子さまの様子から、お子さまの状態を悲観する親御さまもおられます。しかし、おねしょはお子さまの成長に合わせて自然に消えていくことがあるため、さほどご心配されず、見守っていただきたいと考えています。
5歳以上(年長)のお子さまご自身がおねしょを改善したいとご希望の場合は、生活習慣などのヒアリングを行い、改善に向けたアドバイスをします。夜更かしをしない、静かな中で眠りにつくといった生活習慣の改善や、なるべく尿を我慢して膀胱の容量を増やす訓練などにも取り組みます。
こうした生活指導を行っても改善が見られない場合には、夜間尿量をコントロールする内服薬や点鼻薬、抗コリン剤などを処方し、1年ほどのスパンで経過を確認いたします。
内科

内科と泌尿器科の密接なつながりを考慮した治療法をご提案します
泌尿器科と内科に深いつながりがあることを皆さまはご存知でしょうか。泌尿器に関するお困りごと、お悩みごとを改善しようとその原因を探るうちに、内科疾患が発見されることもあります。
内科と泌尿器科に関わる疾患で代表的なものは、高血圧症や糖尿病、高尿酸血症といったものが挙げられます。当院では、風邪や花粉症はもちろん、泌尿器系疾患につながるおそれのある高血圧症や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の治療も行っています。また、インフルエンザの予防接種(※)にも対応しています。
塩分を過剰に摂取しますと、血圧が上がり、それに伴って増加した血液が腎臓に流れ込むことで尿量産生過多になります。また、糖尿病の患者さまは、血糖値が上がることで尿量産生過多になり、頻尿という症状が現れるわけです。
泌尿器科を得意とする医師が診断する場合、服薬によって頻尿を改善する治療法を選択するケースがあります。当院ではさらに内科の知見から診断を行うことで、より治療法の選択肢を広げています。
また、超音波検査を行い、患者さまの現状をしっかり説明したうえで、治療方針を立案いたします。加えて、患者さまのご要望に即したかたちで、よりよい治療方法をご提案できるよう全力を尽くしてまいります。
(※)は自由診療です。料金表をご確認ください。
生活習慣病
当院では、風邪や花粉症はもちろん、高血圧症や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣の治療にも取り組むことで、泌尿器系疾患の予防にも注力しています。生活習慣病の治療は一朝一夕にすむものではありません。
生活習慣病の中で、患者さまの数が多い高血圧症は、生活習慣を改善したり、薬を服用したりする必要があります。症状が進めば、頻尿などの泌尿器系疾患の合併もあるため、できるだけ早期の受診をおすすめしています。
また、糖尿病の患者さまには、数ヶ月にわたる食事療法や運動療法を行っていただき、その結果を確かめつつ治療にあたります。糖尿病には、頻尿などの泌尿器系疾患を含む多くの合併症があります。当院では、低血糖に注意しながら、患者さまお一人おひとりに即した治療法を探ってまいります。
すがわら泌尿器科・内科の基本情報
診療科目 | 泌尿器科 内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
神奈川県横浜市港北区綱島西2-16-19 第2吉田ビル2階地図
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アクセス |
■バスでお越しの方 提携駐車場有り(380台) 近隣に提携駐車場がございます。 |
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診療時間・休診日 |
休診日 木曜・日曜・祝日 土曜診療
休診日:木曜、日曜、祝日、第5土曜 当院ではインターネットからの受付も可能です。但し、先に直接来院された患者様がいらっしゃった場合にお時間通りにご案内できないことがございます。ご了承くださいませ。 |
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電話番号 |
045-544-8222 |
特徴・設備
設備 |
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駐車場 |
提携駐車場有り(380台) 近隣に提携駐車場がございます。 |
サービス |
クレジットカード利用不可
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専門医 |
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関連リンク
掲載している情報についてのご注意
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おすすめポイント
ポイント1
膀胱内視鏡検査で、膀胱がんを早期発見
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医が、膀胱内視鏡検査に対応。超音波検査では発見できないような膀胱がんを見つけることもできます。
ポイント2
泌尿器と内科の疾患を併せ持つ方を総合的に診療
頻尿や尿もれといった症状があり、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病を併せ持つ方でも、内科を含めたかかりつけの医院として総合的に診療を受けられます。
ポイント3
最寄りのバス停徒歩約1分、綱島駅徒歩約6分
東急バス「綱島西二丁目停留所」より徒歩約1分、東急東横線「綱島駅」からは徒歩約6分です。契約駐車場もあり、患者さまには30分の無料券を差し上げています。